表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/46

モガディシュの戦闘  一発のミサイル

モガディシオ ユ-レク


上空のリトルバ-ドのダウンウォッシュのせいで前がよく見えない


「なんなんだ・・・あの鳥は・・・」


「アレは俺たちの軍の兵器だよ」


「あんなものが・・・」


青年はヘリを見て驚いていた

まぁ、あんなもの見たらびっくりするわな


「上空のリトルバ-ド、ダウンウォッシュのせいで前が見えない、少し離れてくれ」


<<スタ-41、了解>>


リトルバ-ドが離れたおかげで視界が開けてきた

だが、あんなものが近くを飛んでいたんだ。

当然、海賊が集まってくる


「まぁ・・・当然か・・・」


海賊はすぐに発砲してくる


「隠れろ!お前はその娘とその建物に入れ!」


「わ、分かった!」


青年はドアを蹴破り、無人の建物に入った。


「機銃掃射してくれ!そちらから2時方向の建物だ!」


<<了解!!>>


ヴォォォォォォ!!!!!

魔物の鳴き声のような音を出してミニガンが射撃を開始する

だが、掃射位置が真上だったせいで・・・


「!?あちっ!」


服の中に薬莢が入ってしまった

マジ熱い


「あちち!!ああ、クソ!」


やっとのことでつまみだす

火傷だなこりゃ・・・

ふと目の前の建物を見ると完全に倒壊していた


「生存者は・・・いるわけないか」


ところどころから火も上がっている。


「さて、逃げるか・・・」


青年たちの居る建物のドアを開けて引っ張り出す


「さっきの鳴き声はなんだ・・・?ドラゴンでもいたのか?」


「いや、さっきの小鳥さんだ。」


「?あれが?」


まぁ、説明してもわからんだろうな


「とりあえずこのまま移動しよう」


リトルバ-ドはロケットが弾切れとかで空母に帰還した

代わりにブラックホ-クが来てくれた


「こんどは大きな鳥・・・」


「うわ~・・・あんな鳥見たの初めて~・・・」


二人ともブラックホ-クを見て感激していた


<<こちらス-パ-62、上空からミニガンで援護する>>


「頼むぜ!」


ブラックホ-クを俺たちについてくる感じで低速、低空で飛んでいた

だが・・・次の瞬間


<<下にロケット持った3人だ!狙ってるぞ!回避!!>>


ドシュ!!と言う音がしたと思うと白い煙を上げるロケットがヘリを直撃する


<<クソ!こちら62被弾した!!>>


「大丈夫か!?」


<<胴体に一発喰らった!何とか飛べてるが電気系統を損傷したようだ!クソ!>>


「操縦系統は!?」


<<それは無事だ!すまない!空母に帰る!>>


「了解した!幸運を!」


<<ああ!>>


ブラックホ-クは胴体部から黒煙を上げて帰っていった


「俺たちはどうすればいいんだ?」


「よし・・・このまま街を抜けよう。」


「抜けるったってどうやって・・・」


目の前にある馬車を指差す


「馬車の運転はできるか?」


「ああ・・・でもアレで?」


「大丈夫だ。」


抜けたところを回収してもらうしかない。

エヴァ-ズマンには街を抜けると知らせ、馬車に乗り込んだ

--------------------------------------------------------------

ス-パ-64 デュラント


夜間は俺たちの時間だ。


「海賊船か・・・生で見るのは始めてだな」


「俺もだよ。」


「写真に収めてぇ・・・」


「この任務が終わってからにしろよ」


俺は苦笑いしながら写真を撮りたいというゴ-ドンと話していた


<<C2よりス-パ-64、馬車が一台海賊船に向かっている。中に熱源反応、妖精が拉致された可能性がある>>


「こちら64、了解。ただちに向かう。」


<<待て、その前に向かっていると思われる海賊船に対してミサイル攻撃を行う、そこから観測し座標送れ>>


「了解した」


ここからでは海賊船がよく見えない。海のほうへ移動する。


「見えたぞ・・・おお、でっけえ・・・・」


「ゴ-ドン、感激してる前に座標送れよ」


「へいへい・・・C2、座標X4Y6」


<<了解、トマホ-ク発射確認>>


「ついでに馬車も確認・・・射程圏内だ。狙撃するか?」


<<待て、もしも妖精に命中したら大変だ。停止するのを待て。>>


「了解。」


ふと左を見るとトマホ-クが接近していた

そしてほんの数秒後、船に命中する


「ドカ-ン!!海賊船の撃沈確認!」


海賊船が爆炎をあげる


「お、馬車も停止・・・ああちくしょう、動いてると撃てねぇ・・・」


「なるべくここでホバリングしておく」


「頼むぜ」


あの規模の海賊船・・・何人死んだんだろうな・・・


「ん・・・?あいつ抱きついてるのか・・・?」


「何にだ?」


「よく分からん・・・」


「とにかくほかの船に乗せられるとやっかいだ。」


「OK。射殺する」


ドン!と言う重低音とがして銃弾が発射される


「う~しヘッドショット。決まったな」


「よし、VIPの回収だな」


燃え盛る海賊船に進路をとった

----------------------------------------------------------------

馬車内 クルッカ


ああもう・・・なんでこんなことに・・・

でもこの海賊は眷属になる方法をしらないはず・・・


「なぁ・・・妖精」


突然海賊に話しかけられる


「眷属になれば不治の病は治るのか?」


「・・・どういうこと?」


「妹がな・・・不治の病でもう長くない」


「ふ~ん・・・」


突然拉致られて信じれるわけないじゃない


「俺は不死とはは興味ない・・・ただ・・・妹が助かって欲しいだけなんだ」


「・・・それで拉致?」


「ああ・・・」


妹ね・・・本当なのかどうか

それに遠くに女王様が言ってた同盟を結んだっていう軍の鳥も飛んでるしすぐに助けてくれるわ


「頼む・・・!妹の病を治してくれ!」


「・・・その妹に会ってみないと分からないわよ」


「ああ・・・海賊船に乗ってるんだ、着いたらあわせる」


「何?兄妹そろって海賊?」


「いや・・・俺の一家は海賊なんだ」


「ああそういう」


それは楽しいだろうね


「この街に攻めてきた海賊とは無関係だ」


「はぁ?」


「あいつらとは面識はない」


「やってること同じだけどね」


「・・・返す言葉もない」


コイツの言ってることはよく分からない。

ふと視線を馬車のそとに向けると何か光るものが船に向かって一直線に飛んできた


「あれ何かしら・・・」


「ん?」


ふと海賊もそこに視線を向けた

その数秒後、轟音を立てて目の前を飛び去った矢のようなものは海賊船に直撃した


「!!」


大爆発を起こす海賊船。男は顔面蒼白だ


「じょ・・・冗談・・・だろ・・・」


男は馬車を降りて船に駆け寄る

私は馬車から降りてそれを眺めていた


「!?う、嘘だ・・・」


一人の少女を抱き上げていた

全身ボロボロだ。片腕がなくなっている


「う・・・」


かろうじて生きているようだが・・・

もう助からないのは明白だ


「オイ!分かるか!?ミ-シャ!俺だ!」


「うぅ・・・お、にい・・・ちゃん・・・?」


「そうだ!今すぐ助けてやる!」


そういって私を呼んだ


「妖精を連れてきたんだ!これでお前の病気なんて・・・!」


「ううん・・・もういいの・・・」


「!?」


「もう・・・助からない・・・」


「あきらめるな!今すぐ眷属に・・・」


「不死なんて・・・いいの・・・きっと私たちが・・・悪いことばかりしたから・・・神様が・・・ゲホッ!!」


少女は血を吐く。失血も激しい

これではたとえ眷属になるとしても間に合わない


「そんな・・・嘘だ・・・!」


「お父さんも・・・お母さんも・・・航海士さんも・・・ゲホっ・・・みんな死んじゃったんだよ・・・?」


「お前は生きてる・・・!」


「私が・・・死ぬのだって・・・罰が当たったんだよ・・・私だって・・・大砲で・・・ゲホッゲホッ!」


「あれは・・・敵の船だろ!?」


「それでも・・・人は人・・・」


「・・・頼む・・・死ぬな・・・!」


だが、少女はどんどん弱っていく


「おにいちゃん・・・私なんかのために・・・悪いことだけど・・・いろいろしてくれて・・・ありがとうね・・・」


少女はどんどん声が弱弱しくなっていく


「そんな・・・そんな・・・!死ぬな・・・!死なないで・・・!」


「おにいちゃん・・・今まで・・・たった・・・16年だったけど・・・ありがとう・・・楽しかった・・・・・よ・・・」


・・・少女はそのまま息を引き取った


「おい!ミ-シャ!!起きろ!目を覚ませ!!ミ-シャァァァァァ!!!!!!!」


私はそれを呆然をみていた。


「ちくしょう・・・!何だってんだ!!こんな・・・こんな弱いものですら殺すのかよ・・・!!」


男は遺体を抱き寄せようとしたその時、遠くからタァン・・・と言う音が聞こえたと思うとバチュ!と言う音立てて男が脳を撒き散らせて倒れこんだ


「ひっ!?」


あまりのことに私はどうしようもなかった。

これは・・・戦争。どっちが悪いかなんて決められないが・・・

私はあの同盟を結んだ軍は正義の味方なのか・・・?と思っていた

そんなことを考えているとあの黒塗りの鳥が私のすぐ横に降りた。

あの一発の矢が奪ったものは・・・そうとう大きいな・・・

でも相手は私たちを拉致しようとしたもの・・・それにこの人たちは私を助けに来てくれた人・・・


「どっちが悪いかなんて・・・決められないか」


私はそんな独り言をつぶやいた

んん・・・最近微妙なのしか書けん

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ