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ドキドキ台湾☆ 2

 わたし今、人生で一番調子に乗っています。生まれて初めて本を出してもらって、取材をしてもらって講演会をさせて頂いて、今は二巻の校正中です。調子に乗るとロクなことがナイのは知っていますが「いま調子に乗らず、一体いつ乗るっ!?」と思うので、ノリノリで乗っています。


 調子に乗って書きすぎたせいで、首を痛めました。50歳になったばかりなので「五十肩みたいな五十首っ!?」と思いましたが、五十首というのはナイらしいです。首もイタイですが、治療費でお財布がイタイです。


 前置きが長くなって、すみません! 台湾旅行記の続きです。


 お腹がピーピーになって飛行機に乗り遅れたおかげで、エコノミー席の代わりにビジネスクラスを提供されました!! すごいラッキー!!

 福岡 → 台湾の搭乗時間は、およそ2時間30分です。その短い時間に、サンドイッチとスープが出ました! そして、お酒は呑み放題! ワインも日本酒もビールも、呑み放題! 美しいCAさんが雑誌をすすめてくださったり、ブランケットを掛けてくださいます! 私もう、旅行に行かなくていいです! 一生ここに住みたいです! 


 美しく優しいCAさんとのお別れは、すぐに来ました。あまりに名残り惜しいので、一番最後に飛行機を降りました。後で知ったのですけれど、ビジネスクラスだと、一番先に降ろしてもらえるそうです。そして荷物も、一番先に出てくるらしい。素人なので、知らなかった。


 姑と「運が良かったですね~! ラッキーでしたね~!」と言い合いながら、空港を歩きます。姑は腰の調子が思わしくないので、ゆっくり歩きます。他のお客はすでにいなくなって、周りは閑散としている。次の私の任務は、ホテルまで連れて行ってくれる、送迎の車を探すことです。

 今はクソ貧乏な私ですが、当時はセレブ(!)だったのです(苦笑)。慣れない外国で電車やバスに乗る自信はなかったので、送迎の車をお願いしていました。ちゃんと探せるかしら? その心配は、無用でした。


 出口の真ん前、一番目立つ場所に、黒塗りの高級車がとまっていました。きちんと制服を着た運転手さんが「歓迎! 〇〇御一行様」と書いた紙を持っているので、間違いない。てっきりタクシーだと思っていたので、高級車にビビります。さらにビビったのは、運転手さんが警察官とケンカしている!!


 台湾語なので何を言っているかわかりませんが、原因は一目でわかります。駐車違反です。出口の真ん前、どセンターにとまっている車は、一台だけ。そんな場所に、とめたらダメ!!

警察官は「動かせ!」と言っているが、運転手さんは「大事なお客を待ってるんだ! すっこんでろ!」と言い返す。「そんなに言うなら、違反切符や!」「おう! やれるもんなら、やってみい!」 「わかった! すぐやる!」 「オレはお客が来るまで、絶対に動かんからな!」


 フツー、警察官に注意されたら、素直に言うことききませんか? どう見ても違反しているのに、めちゃめちゃ反撃しています。運転手さん、歓迎の紙を両手で掲げているから口だけのケンカだけど、その両手がふさがってなかったら、殴り掛かる勢いですよね……。私は叫びながら、駆け寄りました。


「ケンカはやめてぇ~! 二人をとめてぇ~!」


いつか言ってみたかった河合奈保子の名曲のセリフを、思わぬところで使います。こんな場面で使うはずじゃなかったのに!

駆け寄る私の後ろから、姑がヨロヨロしながら付いてきます。姑は腰のせいで、早く歩くことができません。その姑を見た警察官は、同情してくれたらしい。


「今度から、気をつけろよ!」


捨てセリフを残して、立ち去ろうとした。すみませんでした! ありがとうございます! 以後、気を付けます! ほっとした私の目の前で運転手さんが、













パトカーに蹴りを入れた!!!!!



やめて! そういうの、ほんとにやめて! まだ旅も始まってないのに、終わるから!!

ほんとに感謝しかないのですが、警察官の方は良い方だったみたいで、むっとしながらも立ち去ってくれました。捕まってもおかしくなかったのに、ありがとうございます!!


 運転手さんは私たちを見つけると表情を一変させて、ニコニコ出迎えてくれました。でもまだ興奮している。


私はヘタな英語で「警察の人、こわいですね!」と言うと、運転手さんは台湾語で「アイツら、威張りくさって!」「私たちがお待たせしたから、ごめんなさい」「どうってことねぇよ! オレは警察なんか、怖くねぇし!」「このたびは、お世話になります」「ようこそ台湾へ! 楽しんでくれな!」


ぜったいにお互いの言葉わかってないのに、ニュアンスだけで通じてる。wwなんで??ww


空港から高速に乗って、市内を目指します。車が多いのと、空港から市内まで距離が遠いみたいで、けっこう時間がかかりました。でも位置関係は、まったく知らない。


キレイで立派なホテルに着いたら、すぐにドアマンが来てくださいました。荷物を台車に乗せて、運んでくれる。先に姑の部屋を案内してもらいました。ツインの大きなベッドと、窓からの眺めが良い快適な部屋です。つぎは私の部屋。


 余談ですが私、誰かと同じ部屋で寝ることはできません。夫と旅行に行っても、別の部屋でした。料金は2倍かかりますが、ほんとに申し訳ないが、同じ部屋はムリ! するとホテルは、不倫とカン違いするみたいです。気を利かせて、部屋を離れた場所にしてくださる。もっと気の利いたホテルだと、フロアが違う! その気遣い、無用ですから! 離れていると、便利悪いですから!


 さらに余談ですが、こういう状況でホテルに忘れ物をすると最悪です。以前、図書館で借りた本を、部屋に置き忘れました。部屋の外には持ち出していないので、ホテルに置き忘れたのは確実です。帰宅後に気づいて、ホテルに本を郵送してほしいとお願いしたら「お忘れ物は、ございません!」と言われました。妻が夫の不倫の証拠を探すために、さぐりを入れていると疑われたみたいです。でも夫の相手は、妻の私ですから!! 図書館に謝って、本を弁償しました。弁償できる本で、良かったです……。


 閑話休題。

台湾旅行の、ホテルの話です。

姑と同じクラスの部屋をお願いしていたので、同じ間取りの部屋だと思ったら、ツインのベッドルームと別に、リビングルームがあるんですけど……。


「?? 姑と同じ部屋じゃない?? なぜですか??」

「サービスです!」

「なんで??」

「?? なぜでしょう ??」


ドアマンの方も、詳しい事情は知らないらしい。なんか知らんが、まぁいいか。


書いてみると、この旅行のお話、長くなりそうですね……。すでに色々ありますが、こんなもんじゃないのですよ……。すごかった!

まだホテルに到着しただけなのに、すでに第2部分。


ボチボチいきます♪




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


愛する読者の皆様に申し訳ないのですが、ちょっとお付き合い願います。

これから局地的な質問をします。


「小学館の、ソウマチ担当のIさまへ。

もしかしてこのエッセイを、お読みになっていますか??

もしお読みでしたら『ワシは、読んでおる』と、ソウマチまでご一報ください」


局地的で、申し訳ありません。怖すぎるのでご本人に、直接お尋ねする勇気がありません。

もしお読みになっていたら、プロの編集様のご意見も伺いたいですし………。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そして愛する読者様へ! あなた様に、お礼を!


 おかげさまでこのエッセイ、昨日のPVで自己ベストを叩き出しました!

以前にPVが、一気に伸びた日がありました。いつも御贔屓にしてくださっている、三屋城衣智子さまがレビューを寄せてくださったおかげです。(三屋城さま、ありがとうございます!)


 その日からコツコツと更新を続けて、ついに自力で自己ベスト更新です!

いつも読んでくださっている、あなた様のおかげです! ありがとうございます!!

今後とも書籍化を目指して、精進いたします!


あなた様にも、たくさんイイコトありますように☆

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