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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

情けないといじめられていたひ弱な僕は、ダンジョンにぐるぐる巻きにされて置いてきぼりにされました…。〜女騎士様が拾ってくれてからの、面倒を見てくれるお世話好きハーレム〜

作者:カミキリ虫

幼い頃から、いじめを受けていた僕ロアは、ひ弱な14歳の男の子だった。
村にいた頃は村長の娘である姉妹から、ビンタをされてたし、裸足で踏まれていたし、おままごとでいつも赤ちゃん役を強制されていた。
まるで地獄だった。
だけど、幼馴染のラフィネがそんな僕をいつも助けてくれて、守ってくれていたのだ。
彼女は僕にとってお姉ちゃんのような存在で、黄金の髪を持つ彼女は王女様のように綺麗で可愛い女の子だった。
僕のスキルがないと分かった時も、彼女は言ってくれたのだ。『大丈夫だよ! 私があなたを強くしてあげるから!!』と。

それから、数年が経ち……。

今の僕は、ラフィネに熱々に熱された蝋燭のロウを、ぽたりぽたりと垂らされていた。

「あ、あつい”よぉ……! 許してよぉ……”!」

「我慢よ?? これも強くなるための、大事なことなんだからっ」

そう……。
王女様のように可愛らしかった彼女は、今や嬢王様のようになってしまっていたのだ。

実は歪んでいた彼女は、斜め上の鍛え方で僕を強くしようとしていて、毎日僕にきついお仕置きをしてくるんだ。無力な僕は情けない声をあげることしかできない.…。

そして、終いには僕はダンジョンに置いていかれる始末。「これも強くなるための試練よ!」とまるで捨てられるかのように、僕は一人、暗いダンジョンに放置されてしまった……。

そんな時、その場で出会った少女が僕のことを助けてくれて、その後、僕は彼女のお家でお世話されることになる。

一方その頃、ラフィネはというと……僕が死んだと思い、虚な目をして僕の亡霊を追い求めるのだった。
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