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原罪 パート1

初投稿なんで優しく見てくださいm(_ _)m

4月中旬の夕暮れの頃。

新学期の慌ただしさも少し落ち着き、桜は散り始めていた。

学年が新しくなったからと言って人間関係が大きく変わることはない。

俺にとっては大して特別な出来事ではなかった。

そのはずだった。


帰り道には真新しい制服姿が増えていた。

コンビニには「新生活応援フェア!!」のポスターが貼られている。

他の街より比較的新しいこの街、朝凪。最近になってようやく活気が出てきた。

しかし、今だけは少し雰囲気が変わって見えた。

家にたどり着く手前に来てあるとこに気づいた。いや、気づいてしまった。玄関の前で人が倒れていた。

一瞬頭が真っ白になり、すぐに駆け寄った。

見たことの服装をしていて、全身が傷だらけで、所々血が出ていた。

「大丈夫で、」

その時、白い閃光が走り、強い衝撃を受けた。




「おはよう、大丈夫だったかい?玄関前でふたりで倒れてたからどうしようかと思ったよ。」

「うっ、ここは?」


痛む体を無理に起こし、周囲を確認すると、暗く、時計を見ると、すでに日付が変わろうとしていた。そしてここが高瀬さんの家だと気づいた。

「安心して、君の隣で倒れてた女の子も無事だよ。」

「それは、…良かったです。」

胸を締めつけていた不安が少しだけ軽くなった。

「ところであの子は誰なんですか?」

高瀬さんは少し言いずらそうにして静寂を破るように「……分からない。少なくとも、私も初めて見る子だ。」といった。

意味が分からない。何かを隠していることは明白だが、それを問いただすことは何故かしては行けない気がした。

「今日は泊まっていきなさい。もう夜は遅いしね。それにあの子のことで話しておきたいことがある。まあ、今日は休んだ方がいい」

そう言って部屋を出ていった。


いつの間にか意識は沈み、懐かしい夢を見ていた。


「ねぇ……おじさんだれ?」

「そうだね…僕は…高瀬恒一。君は、今の家で暮らしたいかい?」

とても悲しそうな目をしていると思った。

「わからない」

「なら、僕の家にきなさい」

少し黙り込んだあと、優しく諭すように言ってくれた。

その言葉に少し救われた気がした。


「おはようございます」

春と言っても朝は冷え込み、薄着のままでは布団から出たくはない。

「おはよう。悪いんだけど、ちょっと来てくれるか。」

そう言われてついて行った。

薄暗い廊下を歩いている最中、

「体が痛まないか?」

と聞かれたがないと答えた。


通された部屋は薄暗く生活感がないのだが、それでいて埃が舞っているわけではなかった。

「彼女が倒れてたとき、君は何を見た。」

すごく深刻そうな顔をして聞いてきた。

隠すことはできないと感じ白い閃光が走ったこと、強い衝撃を受けたことを正直に答えた。


「そうか… 昨日の女の子についてだが……」

高瀬さんは少し間を置いてから、ゆっくりと口を開いた。

「彼女は、おそらく___新人類だ。」

聞いたことがある言葉だ。

普通の人間には理解できない、特殊な力を持つ人たち。

この町で起こる超常現象は、新人類によるものだという都市伝説がある。

「君は、彼女をどうしたい?彼女は、おそらくどこかの研究所から抜け出して来たのだろう。返答次第では君は、これから普段の生活に戻れなくなる」


彼女が何者なのか、どうしてあんな場所で倒れていたのか。分からないことばかりだった。

それでも、あのとき見た光と、傷だらけの彼女の姿が頭から離れなかった。

「 それでも、俺は、彼女を救いたい 」

「…そうか」

迷いのない返事をしながら、俺は別のことを考えていた。

彼女がどこから来たのか。なぜ追われているのか。そして、あの光は何だったのか。

彼女なら、俺がずっと探していた答えに近づけるかもしれない。

もちろん、それを高瀬さんに話すつもりはなかった。

読んでくれてありがとうございます。

タイトルが仮のやつなんで後で変えるかもです。

なんならタイトル募集したいです。

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