情けないといじめられていたひ弱な僕は、ダンジョンにぐるぐる巻きにされて置いてきぼりにされました…。〜女騎士様が拾ってくれてからの、面倒を見てくれるお世話好きハーレム〜
幼い頃から、いじめを受けていた僕ロアは、ひ弱な14歳の男の子だった。
村にいた頃は村長の娘である姉妹から、ビンタをされてたし、裸足で踏まれていたし、おままごとでいつも赤ちゃん役を強制されていた。
まるで地獄だった。
だけど、幼馴染のラフィネがそんな僕をいつも助けてくれて、守ってくれていたのだ。
彼女は僕にとってお姉ちゃんのような存在で、黄金の髪を持つ彼女は王女様のように綺麗で可愛い女の子だった。
僕のスキルがないと分かった時も、彼女は言ってくれたのだ。『大丈夫だよ! 私があなたを強くしてあげるから!!』と。
それから、数年が経ち……。
今の僕は、ラフィネに熱々に熱された蝋燭のロウを、ぽたりぽたりと垂らされていた。
「あ、あつい”よぉ……! 許してよぉ……”!」
「我慢よ?? これも強くなるための、大事なことなんだからっ」
そう……。
王女様のように可愛らしかった彼女は、今や嬢王様のようになってしまっていたのだ。
実は歪んでいた彼女は、斜め上の鍛え方で僕を強くしようとしていて、毎日僕にきついお仕置きをしてくるんだ。無力な僕は情けない声をあげることしかできない.…。
そして、終いには僕はダンジョンに置いていかれる始末。「これも強くなるための試練よ!」とまるで捨てられるかのように、僕は一人、暗いダンジョンに放置されてしまった……。
そんな時、その場で出会った少女が僕のことを助けてくれて、その後、僕は彼女のお家でお世話されることになる。
一方その頃、ラフィネはというと……僕が死んだと思い、虚な目をして僕の亡霊を追い求めるのだった。
1話 今から私はあんたをここに置いて行きます!
2021/08/27 12:32
(改)
2話 私があんたを強くしてあげる!!
2021/08/27 21:04
3話 神秘がつまっていた。
2021/08/28 11:03
(改)
4話 オマエを男の娘にシてヤる
2021/08/29 00:06
(改)
5話 あなたは自由よ
2021/08/29 09:12
(改)
6話 心配な幼馴染
2021/08/29 11:03
(改)
7話 賢者様が住んでいる。
2021/08/29 14:04
(改)
8話 掃除上手の男の子
2021/08/30 21:06
(改)
9話 料理上手な男の子
2021/09/01 00:15
(改)
10話 家政婦になりませんか……?
2021/09/01 22:08
(改)
11話 大金持ちになる気配
2021/09/03 00:07
(改)
12話 あの村の村長の姉妹が……。
2021/09/04 00:13
(改)
13話 妹にしてあげるっ。
2021/09/05 00:12