妹のためなら、兄は鬼にもなる(/≧◇≦\) こわ~
露鬼兄妹達を置いてきて、村長の家で作戦会議
まずは討伐クラブのメンバーと自己紹介をした。
思っていたより普通で、僕は戦闘狂みたいな奴が
現れるのかと思ったが杞憂に終わった。
作戦は決まった。まず通常通り村人達が
現れた餓鬼達を駆除、餓鬼達が想定以上に
増えた場合、大鬼が現れた場合には、
僕達も戦闘に参加する。
僕達は二手にチームを分ける。
討伐クラブのメンバーとその他の特別チームだ。
この分かれ方は、討伐クラブのメンバーからの要望で
知っているメンバーの方が連携が取りやすいから
だそうだ、ま~当然ではある。
「何とかなるだろう」
「また悠長なことを言っておるのじゃ、
ま~肩肘張ってるよりかは良いのじゃ」
「だが、油断はするでないのじゃ」
「先生の特訓のおかげで、異世界の闘いを
思いだしましたので、大分調子が良いです。
特にこの場所は自然が多いから精霊を多く
感じます。」
「良いのじゃ」
「八雲、どうしたの?」
「何でもない、それより凛、絶対無理は
するなよ、本当は連れていきたくなかったんだ‼️」
「大丈夫、あれからおばあちゃんにしごかれて、
私強くなったんだよ」
「そんな簡単に強くなれたら苦労しない」
呆れつつも、凛を守ると気合いを入れる。
「八雲君、芽鬼ちゃんがお話したいって、
来てるけど!」
「僕に用なの?なんだろう」
八雲は芽鬼ちゃんのところに向かう。
「八雲さん、すいません呼び出しちゃって!!」
「気にしないで、僕になにか用?」
「露鬼お兄ちゃんが凄く褒めてたから、
どんな人か気になっちゃって!」
「いや、普通なんで面白味もないよ」
「そんなわけないです。露鬼お兄ちゃん
今まで、あんな風に興奮して他人の人の
話したことないもん。」
「そう言われてもな~」
「じゃ、外の話を聞かせて、私、村の外に
出たことないの。ね~」
かわいい、どこに露鬼の面影があるんだ
兄妹とは思えない。
仕方ないな、…………少し話でもするか、
楽しくなりそうだし………
「わかったよ」
「やった~ あっちに良い景色の場所が
あるんで行きましょう」
八雲達は移動した。
それから外の世界と露鬼について話をした。
芽鬼ちゃんは終始目をキラキラさせながら
話を聞いていた。特に甘いお菓子が
話の中心になった。
「アイスクリーム良いな~、冷たくて甘い
食べ物なんて、どんな味がするのかな~」
空を見ながらどんなものかを想像して、
味を感じているんだろう。
「あ、そうだ、アイスクリームはないけど、
チョコレートがある」
「チョコレート?」
「冷たくはないけど甘くて美味しいんだぞー
ちょっと待って」
八雲はミルクの板チョコを割って渡す。
「はい、どうぞ」
八雲は芽鬼ちゃんに小さな包みを渡す。
芽鬼ちゃんは恐る恐る包みを開けて、
『なんだろうと』と思い手を止めた。
「芽鬼ちゃん食べてみな、すっごく甘いから」
芽鬼ちゃんはゆっくりとチョコを口に入れた。
その瞬間、「美味しい、なになにこれすっごく
甘い」芽鬼ちゃんはハシャギながらチョコを食べる。
あんまり嬉しそうだから全部あげてしまった。
仕方ないよね~可愛かったんだもん。
※代門先輩ではありません‼️
しばらく芽鬼ちゃんと雑談していると、
殺気を感じた。そこには2人の鬼が、
「あ・に・き・い~妹と何してるんですか~」
「テメー命はないと思え~」
「お前達絶対仲良いよな~」
僕の前に芽鬼ちゃんが立つと、冷たい声で
「お兄ちゃん、邪魔、あっち行って‼️」
「「め、芽鬼しかしだな~」」
「邪~~魔~~なーの」
「芽鬼ちゃん、お兄さん達心配で仕方ないんだよ。
今日はこのぐらいで、明日の準備もあるしね」
「え~八雲さん………分かりました。
ご迷惑かけてすいません」
「迷惑なんてことないよ。また後でね‼️」
何とか露鬼兄妹から逃げ、代門先輩と
合流しようと思ったら、目の前に
小さな鬼がいた。やけに精巧な銅像があるな、
気持ち悪いし、ヨダレまで垂らしてある。
こんなの作るなよ。
「ぐる」銅像の首が動いた。
やっぱり気持ち悪かった。…………??「あれ」
「キャーキャーキャ」
「本物の餓鬼だー!Σ( ̄□ ̄;)」
餓鬼は八雲に飛びかかる。 取り敢えず
デコピンだー「グゲ」餓鬼は変な声を出し
吹き飛んだ。
「エアブレード」
先生の魔法により一刀両断、餓鬼は
煙になって消えた。
「なんで餓鬼がいるんだ。
明日だろ出現するのは!!」
「ワオー、ワオー、ワオー…………」
「なんだ、この鳴き声は?」
「恐らく非常事態じゃ、式犬が警報として、
皆に伝えているのじゃ」
「これは早く皆と合流した方が
良さそうだな! 行くか」
その頃、神薙達は餓鬼達に囲まれていた。
「神薙さん、こいつら気持ち悪いです‼️」
「確かにね‼️、でもなんで?、明日じゃないの」
「泣き言言ってないで、倒すんだもん」
そう言って、1匹の餓鬼を経典で縛り上げ
消滅させた。
「神薙さん、代門先輩のあれなんですか?」
「代門先輩は名家の陰陽師のらしいよ。
今のは経典を帯のように伸ばして、
餓鬼に巻き付きて経文の浄化の力で、
消滅させたの」
「凄いですね、初めて陰陽師を見ました」
「凛ちゃんこっちも来たよ、構えて」
神薙は5本の剣を空中に展開、餓鬼に
一気に近づき走り抜けるように、5体の
餓鬼を切り捨てた。
「神薙さんも凄いです。カッコいい」
「そ、そう、えへへへへ(*´∀`)つ」
「あー神薙さん後ろ~ えい」
調子にのった神薙は油断しまくり、後ろから
餓鬼が飛びかかる。凛はとっさに石を拾い、
餓鬼にぶん投げた。
「グゲ」餓鬼の顔に命中した。
「えい」神薙は餓鬼を切り捨てた。
「何やってるんだ、気を付けるんだもん」
「すいません、凛ちゃんアシストありがとう」
「はい、うまく当たりました。」
そうこうしていると、餓鬼がどんどん
集まってきた。
「聞いていたより大分多いだもん」
「確かにそうですけど、大したこと
ないですから問題なさそうです。」
確かに今いるメンバーで問題はなさそうだ、
討伐クラブのメンバーも着実に餓鬼を
倒して減らしている。だが不安が頭によぎる
だもん
「お~い、皆大丈夫か?」
「八雲、どこ行ってたの~(*`ω´*)」
「え、ちょっと芽鬼ちゃんとお話しして………」
なんか、凛さんがご立腹だぞ、なぜだ‼️
「こら、ボサッとするなだもん、団体さんが
到着だもん」
餓鬼が30体以上同時に現れた。
これはヤバイ、こっちの3倍だ‼️
「あの~ここは私に任して下さい。」
凛はそう言って、僕達の前に立つ‼️
「凛下がれ、危ないぞ」俺は声をかける。
「まだ、うまく制御できないかもしれないから
敵が集まっていた方が良いの!!」
「いきます」凛はオーラを放出、オーラが
全身に漲り、半身の構えをとる。
「焔式、熱の波紋」
凛は半身の構えから正拳突きを繰り出し
拳を直前で手を広げた。
「ギャーギャーギャー」
餓鬼達に強烈な熱風が吹き抜ける。
どれだけの温度かわからないが、
餓鬼達は焼け爛れ次々消滅していく
全滅した。
音羽さん、貴方はお孫さんに
どんな魔法をかけたんだい…………
凛がめちゃ凄くなってる~




