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妖精の村

黒い森 ランディ


「しょーい、まだ見つからないの?」


「あぁ・・・この辺だと思うんだがな・・・景色が変わらないからな」


もう20分は歩いている。

墜落したのはこのあたりだと思うんだが・・・


「ん~・・・?しょーい?何これ?」


ミュイは足元にあったものを拾って見せてきた


「これは・・・20mm弾か。という事はこの近くに・・・」


「にじゅうみりだん?」


「まぁ・・・武器だよ。」


「へぇ!すごい!こんな金で出来たもの使うなんて贅沢だね」


「んや、それ真鍮製だ」


「しんちゅうせい?金じゃないの?」


「ん~・・・まぁ、銅だよ」


「こんな金色になるんだね~・・・。ねぇ、しょーい、これもらってもいい?」


20mm弾欲しがるなんて物好きだな・・・


「ああ、いいぞ。どうせもう撃てないからな」


微妙に変形してるしな


「20mmが落ちてたってことは・・・この付近かな・・・」


「見つかりそう?」


「あぁ、もうちょっとだ。」


付近を見渡してみると白っぽいものが見えた。


「ん・・・?あれか・・・?」


「見つかった?」


「あぁ、行ってみよう」


草を掻き分けてその場所に行ってみる。

するとそこにはあのクロ-バ-マ-クのエンブレムが書かれた尾翼が落ちていた。


「あっ・・・」


「ん?どうした?」


「このマ-ク・・・」


「ん?」


ミュイは突然エンブレムをじっと見つめだした


「私たちの村と同じマ-クだ・・・」


「マジで?」


なんという偶然・・・


「このマ-クを知る人間なんて居ないはずなの・・・」


「ん~・・・よく分からんが・・・俺はこのエンブレムをずっと前から使ってるぞ?」


「偶然なの?」


「たぶんな。」


偶然にしちゃよく出来てるが・・・


「とりあえず・・・尾翼は発見と・・・」


「しょーい?何してるの?」


「機密保持のために爆破しなきゃならないんだ。」


「ばくは?」


「壊すんだ」


「ええ!?そんなのダメだよ!」


なんでそこで?


「このマ-クはミュイのところなの!壊さないでよ~・・・」


「あぁ・・・分かったよ。だったら機体はお前らにやる」


「ホントなの?」


「どうせもう飛べないんだ。ガラクタだしやるよ」


「おお!女王様も喜ぶの!」


「そういえばミュイの言う女王様ってどんなのだ?」


「みんなのお母さんなの!」


「なんじゃそりゃ。」


「んと・・・女王様の樹からみんな生まれたの!」


まるで女王蜂みたいだな


「とりあえず・・・その集落までいくか。もう俺の用は済んだからな。」


「じゃあ、行くの!」


少し松葉杖だと歩きにくそうだな・・・


「そういえばミュイの村はどこら辺にあるんだ?」


「この森を抜けると普通の森があるの!そこの先なの!」


「上から見たときは村なんて確認できなかったが・・・」


「村は女王様が許した人じゃないと見えないの」


「あぁ、なるほど。」


結界みたいなもんか

そのとき・・・


「ひゃぅ!?」


突然ミュイがあの禍々しい触手に捕まった。


「いやああああああ!!しょーい!!助けてえええ!!!」


「クソ!!ミュイ!出来るだけ頭を下げろ!!!」


ミュイがうまく射線に重なって撃てない。


「いやああああああああああ!!!!」


触手は服を破こうとしている


「AKの精度を信じるしかないか・・・!」


セミオ-トに切り替えて慎重に触手に狙いを定める


「はやくううううう!!はやく触手を殺してええええ!!!」


「ここだ・・・!」


タン!!

発射された弾丸はほぼ真っ直ぐに飛び触手を切り裂く


「いやあああああああ!!!来ないでええええええ!!!!!!」


だが、まだ残っている。


「クソ・・・こうなったら本体を・・・!」


本体に向けて撃とうとするが触手がミュイを射線上に持ってくる


「クソ!学習してやがる・・・!」


「いやあああああ!!!!」


ビリッと言う音がしてミュイに着せていたパイロットス-ツが破れる。

まずい・・・!一か八かだが・・・接近してやるしかない!

俺はM9をホルスタ-から抜き、一気に距離をつめる


「くたばれこのバケモノが!!!」


ほぼマガジン内の全弾を至近距離から本体の樹に浴びせる


「ギィィィィィ!!」


そんなうめき声を上げて樹は突然枯れる。

だが・・・触手はまだ生きている・・・


「あ・・・が・・・!お、な・・・か・・・」


「ミュイ!しっかりしろ!いま助けてやる!」


ナイフで触手を切り落とす。

また・・・触手が暴れる。


「ふえ!?いだいいいいいいい!!!おなかああああああああ!」


目を覚まして絶叫する。

また入り込んでやがる・・・!クソ!!


「落ち着け!今回のは細い!」


幸い、今回のは細い。何とか抜けそうだ


「ミュイ、いいか。また痛いことをする。だが、お前を助けるためだ。分かるな?」


「いやぁ・・・もう・・・痛いのいやぁ・・・」


「痛み止めを打つ。まだ痛むかもしれんが、我慢しろ」


そういって俺はモルヒネの注射を取り出す。


「ひっ!?なにそれ・・・!やだ・・・!!」


「落ち着け!痛み止めだ!」


ミュイの下腹部に注射を刺す


「いっ・・・!」


少し薬が効くのを待つしかない


「ミュイ、楽になってきたか?」


「まだ・・・痛いよぉ・・・」


「大丈夫だ、すぐに取り出してやる。」


だが触手をつかんだところで気付く。

こいつ・・・下腹部の奥にまで侵入してやがる・・・!


「クソ!奥にまで入ってやがる!」


「奥・・・?」


「ミュイ!また電気ショック行くぞ!」


「え・・・?いや・・・それやだあああああ!!!!」


スタンガンを見て悲鳴をあげる


「動くな!クソ・・・!パニックに・・・!」


クソ・・・こうなったら・・・!


パァン!


ミュイの頭のすぐ横に発砲する


「ひぅ!?」


いきなりの発砲で硬直する


「我慢してくれ!」


スタンガンを押し当てる


「ひぎゃああああああああああああああ!!!!!!」


「よし!!」


触手は気絶したようだ。引っ張ると簡単に出てくる

だが、ミュイも気絶してしまったようだ。


「何とかなったか・・・ふぅ・・・」


ミュイが起きるのを待つか・・・

----------------------------------------------------------------

黒い森 ミュイ


「ん・・・うぅ・・・」


「お、起きたか。調子はどうだ?」


すぐ横でしょーいが私の頭を撫でていてくれた。


「少し・・・痛い・・・」


「そうか・・・今は少し休もう。」


「ごめんなさいなの・・・」


「大丈夫だ」


しょーいはあの「ぱいなっぷる」の入っている箱を開けてくれる


「コレを食べろ。」


「ん・・・おいしいの」


甘酸っぱくて本当においしい。


「飲み物は飲むか?」


そういってしょーいは、お水をくれた


「ありがとうなの」


「構わんさ」


あともう少し歩けば妖精の里・・・頑張らなきゃ!


「そうだ、ミュイ、コイツを着てろ。」


そういってしょーいは自分の服の上着をくれた


「ジャケットだ。これで一応大丈夫なはずだ」


「ありがとうなの!・・・えへへ、しょーいの匂いだぁ~」


この匂い・・・好きなの


「全く・・・本当に可愛いもんだな・・・」


「ふええええええええええ!!!???かかかかか可愛くなんてええええ!!!」


しょーいのばかああああああ!!!恥ずかしいよおおおお!!!


「なんでそこでそんなに驚く・・・」


絶対耳まで真っ赤だよ・・・


「しょしょしょしょーい!い行くよ!」


もう噛みまくりだよ・・・


「元気だな・・・」


しょーいの作ってくれた杖・・・そうえいばさっきなくしちゃった・・・


「どうした?」


「しょーいの杖・・・なくしちゃった・・・」


「あぁ・・・だったらコレを使え」


そういってしょーいは私を助けてくれたあの武器を出してくれた


「ストックを伸ばせば・・・あぁ、ぴったりだな」


しょーいは私に持たせてくれる。


「でも・・・これないとしょーいは・・・」


「俺はコレがあるから大丈夫だ」


そういって足から黒光りする変なものを出す


「しょーい、それなに?」


「M9A1。それと同じ銃だよ」


「武器なの?」


「あぁ、威力は劣るがな」


そういってしょーいは見せてくれた


「・・・ありがとうなの・・・しょーい」


「ちょっと照れくさいな」


しょーいは少し顔を赤らめていた


「さてと、行くか。」


「あ、そうだ!もうこの先なの!あとついたら私が行くからしょーいは待っててなの!」


「はいよ」


女王様、喜んでくれるかな。あの黒樹を倒せるんだもん!

----------------------------------------------------------------

ランディ


15分ほど歩くときれいな小川を挟んだ先にとても綺麗な緑色をした森があった。

森林浴にさいこうだな。鳥のさえずりも聞こえる


「じゃぁ、しょーい!ここで待っててなの!」


「了解。」


そうだ、ここなら無線も通じるか?


「こちらリッジバックス1、シュガ-トだ。付近の航空機は応答せよ」


だが・・・ザ-と言う音しか聞こえない。


「はぁ・・・いっそのこと照明弾でも打ち上げるか?」


ここなら電波が届くと思うんだがな・・・

そのときだった


<<こちらス-パ-64。リッジバックス1へ。聞こえたら応答せよ!>>


「デュラントか!?こちらスラッシュ!聞こえるか!」


だが・・・


<<こちらス-パ-64!スラッシュ!聞こえたら応答せよ!>>


「クソ!聞こえないのか!64!応答しろ!!」


<<司令部、こちら64。スラッシュより応答なし、捜索を続行する>>


<<了解、64。彼は絶対に生きている。絶対においていくな>>


<<64了解。>>


「クソ!!なんで聞こえないんだ!!」


無線機に向けて怒鳴っていると

ガサガサと言う音がミュイの入っていった森から聞こえた

俺はビックリしてM9をその方向に向ける

すると・・・


「わあああああ!!ミュイなの!!」


「ああ・・・なんだミュイか・・・」


「びっくりしたの・・・」


「それで、どうだった?」


「聞いて驚くの!!」


そういってミュイがひょっこり顔を出すかと思ったら


「あら~!いい男じゃない!ミュイもよくやるわねぇ~」


「は?」


「しょ、しょーいはミュイの恩人なの!とっちゃダメなの!!」


誰だこのお姉さんは


「あ、自己紹介遅れたわ~。私は妖精ドリア-ドの女王、イセです」


「アメリカ海軍所属、リッジバックス隊のランディシュガ-ト少尉です」


「よろしくね、えーと・・・」


「シュガ-トでいいです」


「シュガ-トさんね。ぜひ家の村に来てくれないかしら?」


「ええ、喜んで。」


するとイセ女王はミュイに近づき


「・・・・・ね?どう?」


と耳打ちをしていた。

するとミュイは顔を真っ赤にしてこっちを向いて


「ふえええええええええええ!!??」


と絶叫した

一体なんだ


「しょしょしょしょーいは恩人であってそんな関係はああああああ!!!」


「うふふ、可愛いわね。さ、とりあえず村までご案内します」


「どうも」


何故かミュイは村に着くまで終始顔真っ赤&無言だった。

チラチラとこっちを見てきたが目を合わせるとものすごい勢いでそっぽを向いていた。

耳まで真っ赤にして。




恋愛小説(駄)みたいになってきた。てか・・・もうこれ性癖がばr(ry

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