八雲ピンチ、八雲 VS 前鬼、後鬼 ???
「村長さん終わりましたね。お疲れ様です。」
「おーすまんの八雲くん、お疲れ様じゃ」
なんとも言えない気分なのだろう、
達成感があれど悲しみと後悔が心のなかで
渦巻いている。そんな顔をしていた。
「やったね八雲君、私達の大勝利だね。」
「おいおい、あんまり浮かれていると
フラグ立っちまうからやめろよ~」
神薙が浮かれながら八雲に声をかけ、
八雲も正直浮かれてしまった。
(だって終わった感じがメッチャしたんだもん)
「ね~あれ何かな~」
(そう、必然だったのかもしれない。最期まで
油断してはいけないとフラグが立つと。)
「いかん、結界にヒビが入っておる。
結界が破れてしまう。」
「え~どうしようどうしようどうしよう八雲
((‘д’o≡o’д’))…………あたふたあたふた」
「落ち着けアホ神薙、慌てると余計まずい」
「村長さんなんか方法ないですか?」
「う~ん、結界の破損を修復するには、
結界の中にある水晶を新しい物に変えるしかない
だが問題があるのじゃ。恐らく起きておられる
前鬼様と後鬼様がいるあの結界に入らなければ
ならんのじゃ」
「それってお二人と戦うことになる
かもしれないってことですよね。」
「さすがにもう疲れたのに、「は~」」
「八雲、分かっていると思うが、中にいるのは
相当強い。いまの八雲では倒せんぞ。」
「くっ結界がもたん非常時の結界を張らなければ、
し、しかし結晶を変えねばならん~」
「……………行くしかないか」
「時間がありません村長さんは非常時の結界を発動
して下さい。俺が水晶を替えてきます。」
「わ、わかった。行くぞい」
八雲は鬼門へと向かう。
「八雲ちょっと待って、私も行くよ」
「ダメだ危なすぎる。今回は守り切れない
だから待っててくれ‼️」
「いや、絶対にいやー」
「しかしだな~」
スゴい真剣な目で見られたじろぐ八雲
「私も行く」
神薙まで行くと言い出した。アホ、これ以上
面倒を増やすな~と心の中で叫ぶ八雲
「八雲、たぶん無理だぞ。この二人の説得は
時間もないし連れていくしかないのじゃ」
「しかし」
「大丈夫じゃ、わしの隠蔽魔法でごまかす」
「問題なしじゃ」
「分かりましたよ。2人とも先生から離れるなよ」
「うーん ("⌒∇⌒")」※凛
「わかった~ (*≧∇≦)ノ」※神薙
「鬼門を通り結界に入る八雲達、いったい
どんな危険が待ち構えているのか好ご期待」
「変なナレーションつけるな~」
「あ、いたい~」
八雲が神薙にチョップをかます。
何でこんなに緊張感ないのコイツは
結界に入ると中は別世界といった感じだ。
何十年何百年前の古い民家が点在している。
「とにかく今は水晶だ、たしか真っ直ぐ行くと
大きな建物があるらしいまずはそこに行く」
八雲達は警戒しつつ道に沿って真っ直ぐ進むと
大きな屋敷が見えた。まだ1km以上離れているにも
かかわらず、恐ろしい殺気が放たれていた。
「八雲、こんなの初めてだよ、身体があそこに
行くのを拒絶している。震えが止まらない」
「私もだよ~なんなのこれ、これが鬼神の力」
2人は過去に体験したことのない恐怖を感じていた。
身体が言うことを利かない。前に足を踏み出すことが
できないのだ。
「仕方ないね‼️凛、神薙君たちはここで
待っててくれ」
「ダメだよ八雲………死んじゃう‼️」
「………心配かけてすまないな、でも行かないと
いけないからさ、出来れば元気に送り出して
ほしいな」
八雲はそっと凛の頭に手を当て優しく撫でた。
凛からわずかに涙が溢れるが、すぐに袖で
拭き、八雲を見つめて「わかった」と頷く。
「八雲君、ごめんね力になれなくって、
私今度はもっと強くなるからー」
八雲をは優しく笑い、神薙に「期待してる‼️」と
声をかけ屋敷に走り出すのだ。
八雲とリーム先生は屋敷の門までいき、
足を止めた。
「八雲、分かっているか、このオーラは
魔王軍の幹部クラスじゃ、まともに戦えば
勝ち目はないのじゃ」
「わかってます。正直肌が脅威をヒリヒリ
感じています。最悪ライフは使わないと……
話にならないレベルの闘いになるでしょう。
寿命が縮まりますが、死ぬよりマシです。」
「わかったのじゃ、我も全力でフォローする
のじゃ、いくぞ八雲!!」
「はい先生」
八雲は決死の覚悟で門を開いた。
「あんた~何度言えばわかるんだ~い!!」
「かーちゃん、かんばぼべぼほ~」
屋敷に入ると大きな赤鬼の男が細身の青鬼の女に
凄まじい速さの殴打のラッシュを受けていた。
「かーちゃん、許じて…ぐぐるしい」
「はぁ~許して欲しければ地面に顔を擦り付けて
許しを乞うんだね。オラ」
赤鬼の男は青鬼の女に首を締め上げられ
勢い良く地面に叩きつけられた。赤鬼は
許しを乞うため地面に顔を擦り付け続けた。
最終的には顔のみで逆立ちしていた。
「あんた~なめてるのかーい!!」
青鬼の女は赤鬼の男を躊躇なく腹に拳をめり込ませ
赤鬼は吹っ飛んでいった。
「八雲やあれはなんじゃ?」
「先生わかりません……………」
八雲とリーム先生は呆然として立ち尽くしていると、
「ねぇ~ねぇ~お兄ちゃん人間さん」突然声をかけられた
そこには小さく可愛らしい赤鬼がいた。
「あ、えーと、そ、そうだよ」
「わーすごいすごい」
俺は動揺しまくっているのに対し、赤鬼の子供は
跳びはねながら喜びを表現していた。
「ねぇ~ねぇ~お兄ちゃんお話しよ~しょ~」
「うん、いいよ。でもその前にあれどうしたの?」
「あれはね~お父ちゃんが黙って酒をちょこっと
ずつ飲んでいたのが見つかったのとゴミ捨てを
忘れたから、かーちゃんにしばかれてるんだよ。
( ^ω^ ) えへ~」
赤鬼の子供は可愛く笑いながら夫婦喧嘩の内容を
教えてくれた。
「……………夫婦喧嘩かいー」※八雲
「……………夫婦喧嘩ってなんなのじゃー」※先生
「ねぇねぇ遊ぼ遊ぼ」
「あーえーとだな、お兄ちゃんな、ちょっと
やらないといけないことがあって、よっと
この水晶を交換しに来たんだけど、どこにあるか
知ってるかな?」
「うん知ってるよ。こっちこっち\(^^\)」
赤鬼の子供に引っ張られ行くと…………
「おい、これはひどくな~い」
「何でここにおいてあるのじゃ?」
「これはね~白菜、きゅうり、大根を
美味しく食べる為に浸けてるんだよ。」
「この上にのっているのは何かな~」
「しらないの~お兄ちゃん浸物石だよ」
「なんでーここに水晶があるんだよ~」
八雲は叫んだ想像を超えたこの状況に、
「どうしたの坊や」※青鬼
「何かあったか坊よ」※赤鬼
「…………………」※八雲、先生
「…………………」※青鬼、赤鬼
「あーーーーーーーーー」全員
「なんで、ここに人間がいるんだ?」※赤鬼
「そうですね~ここには人間は立ち入らない
はずですが」※青鬼
「あーえーとですねー」
八雲は考えた、これは正直に言ったら殺される。
実は皆さんの封印をしにきまして~てへ
「ダメだームリムリムリどうすれば良いんだ~」
八雲が頭を抱えていると
「あー封印の水晶を持ってきたのかー」※赤鬼
「やべー水晶まる見えじゃん」※八雲
「あらーちょうど良かったは、漬物をもっと
作りたかったの、それ頂けます。」※青鬼
「あ、どうぞ」
「ありがとうございます」※青鬼
「…………………あれ、俺がおかしいのか?」
八雲は考えた、しかし全くわからない
……………うん考えるの止めよう。なるようになれー
鬼達に事情を話した。結果驚愕の事実が…………




