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王子様いっとうしょう!  作者: なんな
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「あ、あと、この事は朔に内緒で!こんな事言ったことばれたら、プライド傷つくかも、あと多分、拗ねる。笑」

クラスは笑いに包まれた。めでたし、めでたし。


「あ、君が、もしかして桃島くん?

昨日朔が、一日桃島くんの目線をすっごい感じたんだけど、何かしたかな~?って、気にしてたから。良いひとじゃん、なあ?朔に言っとくわ~!」

、。?お、。?

凍りつくような言葉を残し、鼻歌を歌いながら水原兄は去っていった。

背後から最高にウザい顔でみきがどつく。


み、ぬ、か、れ、た。

恐るべし、水原朔!!

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