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二話

二話


 次の日


 僕と師匠は部屋から出て、食堂に向かった。

 一階に行くと昨日、受け付けのスタッフが廊下を行ったり来たりしていた。


「あの~、どうしたんですか?」

 

 そのスタッフは僕の声を聞いて、止まった。


「実は、今朝。私の祖母が最近の流行り病にかかってしまって…。」


 そう言い、そのスタッフは出て行った。


「ベル、持ってきた荷物の中に確かユニコンの角の粉末がはいってなかったかい?」

「ユニコンの角の粉末…。あ、一袋入ってると思います。」

「それを取りに行ってくれないか?」

「はい」


 階段をかけ登り、部屋の中に入った。

 ベットの横に置いたいろんな荷物が入っているのカバンをあさった。

 あ、あった。

 ユニコンの角の粉末が入っている布の袋を持って、階段をかけ下りた。


「師匠、有りましたよ〜」

「あ~、ありがとう。ついてきなさい」

 

 僕は師匠について行った。

 受け付けのカウンターの後にあるドアを開け、その先の廊下をしばらく歩いた。

 廊下の先にある、ドアを開け、中に入った。

 

 部屋の中には苦しそうにベットに横になっている一人の老けた女の人とその周りを囲んでいる人たちがいた。


「大丈夫ですか?」

「さっきよりひどくなってます…」

「ベル、ユニコンの角の粉末を出しなさい」

「はい」


 ユニコンの角の粉末が入った布の袋を師匠に差し出した。

 師匠はユニコンの角の粉末を薬包紙の上に乗せた。


「これを飲んでください。これは、ユニコンの角の粉末です。あらゆる病を直してくれます」


 師匠はゆっくりとベットの上の女の人の口の中にユニコンの角の粉末を流し込んだ。

 そして、コップ一杯分の水を飲ませた。

 

「一晩寝れば良くなると思います」

「あ、ありがとうございます」


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