表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

48/79

死ぬかと思った。

 あなたはもう飽きたと思うのですが、あんまりだったので聞いてください。


 びろうな話で恐縮ですが、月のアレの出血がひどくて。あきたとは、思う! ごめん!

先日「50分の間におしっこ一回分くらいの血が出る。その状態が、48時間続く」と書きました。

アレね、ウソでした。ウソついて、ごめんなさい。


あなたは、思うかもしれません。


「そうだろう! そんなに大量に出るワケないだろう! そんなに出たら、死ぬわ!」


そうなのです。おっしゃる通りです。おっしゃる通り、死ぬかと思いました。じつはお話に書いてた量よりも、実際の量のほうが多かったのです!! 事実は、小説よりも奇なり!


 昨日なろうに公開するお話を書きながら「なんだか体調が思わしくないわ。ヘンだわ」と思っていました。書き終わってほっとして食事を作っていたのですが、トイレに行く回数がハンパない! ダダ洩れとかザバザバとか、スプラッタとか、そういう言葉で伝わるでしょうか?


「私はもしかして他の女性の生理まで、引き受けているんじゃないだろうか? それも10人分くらい」 なんか、怖い。そして、ヒドイ………。


それでもご飯は食べたい! フラフラしながら、食事を作ります。私は熱が44度あっても、ご飯を食べます。ご飯を抜いたのは、人生で数回だけ。でも作らないと食べられないので、頑張る! でもしんどいから、今日はお茶漬けだけ作って……いや、アカン。食べられへん……。今日は、食事ナシで………(← かなり調子が悪い)と思っていたら、目まいがしてきた。ちょっと休憩。横になろう。


歩いて3歩のベッドまで行く元気がなくて、床に倒れ込みました。いつもは横になれば落ち着くのに、今日にかぎって目まいはひどくなるばかりです。そのうち血の気が引いて、冷や汗が止まらなくなった。着ている服は、汗でビショビショです。着替えないと、カゼをひいちゃう……。でも、動けない……。

 首から下の体温が、どんどん下がってゆくのがわかります。冷たさは、首から顔に浸食してきました。唇が、真っ青になっているのがわかる。これ、救急車を呼んだほうがいいの? 遠くなってゆく意識の中で、考えます。救急車を呼ぶなら、スマホで……。スマホは、歩いて2歩のところにあります。ムリです。動けない……。

冷たさが、頭まで広がってきました。すべての感触が、無くなります。何も聞こえない、何も感じない。意識を失う直前に思ったのは、




















「我が人生に、悔いなし」










その、一言でした。

どれくらい時間がたったのでしょう? たぶん、ほんの20分くらいだと思います。目が覚めました。フラフラするけど、目まいはしない。汗もひいています。

救急車を呼ぶほどでもないし、貧血で倒れただけで、大したことはなかった。でもその時はわからないので、本当に死ぬかと思いました。

自分が死ぬと思ったときに、私は悔いの残らない人生を送っていたのだと、初めて知ることができました。

だから倒れて、結果オーライ! 私の生き方、間違ってなかった!


貧血は検査をしてお医者様から「大人(更年期)だから、仕方ない。他の病気じゃないから、貧血はあきらめて」と言われています。鉄剤もちゃんと服用しています。だから、心配しないでください。


あの時死んでいたら「孤独死」でした。誰にも看取られないまま、一人で死んでた。 もし孤独死じゃなかったら………? 寝ている私の枕元で、私の大事な人たちが泣きながら「死なないで!」とか「今までありがとう!」とか「生まれ変わっても、また会おう!」とか、言ってくれるのでしょうか? (← 情景を想像している)
















ウザっっっ!















 お気持ちは嬉しいですが、一人で死にたい。死に際で大変な時に、周りでワアワア言われたくない。すぐに治療すれば助かるとしても、いつ死んでも悔いはないので、今死んでもかまわん。

死んだ後に気づかれず、死体がベロベロのドロドロになったらご迷惑をかけるのは忍びないけれど、私は別にドロドロでもかまわん。後は、頼んだ。


 人はたぶん、この世にやり残したことがあるから、死にたくないのだと思います。

私は小さな自分の世界で、私の考え方を尊重してくれるごく少数の人とだけ付き合って、その小さな世界で長いながい時間をかけて、やり残したことを一つ、ひとつ、潰してきました。世間の人に笑われながら、それは違うと言われながら「でも私は、やりたい事をやる」と決めて、やりたい事だけをしてきました。だから今日、死んでもいいです。


 ちょっと話はそれますが、いいですか?

世間の人から「それは違う」とか言われても、気にする必要ないですよ。それはその人の正解であって、あなたの正解ではないです。あなたはご自身の正解を選べばいいし、失敗したらご自身で責任を取ればいい。他人の言う正解を選んで失敗しても、他人さんは責任取ってくれませんから、気にする必要ないです。ってかそういう人と、付き合う必要ないです。あなたの考えを大事にしてくれない人と付き合っていると、どんどん自己肯定感が下がります。良かれと思って言ってくださるお気持ちだけ有難く頂いて、付き合いはしないほうが良いと思います。親切で言ってくださっても、イヤなものはイヤですもの。イヤな気持ちになる前に、離れたほうがお互いのためです。

たとえ親でも………(← 経験あり)。


すみません。話を元に、戻します。私が死んだら……の話です。


もし私が死んでも、私が書いたお話は、あなたの中に残ります。何かの拍子にあなたが「そういえばソウマチってヤツが、こんなこと書いてたなぁ」って思い出してくれたら、それで十分です。あなたがそう思ってくれる限り、私に本物の死は訪れません。身体は死んでも、私の想いは生き続けます。





















………うわぁ………。なんか、めっちゃイイコト言いましたねぇ………。自分で、恥ずかしくなってきました………。


でも私、死にませんから。今日は元気です! 安心してください♪


今日のあなたに何かイイコト、ありますように☆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ