講師? それとも?
おみずが、ちゅめたいでしゅ……。お顔をあらうと、ちゅめたくてイタイでしゅ……。お湯が出る生活をしたいでしゅ……。
そしてきょうも、講演会が定員割れでしゅ……。
さらに、生理痛がツライでしゅ……。
うがあああああ!!! 弱気になっても仕方ナイので、通常運転に切り替えます!!
おかげさまで定員割れの講演会は、たくさんの方がご尽力くださっています。
仕事の仲間(七海喜つゆりさま、やすいやくしさま)や、ツイ友のよなよなさん、滋賀のソウルフード「スヤキ」の谷野製麺所さまなどが、色々な方に「おもしろいよ~!」と勧めてくださって、もう……(涙)。ありがたくて、もう………(涙)。
なにがスゴイって、私たち一度も会ったことがナイのです!! ネットやメールだけのお付き合い! 今気づきましたが、電話さえしたことがナイ!! それなのに「ソウマチが困ってるみたいだから、何とかならないかな?」と、お力を貸してくださって……(涙)。
うう、ありがとうございます。定員割れのおかげで皆様の恩情に触れることができたので、結果オーライな気がしてきました(涙)。
でもまだ募集していますので、甲賀市の皆様はぜひ!
講演で時間内に収めるのに、原稿が多い気がする……。どうも2倍くらいある気がする。40分に収めないといけないのに、80分の原稿。これは、ちゃんと準備しないと!
正確に時間を計った結果、120分あることが判明しました……。多すぎる!
どれをお話するか、悩ましいところです。内容が濃すぎるのも、アレだし……。
じつは講師をさせて頂くのは、初めてではありません。以前「手作り石けん」の講師をしたことがあります。今考えても、なんでやねん? なのですが。 そういえば文科省(!!)主催の食事会で「英語通訳」をしたこともありました! 私、実業高校(英語は中学レベル)卒業ですよ!
除籍(← コレも、どうかと思う)になった通信の大学では、英語の勉強してないし!
なんでそんな大それたコトをさせて頂けたかというと、「やってみる?」と訊かれたら「やる!」と答えるからです。できるかどうかは、考えない。後で「なんでお受けしたんだああああ!!!」と、死ぬほど後悔します。
手作り石けんの講師……字面だけ見ると、ほんわかした家庭的な女性が想像されます。わたしにも、家庭的な時代があったのです。
以前に主婦をしていた頃、世界ではテロ行為が多発していました。不穏なテロ行為とは無縁なところで、私はのほほんと主婦をしていました。
のほほんとはしていましたが、なぜだか体調が思わしくなくて、どんなに高価な品を使っても、肌が荒れるようになりました。今思えば、平和すぎる生活のストレスが原因。平和すぎてストレスって、自分でもメンドクサイ奴だな~!と思います。
高価な品もダメ、皮膚科の処方薬もダメ。肌がガサガサで痛いし、かゆい。困り果てた私はワラにもすがる思いで、石けんを手作りすることにしました。
調べてみると石けんの材料になる薬剤(苛性ソーダ)は、薬局で身分証を呈示しないと買えないらしい。
「メンドクサイ材料やな~!」と言いながら、近所の薬局へ行きました(← お前のほうが、メンドクサイ)。
「苛性ソーダをください」
「すみません。取り扱っていません」
そっか。ナイのか。次の店にも、ナイ。次も、次の店も、そのまた次も。どこにも、ナイ。
さすがに「おかしいな」と思いました。無いなら取り寄せてくれるはず。なんか、ヘン。
どうやらこの時点で私、マークされていたようです。要注意人物として、警戒されていた。
ふと思い立って、漢方薬局に行きました。チェーン店や、同系列の薬局ではなく、独立したお店です。男性の薬剤師さんに苛性ソーダが欲しいと言うと鬼のような顔で、
「売れません!」と、キッパリ断られた!!
「どうしてですか!?」
「ご存じないのですか? 苛性ソーダはね、爆弾の材料なんですよ!!」
いや、知らんし!! わたし、爆弾とか作らんし! 作りたいのは、石けんやし!!
どうやら私、テロを目論む怪しい人物として、いつの間にか有名になっていたらしい!!
私は持参していた石けん作りの本を出して、説明しました。
「私、顔、身体、かゆい! ほら! ここ! 血! 出る! 石けんの本! 石けん! 作る! 苛性ソーダ! 必要! 手作り石けん! やさしい!」
こんな日本語をしゃべるヤツが、英語の通訳なんて片腹イタイのですが、熱意は通じたようです。
本当に石けんなのかアレコレ質問されて、やっと少量だけ売ってもらえました。
私はソレを大事に持ち帰って、手作り石けんを作りました。言うのは簡単ですが、作るのは大変です。時間も手間もかかるし、何より危ない! 苛性ソーダは皮膚に付くと、肉が溶けます。目に入ったら失明の恐れもある。何より瞬時に反応して蒸気になるので、吸ってしまう! 吸ってしまうと、ノドや肺が溶ける。ww あまりに危険なので笑ってしまいますが、笑いごとではありません!
私は出来上がった石けんを持って、漢方薬局に行きました。
「おかげさまで、石けんができました。少しですが、どうぞ」
おすそ分けをしたら、やっと! 私がテロリストじゃないと理解してくれたらしい。
それからは私が欲しい分だけ、売ってくれるようになりました。
結果は上々で、やっと肌荒れが治りました! 誰にでも良いとは保証できませんが、私には良かった。赤ちゃんにも使えると本に書いてあったので、たくさん作って、親しい方にプレゼントしました。
そうこうするうちに口コミで私の作った石けんが評判になって「講師をお願いしたい」というお話が舞い込んできたのです。
のらくらしている私が、講師!!
あまりにも晴れがましくて「やります! やらせてください!」と、即答しました。
一度目の結婚では「エリート社員の奥さん」、二度目の結婚では「社長夫人」。
聞こえは良いですが、私の存在は無視。あくまで夫の付属物。
当時はまだ本を出していませんから、私は夫のオマケでしかありませんでした。
その私が、講師をさせてもらえる!! 有頂天になって、快諾しました!
嬉しくって、嬉しくって、なにも考えてなかった!!
ところが………。
(すみません! 続きます! どうぞ良い一日を!!)