光学園戦士科
「国立光学園戦士育成学科高等部」
その名の通り戦士を育成するために作られた学校。2019年の学校創立から10年目の生徒である亜夜歌らも、例外なく戦士を目指している。もともと戦士育成学科の他に普通学科もあったのだが、今では光学園と言ったら戦士で、普通科は戦士科に落ちた人が行くところだ。
様々な技術が発展した現在の日本ではほとんど毎日事件が起こっている。万引きなどの小さいものから殺人など凶悪なものまで。警察では志願者の減少や高齢化などで今までのようにスムーズな犯人逮捕、解決ができなくなった。
そこで政府が作ったのが、この国立光学園戦士育成学科。土地が足りないために東京湾に埋め立てて建てられ、中等部、高等部の校舎の他にも体育館、訓練場や、飛行場まである敷地は、とても広い。
剣術科、銃器科、体術科、保健科、情報科、薬物科などに分けられ、普通の高校がやるような普通の授業を6時間やった後に訓練をする。
警察や、FBIのハッキング部門、各国の有名研究所など、卒業後の就職先を紹介、願えば確約もしてくれるので、ロボット達がお金をどんどん持って行ってしまう今の世の中では人気のある学校と言える。
校舎や授業は最新鋭なのに比べ、制服だけが未だに昔よくあったと言われている原始的なもので、学校指定の白シャツに女子は真っ黒なスカート、男子がズボンで、シャツの襟には3年生が金、2年生が銀、1年生が銅、というような学年ごとに色の違うピン。光学園を示す、白いリボンとネクタイもつけなくてはならない。個人の要望に応じて剣や銃を装備するためのベルトや、手袋まで作ってもらえる。