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元英雄 これからは命大事にでいきます  作者: 鉄馬 メウ
第四章 結城との再開

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精霊闘気 亜種『闇』 死の風


八雲から放たれた黒い蛇の怪物は

7匹8匹と増えていき最後には10匹になり

リームと赤城を襲う。


『エアバレット』※リーム

『業火球』※赤城


蛇の怪物の頭に魔法が当たり弾くが

少し動きを止める程度で明確なダメージを

与えられていない。


赤城とリームは蛇の怪物の攻撃を空を飛び躱す。


「硬いというよりは、魔法が当たったそばから、

威力が殺されている?」


『そうじゃ、あの黒いモヤは『死の風』と呼ぶ」


「死の風?」


「闇魔法の一つじゃ、通常ではあのように纏って

使うことはない。………と言うよりは使えんのじゃ」


「フッ、確かにあんなのを纏っていたら、力を失い

いずれ死ぬ!」


「死の風、その効果は相手の生命エネルギー、

つまりオーラを吸い取る。あの状態は八雲に

とっても非常に危険


精霊闘気 亜種『闇』 死の風じゃ」


蛇の怪物はどこまでも追いかけてくる。

2人は排除したいと思うが、接近戦は

リスクが高いと感じ距離をおく。


「…………やはり逃げてばかりはではな………」


赤城は突如止まる。


「おい、どうするつもりじゃ!」


『武装 業火(ごうか)双斧(そうふ)


朱い斧を両手に蛇の怪物に突撃


赤城は斧で首を切断


高速で移動しさらに一匹と次々と倒していく赤城



赤城は強い視線を感じる。


八雲がジーッと赤城を睨み動かない。


赤城は何かうすら寒いものを感じた。


「魔王視線を切れ、死ぬのじゃ!」


咄嗟に自分の前に炎の壁を発生させる。


「ハァァァァーーー」※八雲


八雲は腕をだらーんと脱力させ、

一気に跳躍して炎の壁に突撃、

ギリギリで斧を使い攻撃を防ぐ。


「グッー」

歯を食いしばり耐える。


想像以上に力があるじゃねーか、

だか耐えれない力じゃないんだよ!


「ハァァァァーーー」※赤城

斧で八雲を弾き飛ばすが、死の風が赤城を

既に覆っており逃げ場がない。


「チッ」

『エアカッター』

リームが魔法で赤城の側面を吹き飛ばし、

その間に赤城は移動し死の風から脱出した。


「妖精、助かった………」

「………ふん、油断するでないのじゃ」


リームは高速で八雲に飛翔し接近

『トルネード』


竜巻を直接叩き込む。


八雲は上空に吹き飛ばされる。


『エアガトリング』

空気の弾丸を連射、数が多く見えない為、

八雲は守りに徹する。


「魔王良いか、とにかく時間を稼げ

恐らく後少しで元に戻る。

手数の多い技で足止めするのじゃ」


「わかった!」


業炎破断掌(ごうえんはだんしょう)


巨大な火球を発生させそれに向かって掌底を

放ち火球のつぶてを八雲に向かって飛ばす。


八雲はさらに吹き飛ばされる。



………あと少し、

我の『アナライズ』から闇のオーラ量を把握した。

逆算した限りでは、持続時間は3分じゃ、

耐えるのじゃ八雲よ!


八雲は黒いモヤを盾に変化させ攻撃を退けていた。


「フッ、やはりこの程度の攻撃では防がれるか」


「妖精………?」


「いかん、魔王これ以上攻撃するな!」


「はぁーお前が時間を稼げと言ったではないか!」


「あやつ我らの魔法を吸収して回復しておる

このままでは暴走は止まらんのじゃ!」


くっ、それに八雲自身の身体が持たん、

魔法はダメではどうすれば良いのじゃ!


「魔王、とにかく攻撃を躱せ、いずれ力尽きる。

今は躱すのじゃ!」


「妖精、ムチャを言うなあれを躱し続けろと

言うのか?」


黒い鳥が空を覆うように飛んでいる。


「そうじゃ!だだし八雲本体にじゃ

鳥に関しては問題ないはずじゃ、

それでなんとかせい」


「まったく要望が多いことだ、しかしそれなら

やりようはある」



斧を構え戦闘体勢をとる赤城


同じく鋭い風の刃を纏うリーム


赤城とリームは黒い鳥の大群を相手に

持久戦に挑むのだ。



その頃、凛は八雲達の戦闘区域から離れていた。


「私じゃ力不足で邪魔になる」


凛は何度も八雲を助けに行こうとするが、

足を動かそうとはしない。


あまりにも次元が違う。とてもではないが

あの闘いに参戦してもすぐに殺される。

それどころかリームさん、赤城さん、セシリアさんが

私を助けようとして取り返しのつかないことに

なるかも。


「ククちゃん?」


凛を心配したククはそっと手を繋ぎ

凛に微笑みかけ慰める。


「ククちゃんありがとうね!」


凛は心を落ち着かせる。

私にも出きることがあるかもしれない。


今は動く時じゃない。

集中して見るの、一瞬も見逃してはダメ!


闘いを見続ける凛



それは突然来た!


「お姉ちゃん………嫌な予感がする」


「どうしたのククちゃん」


膝をつきククの目線で話をする凛


「頭の後ろがぞわぞわする。

お姉ちゃん、リームと赤城が危ない………」


「あの2人が危ない………何かが起ころうとしている」


再びリームさんと赤城さんを見る。

2人はうまく躱しながら黒い鳥を撃退している。

しかしあの変質した八雲がさらに鳥を増やし

今だに先が見えない闘いをしている。


ふと凛は気づく!

2人の遥か上空に雲の如く黒い物体が発生

何かを仕掛けようとしていることを……


「あれ何………何かわからないけど

凄く嫌な気配、止めないといけない気がする」


凛は覚悟を決めるのだ。





「あー鬱陶しい数が多すぎだバカやろう」


「文句をいってる暇があるなら、手を動かすのじゃ」


「うるさいぞ妖精!こっちはイライラ

しているんだ!」


「それはお互い様じゃ、八雲のアホはいつまで

目を覚まさないたつもりじゃ」


八雲の身体はより黒くなり

今は人の形をしているだけの黒い物体に

なっており、黒い鳥を増やし続けている。


「しかし、ずいぶんと増えた。

周り暗くなってやがる」


「これだけ増えると、周りが良く見えんのじゃ」


『ピー ピーピーーーーーー』


「なんだ助けに突然鳥が鳴き出したぞ!」


「周りの鳥と共鳴しておるのじゃ!」


黒い鳥は一つ変化、丸い球体になる。


球体から黒い雷が発生し近くの球体と繋がる。


「これは、不味いかもしれん!」


「周りが囲まれておるのじゃ」


赤城とリームの周りが黒い雷に取り囲まれて

出ることが出来なくなっていた。



「おい、あれはまさか!?」


「雷雲か?凄まじいオーラを感じるのじゃ

あんなもん食らったらだたではすまん

逃げるのじゃ」


「行くぞ妖精正面突破だ!」


赤城とリームは高速で移動し黒い球体郡に

突っ込む。



『トルネード』

豪炎火龍(ごうえんかりゅう)


黒い球体郡に攻撃を仕掛ける。


しかし………


「なんじゃと!」


別の黒い球体が現れ魔法を吸収

攻撃を防がれる。


「チッ、防御を想定されていたか、

あれを破壊できんとなると………

あの雷撃の中に突っ込むのは自殺行為だ」


『ゴロゴロゴローー』


「いかんのじゃ、もう時間がないのじゃーー」


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