マジックプリンセス(笑)爆誕!
私の前世は貧乏だった。
親が借金抱えて亡くなり、相続放棄はしたものの資産ほぼ0からのスタートは中々大変だった。そんな中テレビの変身ヒロインもの子供向けアニメと乙女ゲームが唯一の娯楽だったのです。
だから仕方ないでしょう、自分が死ぬときに「生まれ変わるときは変身ヒロインになりたい」と願ってしまったのは。
まさか叶うとは思わなかった、しかも自分の趣味だった乙女ゲームの世界に転生して。
私の生まれ変わった名前はミレーユ、この国の第一王女にして国一番の魔法使いで通称マジックプリンセス(笑)。何その厨二病丸出しな名前。
おまけに、私には生まれつき体の中に魔法陣があるらしく、魔法を起動させようとすると魔力の一部が体内の魔法陣に流れ込んでその魔法を起動させます。
変身魔法を
青い目にブロンドのストレートロング、清楚なドレスを好んで着る王女が、魔法を使おうとするとピンク目ピンク髪、パンツ丸見えミニスカートで露出狂一歩手前のマジックプリンセス(笑)に変身してしまうんです…どうしても。
その魔法陣に魔力を取られても私の魔力は国一番らしく、城の魔法使いが3人がかりで発動させられる防御魔法陣を1人で発動させられるほどでして、伝説の魔法使いの再来とまでいわれております。
マジックプリンセス(笑)ですけどね。
そして私は知っている、これが乙女ゲーム「恋銃士学園」の公式設定である事を。私はこのゲームのお助けキャラ2人のうちの一人で「いい方」と言われておりました。
そして今日行われる晩餐会にこのゲームにおける悪役令嬢とお助けキャラの「悪い方」が来るのです、。
悪役令嬢の名前はイザベル、兄である王太子の婚約者なのですが家柄を鼻にかけた高慢ちきで浪費家の最低女。お助けキャラの「悪い方」がその兄のアルベルト、若くして魔法銃を開発した天才科学者で魔法学者。ただし引きこもりのキモオタデブで思い込みの激しいという…まあアレな人です。
アルベルトはゲームでイベント好感度がどうしても足りない時に尋ねると好感度を上げるアイテムをくれます。ただしアルベルトの好感度も上昇していって、一定以上になるとバッドエンドのアルベルトルートになってしまうのです。
あと、長男もいらっしゃるのですが、彼は今学園に通っているので見知った方です。正直、普通のイケメンで普通に立派な方でした。なんでも、算術は天才的らしいんでそこだけは兄弟似てるんだなと思ったりします。
とりあえず、晩餐会ではなるべくそちらを見ないようにします、変に懐かれたりしたら大変ですから。
この話は必ず転生者目線で語られていきます。




