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すれ違い実行委員会  作者: ステルススター
第一章-すれ違い-
12/29

-part11-報告会議

 月曜日の放課後。

 いつもの学園隅の使われない教室へ集まり報告会議が行われていた。


 「・・・という訳で、調査の結果。中村は完全にクロだった」


 俺が、集まった者に調査の結果を話す。

 結果を話終えると、意見を言われた。


 「会長。毎回調査とか行ってますが、いい加減に調査いらなくないですか?確かに、会長以外に情報屋と面識がある者は誰もいませんので、初めのうちはみんな存在その者を疑っていましたけど、今回の情報も結果通りだった訳ですよね。人材不足もありますし、いちいち情報の調査にまで人を出すのはどうかと思います」


 当然の意見である。だが、情報が間違っていた時が怖い。

 間違って、自分が憎まれる。それだけならいいが。そこに情報を流した妹も関わっくる。妹が憎まれる。それだけは駄目だ。だから、流れてきた情報は、全て調査をしている。絶対に情報が間違っていた、だけは起こさないように。


 「情報の確認はこれからも続ける。別に君たちに負担はかけていないだろ。君たちのほとんどが、このすれ違い実行委員会に残り続けているのは《《目的》》があってだと、知っている。だから、俺自ら情報の調査をして、できる限り、目的を優先しもらえる様にしていると思っているだが」


 「・・・まぁ。そうですね。すいません。出しゃばった事を言ってしまって」


 「いや。大事な意見。ありがとう」

    *     *     *    *

 「これで会議は終了。すれ違い実行は土曜。それまでに、各々準備をするように」


 副会長の〆の言葉で、会議は終了した。

 みんな、少しづつ教室を後にする。

 少しづつ出るのは、顔を見られない為。

 会議中、何かしらの方法で顔を隠してはいるが、会議が終わって、外でも顔を隠していたら違和感しかな。

 だから、順番に少しづつ出て行って、顔が見られないようにしている。

 顔を隠すのも、すれ違い実行委員会の掟である。


 「会長」


 「どうした?」


 狐のお面で顔を隠している、副会長が話しかけてきた。


 「一緒に帰りません?」


 「はぃ?!」

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