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GefUhl  作者: 綾
1/1

GefUhl

GefUhlはドイツ語です

少し未来の綾の感情です。

 私にこんな感情があったなんて・・・

自分でもビックリだ!!

感情を見せたらやられる

あの時十分分かったはずなのに・・

あの子の前にいると

自分が分からなくなる

あの子が怖い

でも私はあの子の前から

居なくなりたくない。

この気持ちが分からない

誰か教えて・・・

自分が怖い・・・


 これ以上あの子に踏み込んだら

どうなるかわからない


 どんな難解な学問の問題もこの問題に比べたら

簡単なような気がする。

あの子の前から居なくなれば良い

それはわかっていた。

そうすれば以前の私に戻れる

本当に戻れるの?

本当はわかっている

戻れるはずが無い

以前のときに戻れるはずが無い。


 あの子の居ない日常なんて今の私には考えれないものだった。


 私の景色は真っ白だった。

それでもいいと感じていた。

愛想を振り向いても仕方ない。

隙を見せたらやられてしまう

そうやって数年間過ごしてきた。

あの子に出会って私の世界が

色をつき始めた。

周囲は私が凄いと言うけれど、


 本当に凄いのはあの子だ

あの子は私の心にすんなり入ってきた。

誰にも出来なかったことなのに

気がつくとあの子の周りは人だかりがいつもできている。

凄いことだと思う

隙だらけなのに普段通りなんて

いつも私の眼はあの子を探している。

何故私の前に現れたの?


 あの子をグチャグチャにしたい。

そうしたら嫌われて私は救われるのかな?

それとも首輪を着けてみようかしら、

あの子の柔肌をどうにかしたい。


 そんな事を考えてるなんてあなたは知らない事でしょう。

恋でも愛情でも無い

何故なら私達は同性なんだから

ありえない事

友情ではない

友情ならこんなに苦しくないはずだから

この気持ちはなんですか?


 私は狂ってる

あの娘を何度も 激しく 

何度も 突き刺す 

何度も 動かす 

機械のように いたぶり

人形のように

歓喜に 

そして

狂わせてやる・・・


 抵抗できなくなるまで  

何度も 奥まで 

何度も えぐって 

何度も 離れられない 

むさぶり

堕落し 

愛する時間なんていらない 

食い込み

濡れた花園が 開放される

 

醒めた何かが 欲望に

マヒさせている 

痛みを忘れて 

這いまわるまで 

何度も 無理やり 

何度も 犯して 

何度も 満たされやしない 


のたうちまわり 

戻れる場所など

あるわけがない 


何度も 激しく 

何度も ねじ込む 

何度も・・・


そんな夢を毎日観てる


アナタノイナイセカイナンテ

モウカンガエラレナイ


腕を離して  

二度と触れられぬ 

あなた 

熱く

ささやく 

身体を

抱きしめても 

凍えている・・・


きつく 

きつく

くちづけた。 

奪うことだけを 

信じた。


壊れてしまった。

もう

何も

見えず

何も

感じない

あなたが

いない世界 


もう

すべて無くした 

強く焦がれた 

愛情(Liebe ) 

刹那の距離に

感じるのに

届かない


おもいなんて

ゆるく、やさしく 

祈りなんて・・・

意味が無い

そんな

神仏の加護なぞ

存在しない。

 

おいていかないで 

ひとりにしないで 

つらぬく香り 

息がたえても 

離れたくない 

こわれるなら

いっそ・・・


私を殺して

あなたが憎い


殺したいぐらい憎い

でも私は・・・

きっとあなたを愛してる

殺したいぐらいに愛してる

あなたがどう思っているかなんて知らない

何故私の前に現れた

私を狂わせるためか?

今更どうでもいい


あなたはどうなのかな?

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