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交戦!イギリス艦隊!

護衛艦「はるな」医務室


「しかしまぁ・・・なんで投げ飛ばしますかねぇ・・・腕骨折させてるじゃないですか・・・」

医師が自衛官に言う

「いやまぁ・・・刀振り回してたら・・・ねぇ?」

「いやそうですけど・・・力加減してくださいよ?」

「はいはい・・・以後気をつけます」

ベッドで寝かされている男を見ながら話をしていた。

「そういえば艦長は?」

自衛官が問いかける。

「ああ・・・艦長なら今艦橋ですよ。」

「そうですか。んじゃちょっくら負傷者の収容完了と容態が安定していると伝えてきますね。」

「お願いします。」

自衛官が医務室から出ていって2分ほどたった頃男が目を覚ました。

「ん・・・?ここは・・・イテテ・・・」

「あ、目が覚めましたか!良かった・・・あ、英語で大丈夫ですか?」

「あ・・・ああ・・・ん・・・?その服・・・」

「どうされました?」

「まさか・・・アンタも海軍なのか?殺すなら助ける真似なんかせずにさっさと殺せ。」

「自分たちはあなた方を助けるために来ただけですよ。」

医師は笑顔で言う

「あなた達の船も曳航していますので。」

「曳航・・・?そんなことできるわけ・・・」

「見てみますか?」

「・・・・ああ」

医師は船長らしき男を連れ出す。

「なんなんだよ・・・この船・・・」

「?イージス艦は見たことないのですか?」

「イ-ジス・・・?」

「2000年代では主流の艦艇ですよ?」

「2000・・・?何言ってるんだ今は1700年代だぞ?」

1700・・・男は確かにそういった。海賊が活躍していた時代だ。だが、太平洋に海賊はいなかったはず・・・どういうことだ?医師は頭を抱えているとき艦長が後部甲板に来た。

「お疲れ様です艦長。」

「あ、先生もお疲れ様です。それと・・・あの船の船長さん?目が覚めたのですか?」

「艦長・・・?こんな女の子が・・・?まだ子供じゃないか・・・」

「い・・・今子供っていいましたぁ!?」

「いや・・・子供だろ・・・どう見ても・・・」

「私は16です!大人です!!」

「いや・・・背丈が・・・」

艦長の背丈は150少しだった。

「毎日牛乳飲んでるからいつかは伸びます!!」

なにこの艦長かわいい。と医師は思っていた。

「そういばこの船はどこに連れて行けばいいですか?」

「ああ・・・えっとだな・・・ここから南にいった小島に俺たちの港があるんだ。ただこの船だと撃たれるかも・・・」

「ソマリア沖の海賊でもイ-ジス艦に発砲してくるバカはいませんよ?大丈夫ですって!」

「ソマリア・・・?ここは太平洋だし、イギリス海軍も俺たちの仲間も知らない船には容赦ないぞ」

「過激派ですね・・・2000年代にそんな過激な海賊がいたなんて・・・」

「だから今は1700年代だっての・・・あんた聞いてないのか?」

「・・・?何を言って・・・」

るんですか?と言いかけたとき不明船確認!こちらに接近中との報告があった。

「戦闘になるかも・・・先生、この人を安全な場所に!」

「了解!」

「まて、旗は!旗はどんなのだ!」

報告してきた自衛官に問いかける。

「1700年代のイギリス海軍の旗とよく似ていますね・・・そういえば船種も良く似ていた・・・」

「それはイギリス軍だ!あいつら海賊相手に容赦ないぞ!」

「え・・・?でもイギリスは友好国ですし・・・」

撃ってくるわけ・・・と言い掛けたそのとき、近くに3本の水柱が立った。

「ほら見ろ!」

「は、早く安全なところに!」

医師が男を引っ張っていく。

「総員対水上戦闘用意!警告射撃で威嚇してください!」

「了解!」

「私は艦橋に行きます!」

「はるな」の乗員があわてだす。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「はるな」CIC


「相手は・・・10隻!?」

「砲雷長!警告射撃に反応なし!不明船依然発砲を続けてきます!」

「くそっ!力の差は明らかだろ!JPJと「ひえい」は!?」

「JPJはレーダー損傷のため一時撤退しています!「ひえい」は速射砲に被弾!」

「くそ!「みょうこう」に回線つなげ!」

<<こちら「みょうこう」!どういうことなんだ!>>

「こちらでも不明!とにかく外洋だが撃たれた以上こちらも撃ち返せる!そちらの損害は!」

<<速射砲が故障!射撃不可!>>

「くそ!ならこちらが援護する!その船と乗員を安全な海域まで頼む!」

<<了解!こちらもできる限りサポ-トする!>>

通信が終わり「みょうこう」が離れていく。

<<CIC、艦橋!砲撃準備!目標は不明船!航行能力を奪うだけでいい!>>

「こちらCIC了解!よし、速射砲攻撃準備!」

「攻撃準備完了!!」

「よし!撃ちー方始め!!」

「撃ちー方ー始めー!!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「はるな」艦橋


「軸ブレーキ脱!!最大戦速!!」

「最大戦速!!」

エンジンの甲高い音がする。そして目の前の主砲が動き出す。

「こちら艦長!CIC!撃沈する必要はありません!あの一番大きな船のみを狙ってください!!」

<<CIC了解!>>

そしてドン!ドン!ドン!と三発の砲撃音が聞こえ薬きょうが排出される。

「目標・・・沈黙・・・しかしほかの船より砲撃が続いています!」

「なんで!?旗艦じゃなかったの!?」

「艦長・・・どうしますか・・・?」

「撃たれてる以上は・・・みんなの命がかかってる・・・」

「艦長?」

「・・・・・・目標、敵船団!撃沈してください!」

「・・・・・・・・了解!!」

<<こちらCIC!了解!ただ木製の船のためハープーンが使えません!>>

「レーザー誘導は使えますか!?」

<<可能ですが・・・>>

「シーホークを飛ばしてください!安全高度からレーザー照準で攻撃します!」

<<了解!>>

敵は砲撃の手をやめない。

「面舵一杯!ハープーン攻撃用意!」

<<了解!・・・うわっ!!>>

ガンッ!と言う音がする。被弾したようだ。

「艦長!お怪我は!?」

「だ・・・大丈夫!被害は!?・・・・ひっ!」

艦橋一発命中。ガラスが飛び散る。

<<こちらCIC!損傷軽微!>>

「いたた・・・了解!」

「はるな」は二発の被弾で負傷者が出ていた。外の装甲が大きく凹んでいた。


前回急展開すぎるというメッセージをいただきまして・・・ちょっとやりすぎたかな?とね・・・ww今回も急展開すぎる気が・・・まぁ、いいやさァ行くか!byPJ

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