過去と名前と嫉妬心
遅れましたすいません
夏目は彼らについて行った。きっとこの人たちなら地下室や隠し扉なんかから入る部屋にでも行くのかと思えば、普通の喫茶店だった。少したつと凌馬は突然とその質問をした。『お姉さんはいるか?』
『は?』夏目は思わず言ってしまった。他の3人も同じような反応だった。『すまん…変なことを聞いたな……』そして凌馬は自己紹介をし始めた。
『俺は田利亜凌馬 24だ』夏目は1つ驚いた。自分よりも歳上だったのだ。見た目は高校生くらいにしか見えなかった。クレアが突然入ってきた『年齢は嘘じゃないわ。ただ………これについては後で話すわ』クレアはそう言うと気を取り直したように言う
『私はクレア、クレアアマリリス 年齢は…シークレット☆』………夏目はウザいキャラだと思った。
『僕は佐音葛隼斗です。
今、大学一年目です』この少年はとても爽やかな印象だった『………福之亜香です………………』眼鏡がチャームポイントの可愛らしい少女には似合わない目つきだった。夏目のことを最初からずっと睨んでいたからである。
『私は竜胆夏目です。19 です…あの……姉はいませんよ…一人っ子です』夏目は質問にも答えてみた。
『まずは、あれについて知りたいよな…やっぱ』
少し凌馬はため息をつく『あの花の化けもんはピュトンという生物だ あいつらは人間を襲う だから俺達が戦ってるわけだ』そして夏目の前にさっき戦いに使っていた果実を出した。『俺達はこれのことをガーベラの果実と呼んでいる 年齢のことが気になってるだろう? こいつのせいだよ 果実を使って戦い続けると成長に必要なエネルギーがこいつに持ってかれちまう』………クレアは言う『これを使っても倒せない敵が居るとなると…私たちは身が滅ぶだけなの』クレアは少し笑ってこういった。
『凌馬、あんたと考えていることは同じようね』
そして凌馬が言う『君も……戦ってくれないか?』
『わかった』夏目はそう言った。何故か迷わなかった。何故だろうか まるでこれが使命だと思い出したかのような返事だった。頭痛……。すると夏目を睨んでいた香がくちを開けた『止めようよ!もう戦ってくれる人はこれだけで充分でしょ!』キレ気味だった。
夏目は『あの…今日の戦いはあんなに楽々戦ってたし私は居るんですか?』と言った。『あれはただの
傭兵だ 本物はヤバいぞ 戦力の拡大は必要不可欠なことだ 仕方ないのだから怒らな………』凌馬がそう言おうとすると、香は立ち上がった『私の気持ちを考えたことがあるの!? 私のこともちょっとは考えてよ!』そう言うと香は喫茶店から出ていってしまった。夏目は彼女が夏目に嫉妬してしまっているのだろうと思った。『本当に仲間になってくれるのか?』凌馬は私を見つめていた。ドキドキするくらいの視線だった。『ぇぇ…仲間にしてください』
凌馬は安心したような表情を浮かべた。
夏目はもう1つ気になったことを聞いてみた『どうして姉のことを聞いたんですか?』凌馬は少し顔が暗くなった『これを話すということは俺がガーベラの果実を使うようになったことまで話すことになるよ』
俺が高校2年のとき、姉のような人がいたんだ。その人は黒由利冬華という名前でなんでも面倒を見てくれた……いつの日か俺は好きになっていたかもしれない。
ある日のことだ俺の前にカラテアという花の化物が現れたのは………




