不思議なお話など。
本編の前に、またまたお礼を!
ありがとうございます! おかげさまで愛する読者様が500人超えました!(ユニーク値より)
498人様までは「あとお2人で、500人!」と期待でワクワクしていました。が、気づくと519人様になっていました! いつの間にっ!? ありがとうございます!
私に限定して言えば、カクヨムよりもなろうのほうがPVが多い。カクヨムは一日あたり15くらいだったのが、なろうでは30くらいです。単純に2倍のPVですから、おそらく読者様も2倍多いと思います。嬉しゅうございます。ありがとうございます。
細長く末永く書いてゆきたいと思います。どうぞよろしゅうおたの申しますm( _ _ )m
今日のお題「不思議なお話など」です。
霊が視える方から「一人も霊が憑いてナイ!」と断言されたコト(第8部分 あなたの後ろに霊が……)からおわかりのように、霊とかは視えないです。でもたまに、不思議なコトがあります。
〇おばあちゃん
わたしの母方の祖母は、私が4歳の頃に他界しました。わたしはまだ「死」という概念が、わかりませんでした。
「よくわからないけど、おばあちゃんにはもう会えないらしい」と、おぼろげに考えていました。
そんなある日、夢におばあちゃんが出てきました。私が普段見る夢はカラーで、背景などもバッチリ見える夢ですが、その時だけはセピア色で、背景は真っ黒でした。おばあちゃんは宙に浮いていて、身体に5メートルくらいの白蛇が巻き付いていて、白い霞がかかっていました。
白蛇が巻き付いていると言っても、苦しそうなようすではなく、一緒にいるね~くらいの軽いノリです。
生前のおばあちゃんは厳しくて怖かったのですが、その時のおばあちゃんは困ったようすでした。
「ワタシは別にかまわんのやけど、周りの者が気にするけぇ、お参りに来てほしい」と言いました。わたしは何も答えませんでした。なぜならおばあちゃんの言っていることの意味が、さっぱりわからなかったからです。おばあちゃんはそれだけ言うと、白蛇と一緒に消えてしまいました。
翌日、母におばあちゃんからの伝言を伝えました。
「あらまあ! 明日はお彼岸やから、お参りに来いっちゅうことやろうか?」
聞かれても、答えられません。4歳のわたしは「お参り」も「お彼岸」も、何のことやらさっぱりわかりませんでしたから。
母はわたしを連れて、お参りに行きました。これで夢枕に、喜んでいるおばあちゃんが出てきたら良いお話になるのですが、べつに何も起こりませんでした。
それから数年後、またおばあちゃんが出てきました。この時は、白蛇はいませんでした。
「お参りに来てほしい」。それだけ言うと、おばあちゃんは消えてしまいました。
翌日、母に話すと「そういえば明日は、お彼岸やねぇ!」と言って、また私をお参りに連れていきました。
この話、これだけです(苦笑)。だから何だという話ですが、お彼岸を知らなかった幼い私が、お彼岸前日にお参り来てほしいという祖母の夢を見たのは、不思議な感じがしたのです。
〇フワフワの何か
これもオチのナイ話ですけれど、イイですか??
昔から、ときどきフワフワした何かにぶつかります。ぶつかって、コケそうになる。あっちはたぶん、私に蹴飛ばされて吹っ飛んでいると思います。でも、何も見えない。見えないけど、ぶつかる。
それは、高さは30センチくらいだと思います。横幅も、同じくらい?? なにせ見えないので、ぶつかった感じの推測です。重さは、1~2kgくらいかなぁ~? 歩いていると足にポフっとぶつかって、コケそうにはなるけど、コケるほどの重量感はない。
ぶつからずに、フワフワな何かが足を撫でてゆくこともあります。でも、何も見えない。
そういえば、私の腕をかすめたこともあったなぁ。フワ~っとしたけど、やっぱり見えない。
「それは何か?」と問われても、わかりません。ただフワっとした感じが気持ちイイし、コワイ感じはしない。何か不思議な生き物だといいなぁ~♪と、勝手に想像しています。
〇そう言えば……
ここまで書いて、思い出しました。今まで「死んだおばあちゃんを見たと言っても、たんなる夢だし。だから幽霊は、見たことナイ」と思っていましたけど……。
去年、交際している彼が避暑地へ旅行に連れていってくださいました。夏でも、高原の風が気持ちの良いリゾートホテルです。
2日前にチェックインしたわたしたちは、観光を楽しみ、美味しい食べ物を堪能して、温泉を満喫していました。その日の朝も、御来光を見て、ホテルの温泉で朝風呂に浸かり、豪華な朝ビュッフェをお腹いっぱいに詰め込んで、ご機嫌さんでした。
食後のタバコを楽しむために、わたしは一人でホテル内の喫煙室へ行きました。豪華なリゾートホテルなので、喫煙室からの眺めも最高です。大きなガラス窓から、眼下に山々と雲海が見えます。
「マジで、ここに住みたい! めっちゃイイ!」
窓に張り付いて景色に感動していると、ギイ…と音がしました。重厚なその音は、喫煙室のドアの開閉音です。木製の大きなドアなので、開閉するたびに音がする。私は滞在二日目ですからその音が、ドアの音だと知っていました。だから、わざわざ振り向きません。それに窓のガラスに入口が映りこんでいるので、窓を見ていればドアのようすは見えます。
窓を見ているフリをして映り込んだドアを見ると、60代くらいの男性が入ってきました。
だいぶ頭髪が薄くなった、白髪の男性です。半袖のポロシャツを着ている。見た感じ、普通のお父さん。アブナイ人には見えないので、警戒する必要はナイでしょう。それにわたし、もうお部屋に帰るし。私はタバコの吸殻を捨てようと、振り返ったら………
誰もいませんでした…………。
「しまった。見てしまった…」
ドアは音がしますから部屋に入ったら、そっと出てゆくのは不可能です。ガラスには映っていたのに、振り向いたら誰もいない。私が振り向く一瞬で、どこかに隠れることはできない。っていうか、そもそも隠れる場所なんて、どこにもありません。
幽霊なんて見たことナイので動揺したのですが、ぜんぜん怖くなかったし、ぜんぜんフツーの人だったし、だんだん怖くなくなってきた。それにあのお父さんが幽霊だとすると………、
死んだ後に、リゾートホテルにタダで滞在してる!!!
それって、私も死んだらできるかも!!! なんて素敵! タダで遊び放題!
がぜん死ぬのが楽しみになってきた!
どこのどなたか存じませんが、私に希望を与えてくださって、ありがとうございます!
わたしの死んだおばあちゃんも、今頃どこかで楽しい思いをしているのかもしれません♪
なんだか死ぬのが楽しみになってきました♪
死ぬまでは、一所懸命に頑張ります! 今後とも、どうぞよろしゅうおたの申します♪