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王子様いっとうしょう!  作者: なんな
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女子たちの悲鳴が鳴り響き、教室はざわめいた


慌ててかけよると、水原の顔は真っ白だった


うつろな目に涙を溜め、喉元をぎゅっと掴み

その口からは不思議な呼吸音が鳴り響いていた


「水原!大丈夫だから、!」

喘息の発作だ。鞄の中をあさったが、焦って薬が見つけられない。

教師は保健室に行こうと指示し、藤本の鍛えた体に抱えられ、俺も後についた。水原はあまりにも華奢に見えた


「とも、…とも」

水原が弱弱しく呼んだことを見逃さなかった

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