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コロナ明け祈念漫才

どうぞ漫才をお楽しみください。

ボケ・ツッコミ「「どうもー」」


ツッコミ「コロナでソーシャルディスタンスでしたな」

ボケ「そやな」

ツッコミ「漫才するのに距離を取って、透明ボード挟んだりしてな」

ボケ「そうそう」

ツッコミ「でもやっと普通につっこめるようになったわ」

ボケ「ホンマ残念やわ」

ツッコミ「なんでや?」

ボケ「せっかく遠距離でもつっこんでもらえる装置を作ったのに」

ツッコミ「なんやて?!」

ボケ「これで大儲けしようと思ったのにな」

ツッコミ「それならもっと早く出さんかい!」

ボケ「だから今から使ってみようと思うんや」

ツッコミ「今更いらんやろ?」

ボケ「でも距離離れてもつっこみできると面白そうやろ」

ツッコミ「まあ、そうやな」

ボケ「というわけでこれ付けてや」

ツッコミ「なんやこれ?頭と両手足?それから服の中にも入れるのか」


両手足と頭と服の中に装置を装着する演技をする。


ボケ「…これでよしや」

ツッコミ「待てい。なんで俺が付けるんや?ボケるのはお前やろ?」

ボケ「操作方法わからんやろ?」

ツッコミ「適当に押すわ」

ボケ「あかんて。まず見本見せるでな」

ツッコミ「じゃあ、俺ボケてみるわ」

ボケ「おお、頑張れ」

ツッコミ「…」

ボケ「…」

ツッコミ「…」

ボケ「…はよボケんかい!」

ツッコミ「うぎゃあっ!な、なんや電気か?!」


実際に電気で痺れたような演技をする。


ボケ「そや。芸人定番の電撃や!両腕痺れたやろ」

ツッコミ「背中まで来たわ!」

ボケ「はよボケんからや!」

ツッコミ「ボケかたとかすぐに思いつかんわ!」

ボケ「じゃあ俺がボケるから、お前がつっこまれろよ」

ツッコミ「は?」

ボケ「ボケは俺がやるだろ。それで俺がこのボタンを押してお前につっこむんや」

ツッコミ「なんでや?!」

ボケ「お前がボケられへん言うからや」

ツッコミ「そんな漫才あるかい!まあええ。やってみ」

ボケ「ところで最近リモート出演増えたやろ」

ツッコミ「いきなりやな。まあコロナやからな」

ボケ「それで俺はあるチャレンジをしたんや」

ツッコミ「なんや?」

ボケ「カメラから見えないところで面白いことをしてみるんや!」

ツッコミ「見えんところで面白くてどうするんや!って痛っ!また電気か!」

ボケ「つっこみは俺の仕事やで。それでな、まず下半身裸になってな」

ツッコミ「おお、危険やな」

ボケ「魚の下半身履いてみたんや」

ツッコミ「人魚かよ!いだっ!頭が締め付けられる?」


頭を抑えて苦しむ演技をする。


ボケ「孫悟空みたいやろ」

ツッコミ「痛すぎるわ!」

ボケ「それでな、次に自分の背中に紙を貼ったんや」

ツッコミ「それには何て書いてあるんや?」

ボケ「『張り紙禁止』や」

ツッコミ「むずかしいボケやな。うおわっ!背中になんかぬるっとしたものが!」


背中を触ろうとする演技をする。


ボケ「それは芸人御用達のローションや」

ツッコミ「気持ち悪いだけやろ!つっこみにならんわ!」

ボケ「微妙なボケにはそれでええやろ」

ツッコミ「自分で微妙なボケってわかっとるんか!」

ボケ「じゃあめっちゃすごいボケするわ」

ツッコミ「おお、ハードル上げたな」

ボケ「それでな、舌に洗濯ばさみを挟んでみたんや」

ツッコミ「痛そうやな」

ボケ「これで口をあけると洗濯ばさみが見えるやろ」

ツッコミ「そやな」

ボケ「だからずっと黙っとったんや」

ツッコミ「ほう」

ボケ「そしたらもうリモートの仕事来やへんくなったわ」

ツッコミ「ずっと黙っとったらあたりまえやろ!おぎゅわああっ!」


胸を抑えて悶える演技をする。


ボケ「どや?乳首の所が超振動したやろ?」

ツッコミ「これはあかんわ」

ボケ「なんでや?」

ツッコミ「リモートでお前がした事と一緒や。見えへんところで面白くってもウケへんで!」

ボケ「そやろか…全押し」

ツッコミ「うがっ!ぐうっ!ひゃうっ!おぎゅわあっ!」


のたうち回る演技をする。


ボケ「いや、意外と面白いわ。俺がリモートでこれやればよかったわ」

ツッコミ「くそっ、次は俺がボタン押すからな!」

ボケ「いや、それはええわ?」

ツッコミ「なんでや?」

ボケ「俺が一人でボケとツッコミできるってわかったから、もうお前いらんやろ」

ツッコミ「そんなわけあるかいっ!ひぎいっ!」


最後に電気で痛いような演技をする。


ボケ・ツッコミ「「ありがとうございましたー」」

お楽しみいただけましたでしょうか?

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