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元英雄 これからは命大事にでいきます  作者: 鉄馬 メウ
第一章 異世界帰還編

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八雲ピンチ、赤髪の高校生に絡まれる


「お~、ばーちゃん寝てろってるだろ!!」


「なに言ってるんだい、ちょっと体調が

悪いからって、じっとしていられるかい!!」


「本当は辛いくせして無理しやがって(小声)」


「ほら、学校行っておいで、はい、お弁当!」


「わあったよ。行ってくる。」


「行ってらっしゃい!!」



男は学校へと向かう。


「………………待ってろよ」



……

………

…………


スマホが鳴った、確認すると、神薙からだった


「またか~もしもし」


「八雲君、部長がまた呼んでるよ‼️」


「鬼人村の件は代門先輩が報告したんだろ

なんでそんなに僕に聞きたいんだ?」


「代門先輩は鬼達家族に会ってないから、

詳しい内容がわからないじゃない。それで

直接話をした八雲君に話を聞きたいんだよ~

だってあの有名な前鬼と後鬼だよ‼️」


「う~ん、それならさ~神薙が説明すれば良い

じゃないか~」


「アハハ、私説明苦手なんだよね~」


「知るか~(。>д<)」

「は~仕方ないな~授業が終わったら行くって

言っといてくれ」


「了解~( ´∀`)/~~」


神薙との電話が終え昼飯の続きを食べる。

この学園では妖精である先生を隠す

必要性がないので教室でご飯を食べているのだが、


「リームちゃんこれ食べる。」

「リームちゃんこっちも美味しいよ」

「リームちゃんバナナ持ってきたんだ食べて」


「うむ、うまいのじゃ(*`ω´*)」


「キャー、リームちゃん可愛い」


今はこの教室では先生は大人気、

可愛い可愛いと言われ飛び回っている。

隠れるどころか目立って目立ってしょうがない。


「うむ、ここはなかなか良いところじゃ」


「先生がお満悦で良かったですよ(  ̄- ̄)」


先生が楽しそうで良かった。今まではこっちの世界に

無理やり連れてきてしまい申し訳ないと感じていた。

先生に聞くとそんなこと気にするなとか、

新鮮な気分になって良いとか言うけども

気を使って言っているだけだと思っていた。

しかし、どう見ても楽しんでおられる。

問題なしだね p(^^)q


「ね~八雲君リームちゃんとはどこであったの」


「……………えっとだな」


あれ、どうすれば良い、異世界の話しは基本なし

だよな、言ったらなにを追及されるかわからん。

どうしよう~


「ね~ね~八雲君私もリームちゃんみたいな

可愛い妖精をゲットしたいの~」


「八雲に聞いても無駄じゃ、我が偶然八雲と会って

着いてきているだけじゃからな~」


「え~そうなの~リームちゃん教えてよ~」


助かった、先生が気を利かせて上手くはぐらかして

くれた。ふ~良し。


「八雲、ちょっと良いか」


「どうした、なんか用か」


クラスメートの男子が深刻な顔で話し掛けてきた。


「八雲、おまえ何かしたのか?ここ最近この辺で

おまえのこと聞きまわっているやつが

いるらしいぞ、しばらく気を付けた方がいい‼️」


「そうなのか?サンキュー気を付けるよ」


「そうだよな~雷様や前鬼様の件以外も

こっちに戻ってからちょこちょこと妖魔案件に

からんじゃってるからな~厄介ごとが、

あっちから来る可能性があるか」


「は~、いつになったら普通の生活が

できるんだろ~」


……

………

…………


「先生食べすぎじゃないですか?」


「何を言っているのじゃ、いいか乙女にとって

スイーツは別腹なのじゃぞ‼️」


「乙女って先生………」


八雲は思う。先生は乙女って歳じゃない。

なにより何その腹の出っ張り、乙女として

どうなんですかと‼️」


「な~八雲、今日もライちゃんのとこ

行っていいかの~」


「良いですけど、相変わらず仲良いですね‼️

結構遠いので気を付けて下さい。あと

飲みすぎて相手に迷惑かけないで下さいよ」


「わかったわかったのじゃ、では行ってくる

ジュワっと\(・o・)/」


先生は飛び立っていった。

さて僕は帰るとしますかね~



しばらく歩いていると、前から赤髪の男子高校生が

歩いてきた。赤髪と服の着こなしからなんか

不良って感じだ。昔の僕なら絡まれてボコられて

だろうな~


八雲は男子高校生とすれ違う


「やっと、見つけたぞ!!」


横を見ると男子高校生にメンチを切られていた。

八雲はとっさにヤバいと思い2歩下がった。


「なんだなんだーずいぶんしけた面してる

じゃねいかよ~」


ヤバい現在進行形で絡まれている。

こんな時の対処方はどうすれば良い。

八雲は心の中で頭を抱えた。


「おい、まさか忘れた訳じゃないだろうな~」


「えっと、どちら様で?」


「はっ、忘れてるだ~‼️ 煩わしい………」

「うむ、思い出させてやる‼️」


その瞬間左腕と脇腹に衝撃が走る。

八雲は50m以上吹き飛ばされ、近くの川に落ちた。


「ぷっは~、くそ痛ってぇ~」


川から出た八雲の左腕は大きく曲がり、

口からは血を大量に滴らせていた。


「は~は~左腕と肋骨3本は逝ったか!!

く、内臓もやられたなこりゃ~」


「おいおい、思い出させてやろうかと思って

やったら、ずいぶん弱っちいじゃないか?」


咄嗟に腕にオーラを集めてガードしたつもり

なんだけどな~易々と吹っ飛ばして来やがった。


俺じゃ相手にならないレベルだ!!どうする。

ライフを使うか、………………おそらく勝てないが…………


八雲は動くことができずにいた。


男子高校生は頭を掻きながら面倒くさそうに

言った。




「人間は本当に邪魔だ


これ以上私を


わずらわすな。」




……………なんだ、このワード聞き覚えがある。




「………………いつまで待たす、この魔王牛鬼様を!!」



「………………………」

「牛鬼!!!」


八雲は恐れを感じライフを発動する体勢に

はいるが、目にも止まらぬ速さで首を捕まれ、

持ち上げられた。


「ぐくっ」


「慌てるなこの程度で、昔はもっと堂々と

していたぞ、あまり失望させるなよ勇者八雲よ

私はな、こう見えて貴様を、認めているのだ。

なにせ魔王であるこの牛鬼様を倒した男だからな~

ま~私も油断していた面はある。次に戦うことに

なれば、私が勝つがな~アッハハハって

聞いておるのかー」



「…………チーン」



八雲は屍のようだ……………




「ア~~~しまった首を締めたままだった~」




「お~い起きろ~起きろ……………………」









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