生贄の儀式を阻止せよ!中編
港街 渥美洋司
「お、おい・・・美香・・・飲みすぎだろ・・・」
「らいじょうぶれすよぉ~かんちょぉ~」
「大丈夫じゃねぇだろ」
はぁ・・・こいつは・・・
「ああ・・・菊池、美香を「いそかぜ」まで連れて行ってやってくれ」
「了解です。・・・副長、起きれます?」
「ふぇ?起きれますよぉ~」
菊池が美香を連れて行く。
「はぁ・・・」
「若いのがそんなため息だしたらいかん」
ドン!とお爺さんが何か飲み物を持ってやってくる。
「お前さんらにはあの娘を助けるという仕事があるんじゃろ?そんな鬱になってはいかん」
「鬱ではないんですけどね・・・」
「そうか?」
「ふぅ・・・とりあえず一旦船に戻って寝ます。儀式はいつになるんですか?」
「・・・・2日後じゃ・・・」
2日後という言葉にアリスはビクッっとする。
「英雄さんや、どうかこの町とあの娘を頼みますぞ」
「わかってます。それと俺は渥美といいます。」
「アツミさんか・・・地図などはいるかの?」
「いえ、調査はこちらでするのでお構いなく」
「そうか」
さて・・・「いそかぜ」に戻ってUGVでも使ってみるかな。
「いそかぜ」CIC
「艦長、UGVいつでも使えます。」
「よし、まずはUAVで洞窟を探そう。」
「了解。」
後部甲板からヘリ型のUAVが飛び立っていく。
「そういえば艦長、海兵のほうは?」
「ああ、ぜひ協力しようだと。」
「この前戦死者でたのに気軽に受けましたね・・・」
「何か死が怖くて兵隊なんざやってられるかべらぼうめ!とか言ってたな。」
「なんで江戸っ子口調なんですか・・・」
「こっちが聞きたいよ・・・」
30分後
「目標発見・・・UGVを投下しますか?」
「よし、投下しろ。あとはAIで動くように設定な」
「了解です。」
さて、どういう構造してるかな・・・
「艦長、調査に約3時間かかります。今のうちにお休みされたら?」
「そうだな・・・じゃぁ、ちょっと仮眠とってくる。あとは頼むな」
そう言って俺はCICを出た
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F/A-18E 長瀬春夏
飛び立って約一時間ほどだろうか・・・だいぶあたりも暗くなってきた。
「ん・・・?ラリー、レーダーに地上目標の反応がない?」
<<ああ、約10の反応があるな・・・>>
「すこし見てみましょう。」
<<OK。>>
船だろうか・・・やけに速度が遅い
「カメラからの映像だと・・・海賊船かしら?」
<<ああ、みたいだな。しかも砲撃の真っ最中みたいだな>>
「ええ・・・でもどこを・・・。」
<<・・・・チッ!!!やつら港町を攻撃してやがる!!>>
「え!?」
<<クソッ!ここから一番近い艦船は・・・JPJか!>>
民間人を攻撃するとはね・・・でもこちらは対地兵装がほとんどない。攻撃できないのが歯がゆい・・・
「こちらウォーシャーク!JPJへ!民間人居住区への攻撃をしている敵性艦あり!確認求む!」
<<こちらJPJ・・・すでに確認してる。今向かってるとこだ。>>
<<随分と手際いいな、ジャック。>>
<<ん・・・?その声ラリーか?>>
<<ああ>>
知り合いかな・・・それにしてもあんな怖い顔の人とよく仲良くできるね。
私たちはJPJにあとを任せて空母に戻っていった。
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護衛艦「いそかぜ」渥美洋司
「艦長!調査完了しました!」
「お、早いな。んでどうだ?」
「この・・・W-35地点でUGVとの交信が途絶。最後にこの画像をのこしています」
「ん・・・人の足か・・・?」
「ええ・・・これを送ってから反応が消失しました。」
「これに破壊された可能性たかいな・・・」
魔物と言うか狂人かもな・・・
「とりあえず酒場に行こう。海兵たちは?」
「あと10分で到着予定。輸送艦できてるらしいです。」
「なぜ輸送艦で・・・」
「戦車使うらしいですよ?」
「・・・俺らいらなくね?」
「まぁ・・・今回は海兵側は兵器で支援するらしいので・・・」
「ああ・・・そう・・・」
あいつら誤射しそうで怖いんだよな・・・とりあえず酒場行く前に海兵連中待つか・・・
10分後
おお・・・来た来た・・・ってあの艦「おおすみ」じゃねぇかよ・・・
「あんたが「いそかぜ」艦長か?」
ガタイのいい男が話しかけてくる。
「ああそうだ」
「俺はアンヴィル小隊の隊長、ジョンだ。」
「「いそかぜ」艦長の渥美だ。よろしく」
「それで作戦は?」
「とりあえず酒場に行こう」
俺たちは酒場に向かって歩き始める。街の人たちは戦車に興味津々だった。
酒場
「それでだな・・・この洞窟は戦車一台分なら通れるが、多分歩兵戦闘者あたりがいいと思う。」
「ふむ・・・ブラッドレーならあるが・・・」
「なら、それ一台とハンヴィーは数台欲しい。戦車は洞窟入口で待機だ。」
「なるほど・・・もし倒しきれなかったらそこを撃てと?」
「いや、街の人の話によるとこのあたりは魔物の手下がいるらしい。それを撃破してもらいたい。」
「ほう・・・いいな。」
俺たちは作戦会議をすすめる。アリスも一応話を聞いてはいるが???見たいな顔をしている。だが、この前見たいな生気の抜けた顔ではない。
「えと・・・私はどうすれば・・・」
アリスが手を上げてしゃべる。
「とりあえず俺たちが守りながら進む。ただ、絶対に一人で行動するな。」
「は、はい・・・」
「よしいい子だ。確か洞窟までは歩いて行くから昼には出発だったな。」
「そうです・・・」
やはり洞窟は怖いのだろう・・・恐怖が見て取れる
「よし、出撃準備!」
「了解!」
海兵たちは散らばっていく。さて俺たちも行くか。
ちょっと長くなりそうなので一旦切ります。続きは明日投稿します!




