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すれ違い実行委員会  作者: ステルススター
第一章-すれ違い-
6/29

-part5-尾行

 休日。

 普通の学生なら、友達と遊ぶか、アルバイトをする。などであろう。

 

 「はぁ。なんで休日にこんな事をしてるんだろう」


 ある男子を尾行していた。

 俺はこの男子に好意を持って・・・のはずがない。すれ違い実行委員会の活動である。

 男子の名は、中村なかむら 啓輝ひろき

 同じ学園の一年生。情報によれば、複数の異性と交際中。

 う、うらやましいって、違う。なんて奴だ。


 少しすると、待ち合わせ場所なのか、中村は立ち止まって、スマホをいじり始めた。なので、俺も誰かを待っているような雰囲気でスマホをいじる。

 ・・・佐藤先輩が会長をやっていた時はこんな事にはならなかった。

 俺が会長になってから一気に、委員会から人が去ってしまい。現在、委員会に残っている者のほとんどが、()()があって残った者だ。

 圧倒的に人手が足りない状況。だから、こうして会長自ら、動くことが多くなってきた。


 「ごめん。待たしちゃった?」


 「いや、俺もさっき来たんだ」

 

 女子と合流する中村。恐らく、中村と同じクラスの女子であろう。これも要調査が必要。

 ちなみにだが、15分前から待ち合わせ場所にいた。出来る男だと、俺の中村へ対する好感度が上がった。

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