ごめんなさい! 天狗の鼻を、へし折られました!
昨日のエッセイで「いま私は、調子に乗っています!」と宣言して2時間後、天狗の鼻をバキバキにへし折られました……。天狗でいられたのは、ほんの数時間だけでした……。
いま半泣きで、これを書いています。
昨日は拙書「姫さまですよねっ!?」の二巻について、担当さまと電話で打ち合わせをしました。
すでに二校なので、話の大筋は完成している。あとは、微調整だけ……と、思っていたのです。
甘かったです……。
今作っているお話を、料理にたとえます。
私は海でタイを釣ってきました。タイのウロコを取って、内臓を処理して、下ごしらえは完璧です。
色とりどりの野菜を切って、タイに片栗粉をまぶして、たっぷりの油で炒めました。
魅惑的な香りのする調味料をアレコレ入れて、見た目も味もバツグンの一皿の完成です!
私は鼻高々で、料理を担当さまにお見せします。
「タイの中華風炒めです!」
担当さまは湯気の立つ料理を食べながら、おっしゃいます。
「量が多いです。減らしてください」
「多いですか? じゃあ、減らします」
「もう少し、塩味が欲しいです」
「わかりました。 調味料を足します」
「赤いピーマンも入れたほうが、キレイですよ」
「急いで入れます! まだあったかいから、急げば間に合います!」
担当さまは口をモグモグさせながら、言います。
「やっぱりコレ、お刺身のほうがイイと思います。刺身にしましょう!」 (← 今、ココ)
タイは、すでに炒めています。野菜だって調味料だって、ガッツリ入っています。それを刺身にしろと……。炒めてしまったタイを、どうやって刺身にしろと………(涙)。
もちろん担当さまの一存では、ありません。私だって、刺身のほうが美味しいと判断したから「やります!」と答えた。答えたけど、でも……。
昨日、天狗になっといて良かったです。一瞬でも、調子に乗れた。今の鼻はバキバキに折られて、鼻血が止まりません……。
というわけで痛めてしまった鼻をさすりながら、炒めてしまったお料理をお刺身にする作業を始めます。
「小説家になろう」であなた様に向けて書いているエッセイは、私も楽しく書いています。けれどもやっぱり、多少なりとも命を削って書いています。ここで命を削った上に原稿の直しをすると、命の火が消える自信があります。ですのでしばらく、原稿に専念します。
それでもこのエッセイを書くのは楽しいので、余力がある日はあなたに捧げるお話を書きます。
なろうに書きたいので書くかもしれないけど、書けないかもしれない。
あいまいな感じで申し訳ないのですが、これが現状です。
原稿の直しが済んだら、また舞い戻ってきます!
しばらく更新が止まるかもしれませんが、しばしお待ちください。
無理は、禁物です。ボチボチやります。
あなた様もボチボチ、お過ごしください♪
では、また♪