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王子様いっとうしょう!  作者: なんな
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4

水原の弱点は見つからず、授業は終わった


早急に対策を練らねば。ここは女子の手を借りたい。

「みきさんよー。ちょっと相談があるのだが、家に来ないかね。」


ま、信頼できる女友達はみきしかいないからな。

「あ、水原くんのこと?無理だわ。モテるとかどーでもいいし、忙しいから。相変わらずバカですね~」

速攻断られた

バカだと、頂点から突き落とされる物の気持ちが君には分かるまい。


そろそろ教室に人が少なくなっているのに気づき、帰ろうかと立ち上がった。

水原はまだ帰っていないようだ。

すると、ドアのところに見知らぬ男子生徒が立っていた

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