表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王子様いっとうしょう!  作者: なんな
15/28

14

今日は、珍しく水原は一人で登校してきた。いつもなら後丁寧に教室まで水原兄の送迎付きのはずなのだが。

水原兄休みか?


水原兄は普通に学校にいた

ま、どうせたいしたことないだろ、おれが気にするまでもない


水原もやっぱり元気そうだし、俺も安心して一日を過ごした


が、帰りのチャイムが鳴ると水原はさっさと帰って行った。兄と帰らないのか、


「朔は?帰った?」

水原兄が慌てて教室に入ってきた

「帰ったと思う。え?もしかして喧嘩?」

水原兄は急に頼りない笑みを浮かべた

「クラスのみんなに喘息のこと勝手に話したことが今更ばれて、拗ねられたわ。笑

あー、逆ギレして酷いこと言ったから合わせる顔ないわ」

「でも水原、自分から体調のこと、クラスの奴らに話してるとこ見た事ないよ未だに。言っておく事は大事だと思うし、間違ってはなかったような」

「ただ、朔の気持ちを考えるべきだったよな。今日も勝手にすれば、俺は知らねーからって言ってしまったからな。」

水原兄は深い溜息をついていた


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ