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守神神社

作者: 尚文産商堂

大阪府手野市、今は手野市であるが、以前は別の自治体だった河辺村には守神神社(もりかみじんじゃ)という名前の神社がある。

文字通り、淀川沿いにある村だから河辺村という何の変哲もない名前だ。

手野市の面積で行くと2割ないくらいの小さな自治体だった。

ちなみに今は、同じところを対象として財産区が設定されていたりする。


ただ、そこにある守神神社は手野市全域の神社の祭礼に欠かせないところだった。

守神神社は手野市内にある様々な神社の御旅所として機能していたところだからだ。

祭礼の際、神輿を通して神様は各集落や町を練り歩く。

手野市にある数多くの神社で祀られている神様も例外ではなく、それぞれの町ごとで多くの祭礼はされていた。

年に1回の大祭はその原則から脱していて、手野市、正確には金元藩の領域の8割に上る神社の神輿がこの守神神社に集まり、夜から秘密の祭礼を執り行う。

この祭礼は現在では節分の日に行われている。

どうしてこのようになったのかについては謎が多いが、昔はここで集まってどんちゃん騒ぎをすることが目的で、神輿を集めて御旅所にすることで藩やそういった支配者層への言い訳にしていたのだという。

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