ここでまさかの閑話、考察説明回!!
すいませんっ!
3、2、1、ハイハイ、どっかん。
考察説明回っ!!
本来は、過去の物語を書いて説明するのが慣わしなのでしょうが、誰も未来北原編なんて望んでいないのでざっくりいきますっ。
未来北原が存在する世界線では、北原に入れ知恵、もとい力を貸す未来から来た北原がいません。
なので北原は、王女誘拐や勇者召喚をせずに普通に小物勇者のまま。
これによって本編で起きた、王女誘拐編が発生しません。
その結果。
言葉が寝込むほどの体調不良は無し(身体を張って陣内を北原から庇うイベントが起きないので、椎名が暴走してさらうイベントも起きず
葉月が教会と取引をしない(あの取引は、陣内を保護法違反から庇うのが条件
木刀が、アイリス王女から出た力を吸収しない(陣内が王女救うために召喚陣を破壊しないので
実はここで大きな違いは発生します。
ラーシルが力を吸収できず目覚まさないのです。
そうなると当然、陣内が初代勇者と夢で会話ができなくなり、精神の宿った魔石巡りということをしなくなります。
なので普通に時が流れ、そのままラティが魔王化。
陣内は魔王化したラティを掻っさらって逃亡。
その陣内はラティと共に隠れながら過ごし、魔王化したラティによって異世界は蝕まれていきます。
そんな中、北原はウルドの鎧の力を長い時間をかけて解析。
そして自分の精神だけを過去へと飛ばし、本編北原に知識を託したのです。
未来北原の願いは未来を変えること。
しかし本編北原は、未来北原の意思は引き継いだりはせず、私怨に飲まれて好き勝手をしました。
しかしその結果が、王女の誘拐から、その力を木刀が吸収へとなりました。
因みに、屋敷に染みついた幽霊女王からちょこっとだけ力を吸収したことがあり、その力を使って断片的に初代と面会しています。
実は、あの北原騒動は大きなターニングポイントだったのです!
ご要望のあった無骨な槍です。
横のは陣内の身長です。
他ご質問がありましたら、答えられるモノであれば……




