表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

1分で読める短編シリーズ

冷たいスポーツドリンク

作者: 優木貴宏

海岸線を歩く二人に太陽の日差しは容赦なく照りつける。


アウトドア派の二人だが流石にこの暑さにはまいってしまうので、少しでも涼しいデートをしようと海辺へきたのだ。


日差しは確かに強いがよく吹いている海風が暑さを和らげてくれていた。


ひとしきり歩いたあと


「喉乾いたでしょ?飲み物買ってくるからちょっと待ってて」


と彼はいいながら歩いている途中で見つけた自動販売機へ向かっていった。


彼を待つ間することもない私は真っ直ぐに海を見つめていた。


ふと気がつくと頬に冷たい感触が伝わっていた。


びっくりした私は驚きながら後ろを見ると、冷たい飲み物を持った彼が満足そうな笑顔を浮かべていた。


「汗をかいたからスポーツドリンクにしたよ」


そういって無邪気な笑顔のまま飲み物を渡してきた。


驚かされた私は不満はありつつも一応、お礼を言いながら飲み物を受け取った。


隣で無邪気に飲み物を飲む彼を見ると怒る気にもなれず、むしろほほえましく思う私はスポーツドリンクを飲んで喉の乾きと心が満たされていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ