鬼羅村長の因縁、八雲達VS 黒鬼
八雲達は鬼門に到着した。予想通り鬼が大量発生
餓鬼どもを取り敢えず一掃していく。
「大鬼が10体か多いな~」
「何でそんな軽い発言が出るのよ。
1、2体なら何とかなるけど多すぎでしょ」
「なに言ってるんだよ5体は確認済みなんだから
1、2体はおかしいだろ、ちょっとは増えてるけど」
「ちょっとじゃないわよ。どうするのよ!!」
「八雲さん達言い合いをしている場合では………」
「すいません、村長」
「仕方ないのじゃ、我が相手をしよう
ここはまだ環境が良いから十分行けるのじゃ」
「先生おねがいします。」
リーム先生は詠唱する。大鬼の真上に
魔方陣が発現した。
『ウィンドプレス』
空気の塊が大鬼を潰して行く。しかしさすが
大鬼と言うべきか、片膝を着きながら
何とか耐えていた。本来ならこれで
ぺちゃんこにつぶれている。
「スゴい、大鬼の動きを止めている。
これなら攻撃し放題じゃん」
「そう言うことじゃ、さっさとやってくれ、
止めるのも結構疲れるのじゃ」
「皆、近づき過ぎずに攻撃してくれ」
「「分かった」」
大鬼達を撃破していく八雲達、村長は
驚きながらも何とかなりそうだと安堵しながら
周りを見回していると、鬼門の近くに
人が立たずんでいることに気づく。
「あ、あいつがなぜいる」村長は驚愕し震えた。
「ふ~終わりました。先生もう大丈夫です。
ありがとうございました。」
「疲れた疲れた、早く帰って甘いチョコバナナが
食べたいのじゃ」
「分かってますよ。先生」
大鬼が片付き軽く雑談していると、村長が
いないことに気づいた。周りを見渡すと、
鬼門のそばで誰かと喋っていた。
「あれ、誰かな~八雲」
「わからないけど、2人共行こう。」
八雲達は鬼門に向かう。そこでは
村長が悲しい顔をして喋っており、
なんか、複雑な関係の人なのだろうか?
「村長さん、どうしたんですか?
この方は村人の方ですよね」
「はい、その通りです。この者は幽鬼と
言いまして、私の旧友であり…………………………………
村の掟を破った為、私が殺したはずです。
「「「……!!!!!」」」
八雲達は驚きながら、幽鬼を見ると人では
ないことが分かった。身体を持たず魂のみの存在
「幽霊がいるんだ~」
「初めて見たけど普通の人に見えちゃうね」
「2人共なに言ってるのよ。鬼とか妖精が
いるんだから幽霊がいてもおかしくないでしょ」
八雲と凛は神薙に諭され、たしかにと納得、
八雲は神薙にツッコミをいれられ、油断したと
少し落ち込んだ。
「幽鬼なぜここにいる?死んでなおお前は
前鬼様と後鬼様に取り憑かれているのか❗️」
「鬼羅よ! なぜお前はわからん我らが神を
ひと目みたいと思うのが、何がおかしいのだ。
………お前は結界に入っているから私の思いが
わからんかー
…………私はお二人の神にお会いしたいのだ。」
「何度も言ったはずじゃ、危険だとお二人は
崇めるべき神なだけではない荒ぶる神だと
良いか無闇に近づけば食い殺される。」
「………クックック、よいよい私は死んでおる
お前に殺され、この場所の地縛霊となった
10年に1度この洩れでたお二人オーラで
私は身体を具現化できる。実体を持つことが
できるのだ~さらに鬼達との繋がりが出来て
私の思うままに操ることができる。
お前への復讐も果たせるわー」
幽鬼から黒いオーラが溢れでる。
「………………そうか、お前の仕業じゃったのか
わしの責任じゃな、判断を間違いたようじゃ
もっとお、お前と対話をするべきじゃった。くっ」
村長は悔しさを滲ませ、過去を思いだし、
涙を浮かべ語った。そして決意する。
「わしが改めてお前に引導を渡そう」
村長からオーラが溢れ鬼のように角が生えた。
「鬼羅よ、さすがだ、お前くらいじゃ、
その変身が可能なのは、だか私も昔のままではない
お二人のお力を頂いた私は本物の鬼だー」
幽鬼は徐々にすがたを変え鬼へと変異していった。
「幽鬼、もう昔のお前はおらんのじゃな
鬼として討伐してやろう‼️。」
「村長さん、私達もお手伝いさせて頂きます。」
「邪魔だ!!、私と鬼羅の闘いのな!!」
どんと地鳴りが響く、幽鬼の後ろに突如
鬼が落ちてきた。今までと違い黒の鬼
異質なオーラを放っている。
「こいつは大鬼を食べさせた。大鬼の集合体
鬼達の痛みと苦しみが呪いとなり、異質な
存在となってしまったが、面白い存在だろ。
「八雲、あいつは強い怨念の塊だよ
昔一度似たようなやつを見たことがあるけど、
普通に倒すと呪いを受ける。浄化の力が必要」
「呪いか厄介だな~とにかく止めは俺が刺すから
2人は下がれ。」
「八雲なに言ってるのそんなのダメだからね‼️」
「そうだよ~」
「大丈夫だ、なんの対策もない訳じゃない
信じてくれ。」
2人は複雑な顔をしてお互い目を合わせ
ため息をしてから「分かった」と返事をした。
凛は心配ではあったが自分には対策が
思い付かなかった。今もモヤモヤした気分で
八雲を見つめる。




