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狂気の城と死に怯える街 城内潜入編

城内広場 デュラント


「ゲホッ!ちくしょう・・・全員無事か!?」


「ああ・・・」

一人から返事はあった。だが他からがない。


「クソ・・・おい、怪我は?」

俺はそう聞き返す。


「俺は大丈夫だ。あんたは?」

無事でなによりだ。だが俺は・・・


「足が折れてる・・・背骨も感覚が変だ。」

下手に動かすとマズイ・・・

そのときだった。


「おい!おとなしく出て来い!貴様らは囲まれてるんだ!」

城の兵士がヘリを取り囲んでいた。


「クッ・・・!」

頭上にあったMP5A5を取り出す。


「ストルッカー!自分の判断で撃て!」

そういい、目の前の兵士に発砲する。

血しぶきを上げ倒れる兵士を見てまわりは怒号を上げながら向かってきた。


「おい、デュラント!無線は生きてるか?」

ストルッカ-は射撃しつつ聞いてくる。


「バッテリは・・・だめだ!墜落の衝撃に壊れてる!」

バッテリスイッチを動かしても計器類が起動しない。


「クソ!」

敵はどんどん増えてくる。


「デュラント!拳銃の弾倉をくれ!」


「ほらよ!」

M9の弾倉を投げる。


「ありがとよ!」

敵は増えるばかり。こっちが弾が減るばかりだった。


「おいおい!やつら銃まで持ってきやがった!」

今までは剣と槍だったのが遂にはマスケット銃やラッパ銃まで持ってきた。


「くそ!」

残弾は・・・コパイロットの弾倉をもらっても後10・・・


「コイツで最後だ!」

そういいM933に弾をこめた瞬間だった。

バチュ!っと言う何かやわらかいものに弾丸を撃ち込んだような音がした。

俺は急いでキャビンを見る。


「ストルッカ-!!クソ!!」

ストルッカ-の頭の弾痕がついていた。一目で即死だと分かる。


「死ね・・・!死ねクソッタレがあああ!!!」

フルオ-トで相手に9mmパラベラム弾を撃ち込む。

そのときだった。

小石状のものが目の前に飛んできた。

その後俺の体は動かなくなり、視界も真っ暗になった。


「デュラント・・・!クソ・・・!!」

撃たれたはずのストルッカ-の声が聞こえた。

だが・・・すぐに何も聞こえなくなる。




・・・俺の生命活動はそこで終わった。




-------------------------------------------------------------

城下町 アルファチ-ム エレン


「ヘリの乗員は無事だろうか・・・」

俺はふとぼやく。


「あの高度からの墜落だと生存者は確実にいますよ。」


「・・・だな。」

城まではもうすぐと言うところまで来ていた。


「・・・なぁ・・・妙じゃないか?」

俺はコールドマンに話しかける。


「なにがだ?」


「・・・銃声が聞こえない。」


「?」


「ヘリが城内に墜落したんだぞ?なら、城の兵士は調べに来るはずだ。それに生存者がいるなら兵士に対して発砲をするはずだ。」


「・・・確かにな・・・」


「嫌な予感がする。」

乗員の全滅・・・。

そのとき無線が入る


<<アルファチ-ム応答せよ、送レ>>


「どこのチ-ムだ?オ-バ-」


<<陸自のレンジャーだ。送・・・っと、あんたらとの交信だったな。オーバー>>


「増援か?今どこだ>」


<<そっちの真東、8kmだ。到着まであと10分。コールサインはシ-ゴブリンだ>>


「もっと’’サムライ’’とか’’カミカゼ’’とか日本らしいのコ-ルサインじゃないのか?」


<<お前、後者のコ-ルサイン喧嘩売ってるだろ>>


「冗談だ。とにかくこちらは先に城内に潜入する」


<<潜入用の武器はあるのか?>>


「サプレッサー付きの銃器持ってるよ。」


<<了解した。本部からの命令で貴隊はシ-ゴブリンと合同の部隊となれとのことだ。だから、お前らのコ-ルサインはシ-ゴブリン1-2だ。>>


「了解。長いから1-1,1-2でいいか?」


<<それで構わん。>>


「了解、1-2は先行して城内に潜入する。」


<<了解した。幸運を。>>


「そっちもな1-1、アウト。」

すぐそばにあった川に飛び込む。見た感じ城内から出ているようだ。


「潜水用の器具持ってるか?」


「ああ、全員持ってる。」


「よし、その携帯酸素ボンベは20分しか持たないからな。」


「一人二つあるぜ。」


「準備のよろしいことで。」


「よし、行くぞ!」

そういい俺たちは川にもぐっていった。


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城内 ストルッカ-


「ふ~ん、君があの妙な鉄の鳥の乗員?」


「・・・だったら何だ。」

俺は幸いにもラッパ銃から放たれた小石が頭に当たっただけで致命傷にならずに済んだ。


「口の利き方には気をつけろ!」

俺の両脇を抱えている兵士が怒鳴る。


「まぁ、そう怒らないでよ。その人から聞きたいことがあるんだ。」

コイツは・・・王?どうみても中学生のガキじゃないか・・・


「聞きたいこと?」


「僕は珍しいものには目がなくてね。あの鉄の鳥について聞きたいことがあるんだよ。」

とりあえずこのガキからは敵意は感じられない。むしろ友人といる雰囲気を出しているが目だけは狂気の色が見える。


「あ、もうその人を放してあげて。そうしないとその人も話しづらいだろ?」


「はっ!しかし・・・敵兵では・・・」


「・・・僕の言うこと聞けないの?」


「すみません!すぐに・・・!」


「うん、それでいい。」


「で・・・聞きたいことってのは何だ?」


「ああ、そうだったね。あれ、どうやって飛んでるの?」


「いきなり難しいことを・・・」


「もしかして君にも分からない?」


「いや、説明しにくいだけだ。」


「どうして?」


「説明して信じれるか?」


「僕は信じるけど?」

そういわれ渋々説明すると興味津々で聞いてくる。

俺はいろいろ説明しながら脱出の機会をうかがっていた。

--------------------------------------------------------------

城内地下 シ-ゴブリン1-2 エレン


水面から顔を出した瞬間俺たちを出迎えたのは腐乱した死体だった。

五体満足ならよかったのだが・・・どれも体の一部であったり皮膚だけであったりだった。


「おいおい・・・こりゃひでぇ・・・」


「だな・・・」


「とりあえず上に行こう。」


「了解。」

そのときだった。突然上の扉が開いて何かが降ってきた。


「おわっ!?」

コ-ルドマンがあわてて銃を向ける。


「おいおい・・・ひでぇなこりゃ・・・」

全裸の少女の死体だった。首元には紫色の筋が入っているから絞殺されたんだろう・・・ただ、死後数時間程度のようだった。


「ここの人間頭狂ってんのか!?」


「・・・狂ってなきゃこんなことできんさ・・・」


「そうだな・・・とにかく、上を目指そう。」


「了解。」


近くの階段を上っていく。幸いにもここには衛兵はいないようだ。


上りきった先は牢獄だった。


「牢獄だな・・・」


「ああ・・・これだけ全員を解放となれば大変だな・・・」

そのときだった壁に埋め込まれた部屋から兵士が二人出てきた。


「おいレオン、指向性集音機かしてくれ。」


「どうするんだ?」


「やつらの会話を聞いてみる。」

指向性集音機を向ける。


「今日はどうするよ?」


「ん~・・・またあの娘でヤるかな」


「またかよ。お前10代の娘好きだな。」


「そういうお前も18くらいの娘とヤってたじゃねぇか」


そっとイヤホンをはずす。


「どんな内容だった?」


「ヤツら・・・この牢獄にいれらてる少女とかを強姦してるっぽいな・・・」


「マジかよ。」


「どうするよ・・・?」


「・・・バ-キン、お前は左を撃て。俺は右の男を撃つ。コ-ルドマン、M14を貸してくれ。」


「OK、タイミングは?」


「ヤツらが鍵を開けたらだ。」


「了解。」

何も知らない兵士はゆっくりと鍵を開けようとしていた。


「よし・・・3・・・2・・・」

トリガーに指をかける。


「・・・1、撃て!」


バシュ!とほぼ同時に2発と7.62mmNATO弾が撃ち出される。

一発が曳光弾だったので赤い尾を引き引きながら正確に兵士の頭へと吸い込まれていった。

次の瞬間兵士2人はドサリとその場に倒れこんだ。


「よし、全員の保護に回ろう。」


「保護した連中はどうする?」


「チヌ-ク呼んで収容だな。」


「とりあえずレオンとバ-キンは1-1と合流後はここで保護対象を守れ。」


「了解。」


「よし、まずはあの牢に行こう。」


射殺した兵士の目の前の牢まで行ったときだった。


「あ、あんた達なんて・・・!死んじゃえ!!!!」

一人の少女が俺のほうに死亡した兵士の剣を持って突進してきた。

だが。


ゴツン!!


「あう!?」

盛大に入り口の鉄格子頭ぶつけていた。


「だ、大丈夫か!?」

レオンが手を差し出す


「あ、あれ・・・?城の兵士じゃないの・・・?」


「俺達はあんたらを助けに来たんだ。」

その言葉で牢にいた全員の顔が一気に明るくなった。


「で、でもどうやってここから・・・」


「俺達に任せな。」

レオンは優しく少女に言った。

そのとき1-1から無線が入る


<<こちらシ-ゴブリン。城内地下に潜入した。そちらはドコだ?オ-バ-。>>


「あんたらの一つ上にいる。捕らわれていた人も保護した。」


<<了解。>>


「その小さな・・・箱から人の声が・・・?」


「ん?あ、あぁこれかい?」


「うん。」


「これは無線機って言ってこれをもってる人とはドコからでも話が出来るんだ。」


「すっごーい!!」

少女は興味津々で聞いてくる。


「隊長・・・レオンのヤツなつかれてますね・・・」


「あぁ・・・うらやまけしからん。」


「そういやアンタ、ロリコンだったな。」


「うっせぇ!」


「てか、コイツらの収容はどうすんだ?」


「ああ、そうだった。」

俺はUSSヴァルキリ-に無線周波数を合わせた。


「USSヴァルキリ-、こちらシ-ゴブリン1-2。」


<<こちらヴァルキリ-。何だ?>>


「監禁されていた人間を保護した。回収用にヘリを回せないか?」


<<1-2、ヘリは無理だ。一機撃墜されている以上危険にさらせない。>>


「じゃぁどうすんだ?」


<<本艦と長門がそちらに向かう>>


「戦艦持って来てんのかよ・・・」


<<いつ攻撃が来るか分からんからな・・・>>


「了解、とりあえず収容者を任務完了後に地上に出す。」


<<了解、LCACにハンヴィーと兵員輸送トラックを積んで出す。>>


「分かった。こちらはコレより陸自レンジャーと合流し城を制圧する。」


<<了解した。幸運を祈る。ヴァルキリ-、アウト>>


無線がちょうど終わったときに下から約20人のレンジャー隊員が来た。




後編にしようと思ったら終わりませんでしたwん~・・・もう名前思いつかないからゲ-ムとか映画とかその辺から名前取ってきてくっつけて・・・

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