同級生からの秘書さん ~リーダー、私をお使いください~
飛行戦艦フィティング。全長350メートルの巨大な船はトラメットを発ち、アメリカへ移動中である。イルマ曰く、目的地までは約24時間で到着するとのことだ。
そんなフィティングの住居スペース。鋼の廊下を歩くカイト達に向かい、イルマは提案する。
「仮にもここは新人類王国の領土ですので、安全が確保される場所までは治療を施しておくのが最善かと思われます」
イルマの提案は、至極全うなものであった。
御柳エイジはタイラントと戦い、満身創痍。ここまで反逆者一行を懸命に運んでくれた獄翼も、今はスクラップ一歩手前である。この状態で新人類軍との戦闘になったら辛いどころの話ではない。
「でも、いいの?」
そんなイルマの提案に疑問の声をなげたのはスバルだった。
彼はここにいる全員が感じた違和感を口に出す。
「新人類軍の領土なんだろ? 仮にも敵対してるんだから、勝手に領土侵入してドンパチ起こしたのはまずいんじゃないのか」
もっとも、そのお陰でスバル達が無事に生きているのも事実だった。
あのままレオパルド部隊と戦闘を続けていれば、遅かれ早かれ甚大なダメージを受けていただろう。最悪、全滅する可能性すらあった。だが、国の問題と言うのは複雑である。
社会情勢に疎いスバルだが、険悪な雰囲気が続けば戦争が激しくなるだろうと予想することはできた。
「……驚きました。旧人類の癖にそこまで考える頭があるとは」
「失礼じゃない!?」
旧人類の少年から放たれた疑問に対しての第一声がこれである。
仮にも旧人類連合を纏める国のトップ。その秘書から放たれる言葉とは思えない。
イルマ・クリムゾン。立場は旧人類よりでも、その本質は反旧人類思想を持つウィリアムと通じているのかもしれない。
彼女とスバルのやり取りは、反逆者一行に深い不信感を植え付けはじめた。
「仰っていることはわかります。世間一般でも、新人類軍と旧人類連合は戦争真っ只中ということになっていますし」
「なっている?」
引っかかる言い回しである。実際、ヒメヅルに在住していた頃のスバルやカイトの元にはそういった報道があったし、アキハバラで生活していたシデンとエイジも同じだ。トラセットに住んでいたマリリスも例外ではない。
「世間で出回ってる情報とは事情が違うのか?」
「と、いうよりも。つい先日、停戦を申し込みました」
一瞬、場が凍りついた。
5人の反逆者一行がお互いの顔を見合わせ、再びイルマへと視線を向ける。想像を超える言葉に対し、先陣を切ったのはシデンだった。
「それは受理されたの?」
「はい。リバーラ王はそれはもう快く」
それだけではない。曰く、密かに開かれたリバーラ王との停戦協議では幾つかの約束事が取り決められたとのことだった。
その中の一つが、カイトやスバル達の保護である。
「待って」
そこで食いつくのはやはりシデンだった。
というか、全員が食いつく話題である。なんといっても、彼らはつい先ほどまで新人類軍と交戦していたのだ。どう考えても約束を破られている気がする。
「もしかして、本来ならあそこで戦わなくて済んでたわけ?」
「その筈ですが、ミス・タイラントの様子を見る限り、王から何も知らされていないみたいですね」
溜息をつき、王国の実態に呆れるイルマ。
リバーラ王の性格を知るカイトは、その様子を簡単にイメージ出来てちょっと悲しくなってきた。
「じゃあ、俺からも聞かせてくれ。お前たちはあの化物の存在を知っていたのか」
次にイルマへ質問を投げかけたのは、今にも倒れてしまいそうなエイジだった。イルマは彼を一瞥すると、何時の間にか到着していた医務室の扉を開ける。
「質問の答えとしては、YESです」
ドクターの姿が見当たらない医務室で、イルマがデスクの引き出しを開ける。中から包帯と消毒薬を取り出すと、それを無言でマリリスへ手渡した。
「ドクターは居ないのかこの船」
「私が兼任していますが、彼女がいるならそれくらいで大丈夫でしょう」
視線を向けられ、マリリスは『え』と驚愕する。
体のいい傷薬として扱われているのが一目瞭然だったが、彼女の鱗粉でエイジは一度粉砕された骨が繋がっているので、確実な手段と言えた。
「大統領秘書って、医者もできなきゃいけないの?」
「別にそんなことはありませんが、何分私は便利なので」
言いつつ、イルマの姿がブレる。モザイクがかかった姿は一瞬にして再構成され、メガネをかけた白衣の女医へと早変わりしていた。オスカーもびっくりな変身であると、カイトは思う。
「マリリス、頼めるか」
「は、はい」
エイジをベットに寝かせ、彼の治療をマリリスに託すと、カイトは再びイルマへと向き直った。横にスバルとシデンを従え、本格的に話を切り出すつもりである。いかんせん、情報が少なすぎるし、何を信用していいのかさっぱりだった。
「話を戻させてもらうが、構わないだろうな?」
「勿論です。どうぞ何なりとご質問ください」
了承すると、イルマは医師の姿から元の少女の姿へと戻る。
この時、スバルはなんとなくではあるが違和感を感じていた。彼はシデンにそっと耳打ちし、意見を求める。
「なあ、なんかカイトさんが相手の時だけ妙に畏まってるの気のせい?」
「気のせいじゃないと思うよ。明らかに彼女はカイちゃんに対して媚を売ろうとしてる」
二人のこそこそ話を気にすることは無く、当のイルマは質問を歓迎していた。ならば、と言わんばかりにカイトは最初の問いを出す。
「ウィリアムのメッセージとやらがあるらしいな。見せろ」
「了解」
妙に畏まった礼をしてからイルマは医務室のモニターに触り始める。ただ、礼を受けた張本人は非常に居心地が悪そうな表情をしていた。
モニターの準備を完了させ、リモコンを手に取ったイルマが再びカイトへと視線を移すと、そこでようやく彼女は気づく。
「申し訳ございません」
「何がだ」
「私が至らないせいで、あなたの機嫌を損ねたようです。しかしながら、私はまだ未完成品です。ご迷惑でなければ、何がいけなかったのか指示していただけると助かります」
これにはカイトも面食らった。
訝しげにイルマを凝視した後、スバルとシデンに振り返る。彼は無言で二人に訴えかけた。
おい、これはなんなんだ、と。
だが、救助を求めるような視線を向けられても困る。シデンもスバルも、殆ど初対面に近い相手なのだ。イルマがどういう思想を持ち、何をカイトに求めているかなんて理解できるはずがない。
ただ、強いて言うのであれば。彼女の上司だと言うウィリアム。そのメッセージを見れば、何か分かるかもしれない。
「まあ、今はいいでしょう。初対面なんだからさ」
シデンが二人の間に入り、その場を落ち着かせる。
そう言いながらも、カイトにこっそりと耳打ちして確認は怠らない。
「ねえ、本当に彼女は初対面なんだよね」
「勿論だ。あんな目立つ目ん玉してて、記憶に残らない筈がないだろ」
イルマ・クリムゾンは非常に目立つ容姿の持ち主だ。後ろ姿だけ見れば髪の長い女子で終わるが、正面を向けば真っ先に黄金の瞳に目が行ってしまう。今時、カラーコンタクトでもこんな目玉は滅多に見ない。
聞けば、彼女のそれは天然なのだと言う。
「……判りました」
少々納得のいかなさそうな表情になり、無言の抗議を続けたイルマだが、その抵抗も数秒程度で終わった。
リモコンを操作すると同時、モニターの表示が切り替わる。映像は横になったエイジにも見える位置で光が灯り、ある人物の姿を映しだした。
全身ブラックのスーツ姿。ネクタイを締め、金色の髪形もきっちりと整えた白人男性である。清潔感溢れるその男の姿を見た瞬間、カイトは呟く。
「ウィリアム」
ウィリアム・エデン。XXXに所属した、カイト達の同期である。
スバルはまじまじとその容姿を観察し始めるが、横にいるシデンによって視界を遮られてしまい、細かいところまで観察できずに終わった。
「な、何すんのさ!」
「いいから。カイちゃん」
「ああ」
二人だけが分かるやりとりが終わったタイミングを見計らったかのようにして、映像の中のウィリアムが口を開く。ビデオ通話ではなく、あくまで向こうのメッセージを収録した録画だけのようだ。
『やあ、カイト!』
彼ははにかみ、昔の同級生へと挨拶をする。
道端で偶然出会ったかのような気さくさを残したまま、彼は続けた。
『久しぶりだね。大体10年ぶりくらいかな……兎に角、無事に生き残ってた事を嬉しく思うよ。君は自分の身を省みない男だからね』
「大きなお世話だ」
「カイトさん、これ録画だから」
大マジな口調で言い返す同居人にちょっとした不安を抱きながら、スバルは言う。
ただ、ウィリアムという人物はスバルの予想に反して明るい声だった。反旧人類を主張していると聞いていたので、口を開けば『おら、ぶっ転がすぞ!』などと発言するのではないかと思っていたが、杞憂に終わりそうである。
『さて、突然のことだから君にとって分からないことだらけだろう。最初に説明しておくと、第一期XXXは皆脱走したんだ。僕以外のメンバーがどうなったかは知らないが、こうして生きてるんだ。皆、無事に脱走していると信じているよ』
「これは今から10日ほど前に録画された物です」
イルマが補足を加える。
その時期はシルヴェリア姉妹との一戦を終え、山で体勢を整えていた頃だ。シデンとエイジの二人が加わったのは、それから数日後のことである。
そういった理由もあり、ウィリアムはカイトのみに向けて発言を続けた。
『次に、今の僕の立ち位置だが……今はアメリカの政府に溶け込んで、ガードマンとして働いている。勿論、能力をフルに使って環境は整えているけどね』
スバルは思い出す。トラメットでイルマが言った、ウィリアムの異能の力。
旧人類に対する催眠。
催眠、という単語だけ聞くと眠らせる人のように思えなくもないが、その力がどれだけ強大で、ウィリアムの生活を豊かにしているのかは想像するに容易い。
『お陰で旧人類連合のお偉いさんも大体僕の手足だ。あ、誤解しないでほしいんだけど、僕は決して旧人類連合を牛耳ろうとか、内部から崩壊させたいと思ってるわけじゃないんだよ。ただ、平穏に暮らしていく為に新人類軍の情報が欲しくてね』
十分牛耳っているような気はしたが、相手は画面の中なので何を言っても無意味である。未だにシデンによって視界を覆われている為、仲間たちの表情は読めなかったが、横にいるシデンが僅かながらに溜息をついたのが分かった。
『ただ、その中で気になる情報を見つけたんだ』
ウィリアム曰く。新人類軍に忍ばせておいたスパイがある日、信じられない物を発見したのだと言う。
それこそが大樹に眠る新生物であり、人類にとって脅威となりえる存在かもしれないことを、彼は知った。しかも住民の調査を秘密裏に行った所、トラセットは反新人類の熱気にあふれ、大樹にエネルギーを集め始めていたと言う。
『そこまで聞けば、何が起こるかは大体想像がついた。しかし知っての通り、能力だけ鍛え上げた僕が直接動いても意味はない。新人類のリバーラ王へも大統領を通じて掛け合ってみるが、間に合う保証はどこにもなかった』
そこで偶然耳にしたのが、カイトとスバルの反逆だった。
ウィリアムはその情報を聞き、すぐさま彼らに頼る事を思いついたのだと言う。
『僕の知る限り、あなたは最強の兵だ。その存在をキープできれば、新生物に対しては一先ず大丈夫だと思ったわけだ。詳しい事はイルマに聞いてくれ』
全員が一斉にイルマへと視線を向ける。
既に新生物の件が終わっている以上、何も説明する必要が無い。彼女はただ頭を下げて一礼するだけだった。
『彼女についても説明が必要だね』
ウィリアムの話は、とうとうイルマへと及ぶ。
モニターの端っこにイルマの顔写真が表示され、その詳細がリストアップされていった。年齢、性別、血液型、体重、スリーサイズ、出身地、学歴が一斉に表示され、イルマという存在が赤裸々に暴かれていく。
『イルマ・クリムゾンは僕がこちらに来てから見つけた新人類だ。旧人類連合も、結構えぐいことをしててね。施設に預けられた孤児の新人類を回収して、人体実験なんかをしてたらしい』
まるでXXXみたいなことをするね、とウィリアムは付け足した。
『だからこそ、僕は彼女を第三のXXXとして引き取った』
「なんだと」
本人に聞こえる筈もない抗議の声が医務室に響く。
イルマが俯き、居心地が悪そうに視線を逸らしたのには誰も気付かなかった。
『既に見たかもしれないが、彼女の能力はかなり強力なものだ。新人類王国で確認されていたら、間違いなくXXXに抜擢されていただろう』
ゆえに、ウィリアムはイルマを見出し、自らの片腕として教育した。
だが彼がイルマに求め、命じたのはそれだけではない。
『また、彼女は管理能力に優れていてね。立派に大統領秘書を務めているのがいい証拠だ。きっと君のいい秘書になるだろう。彼女は再会を祝した僕からのプレゼントだ』
「は?」
何言ってるんだ此奴。
とうとうカイトはモニターを掴み、画面の中にいる同級生へと怒鳴り始めた。
「おい、ウィリアム。どういう意味だ。ふざけるんじゃないぞ、ウィル! 何が悲しくてまた新しい新人類の面倒を見なきゃいけないんだ!」
「カイちゃん、幾ら言っても聞こえないって!」
今にもモニターが破壊されかねない勢いだった。イルマは録画映像を停止させ、カイトに近づく。
「申し訳ありません。私が至らないばかりに」
その場で膝をつき、頭を下げる。
光景だけ見れば、主に忠誠を誓う騎士のようにも思える光景だ。しかし神鷹カイトに『騎士』が必要かと問われれば、友人たちは首を横に振らざるを得ない。
それはXXXの事情に疎い蛍石スバルも同様である。
ヒメヅルのパン屋で働いていた際、彼は自分の仕事をなるだけ自分で済ませ、手が空けば店主の仕事すら巻き取るほどなのだ。要するに、自分の身の回りのことは自分でなんとかしちゃうのである。
そんなカイトに秘書がつくと言われても、イメージが湧かない。
「……貴様はそもそも、自分の何が至らないと言うんだ」
「いえ。私にもわかりません。リーダーが私のことを気に入らないのだと理解できたので、そういうことなのだと解釈しているのですが」
違うのでしょうか、とイルマは不安げに見上げる。
リーダー呼びもしていることから、かなりXXX向けに躾けられているんだなぁ、とスバルは思う。言い方は悪いが、シルヴェリア姉妹を見ているような錯覚を覚えた。
「俺は秘書なんぞいらん。大人しく大統領やウィリアムの秘書をしていればいいだろ」
「ウィリアム様曰く、リーダーこそが仕えるに相応しい人物だと言う事です」
カイトは頭を抱えた。
シデンの両手から解放され、スバルが周囲を見渡してみるとエイジとシデンも頭痛に悩んでいるかのようにして頭を押さえている。
「ねえ、もしかしてウィリアムさんってカイト教の人?」
カイト教。
シルヴェリア姉妹を在籍させた、カイトに対して異様な執着を見せる団体さんのことである。彼を狂信する信者たちを一纏めにした単語がこれだった。
「ううん、そんな傾向は無かったけど……ただ、誰か有能な部下がつくべきだとは常々口にしていたね」
「なに」
カイトが呆れ顔でシデンに振り向く。
彼は当時、第二期XXXの育成と御柳エイジとの『喧嘩』が原因で同級生たちと距離を置いていた為、分かれる直前の彼らの思考には疎かった。
「第二期の連中が割とぽんこつだったからな。アトラスは、まあ出来る奴だったけど、やっぱ1日中べったりな姉妹がな……」
つい先ほどまで共に新生物に立ち向かった姉妹の顔が思い浮かんだ。
メリーゴーランドのようにカイトを囲い、ぐるぐると回転し始める姿を思い浮かべる。カイトの苛立っている表情が、いとも簡単に想像できた。
「イルマ……さんはどう思ってる訳? この決定に」
若干遠慮がちにスバルが問う。
見た感じ、イルマとスバルはほぼ同年代だったが、いかんせん持っている肩書が肩書だけあって、名前を呼ぶのに少々気後れを感じる。
「もちろん、私が持てる全てを駆使してリーダーをサポートします。望むのであれば、ここで裸になってボンオドリをしても構いません」
空いた口が塞がらなかった。
マリリスに至っては完全にドン引きしている。
「……俺はお前を信用したわけじゃない」
「では、どうすれば私を使っていただけますか?」
新手の悪徳セールスみたいな会話だな、とカイトは思う。
個人的に、自分を道具のように売り出す姿勢が気に食わないのもあり、カイトはイルマを受け入れる気は無かった。
しかしこの手のタイプは口で言っても中々諦めてくれない。エレノアやシルヴェリア姉妹の顔を思い出しつつ、彼は口を開く。
「口では何とでも言える。行動で忠誠を示せ」
「ちょっとカイトさん!」
非難めいた顔でスバルが言う。
いや、実際非難していた。年端もいかない女性に変な真似をさせるのは、道徳的に考えてマズイ。
「安心しろ。難題を突き付けて諦めさせる」
「大丈夫なんだろうな……アンタの周りの女の人、変なのしかいないし」
びくり、とマリリスが震えた。
もしかして自分は変な人なのだろうかという不安が、彼女に襲い掛かる。だが、ここにいる全員がカイトとイルマの挙動に注目を集めていたので、誰も慰めてくれなかった。
おばさん、私は変な子じゃないよね。
「確かに変なのしかいないし、根性も捻くれてるのが多いのは認める」
後ろでマリリスががっくりと肩を落とした。
だが、やはり誰も気付かない。
「アイツも何故か知らんが、妙に秘書としてのやる気を出している。だが俺がそれに値しない奴だと分かれば、きっと今のポジションで満足する筈だ」
「ねえ、それフラグじゃない?」
「フラグだな。間違いなく」
「やかましい」
友人二人による無粋なツッコミを睨みつけ、カイトは改めてイルマへと向き直る。
彼女にも会話は筒抜けだった。カイトがどういう考えをもって自分に難題を押し付けるのかも含めて。
しかし彼女はそれですら受け入れる覚悟がある。
「どんな難題でも構いません。私は貴方の所有物です。なんなりとご命令を」
その言葉を聞いたカイト。
自分の後ろをそのままついてきた頃のシルヴェリア姉妹を思い出し、軽い眩暈がした。もう2度と部下なんか持ちたくないというのが彼の本音だ。
同級生には悪いが、何とか諦めてもらうしかない。
その為に先ず、イルマへと出された指令がこれだ。
「では、まずここでゴリラのモノマネをやってみろ」
後に、仲間内で笑い話の定番として語られることになる『イルマ・クリムゾンのちょっといいとこ見てみたい!』。
その出来事の幕開けである。
次回更新は水曜日の朝を予定。




