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ちびっこママ、奮闘中☆彡  作者: 櫻木サヱ


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11/11

ママ、図書館で子ども扱いされる

週末の午後。

日向ママは静かな読書タイムを求めて、そらと一緒に図書館へやってきた。


ママは落ち着いたカーディガンにブックカバーを持ち、完璧な大人モード。

そら

「母さん、今日は大丈夫だろうな」


日向ママ

「大丈夫よ! もう図書館で迷子扱いとか、子ども料金とかないはず……!」


そう自信満々に入館した瞬間。


受付の司書がママをじっと見つめる。

司書

「あの……お子さまは、館内カードお持ちですか?」


日向ママ

「違います!! 大人です!! 三十歳です!!!」


そらは諦め顔で小声。

「母さん、また始まったね……」


司書は困惑しながらもカード発行手続きを進めようとする。


司書

「えっと……本当に大人で……間違いないですね……?」


日向ママ

「間違いありません!! 見た目で判断しないでください!!」


入館証を手に、やっと読書スペースにたどり着いたママ。

だがここでもトラブルが。


隣の小学生たちがざわざわとママを見て、ヒソヒソ話す。


「誰あの子……」

「大人っぽいのに、小さくない?」

「図書館で小学生料金……?」


日向ママ

「誰も小学生扱いしないで!!!」


そらは本棚の隙間から小声でつぶやく。

「母さん、どうしてこうなるの……」


そのとき、司書が本棚に近づき、ママの選んだ本を確認。


司書

「こちらは児童書コーナーですね……あの、大人の方は大人用の棚へお願いします」


日向ママ

「選んでるのは私です!! 好きでこの棚見てるの!!」


周囲の視線が一層集中する中、ママは渋々大人用の棚へ移動。

しかし、その棚に並ぶ本を手に取った瞬間——


子どもが走ってきてママの腕にぶつかる。

「ごめんなさい〜! あっ、大丈夫……?」


日向ママ

「痛いけど……仕方ない……ああ、なんで大人になってもこんなに子ども扱いされるの……」


そら

「母さん、俺がそばにいるから大丈夫だよ」


ママはそっと微笑む。

「ありがとう……そらがいるだけで、少し救われるわ」


結局、静かに読書できた時間はわずか30分。

だがママは、誤解だらけの日常でも小さな幸せを見つけられる自分を少し誇らしく思った。


「さあ、次はカフェにでも行きましょうか……」

そら

「また子ども扱いされそうな予感しかしない……」


日向ママ

「それでも行くわ!“合法ロリお母さん”の戦場はどこでもね♪」


今日も、ママの戦いは続くのであった。

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