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困惑と呪文と補食

夏目が気づいた時には既にクレアは死んできた。夏目を殺そうとした凌馬を止めたからだ。凌馬は本気で夏目を殺そうとしている。それを嘲笑うかのように見ているスヨン、黒由利の手下とかした凌馬に困惑する隼斗、まだ何も理解していない夏目がそこにはいた。

「黒由利……君は何がしたいんだね?我々には好都合だが、本来君は我々に捕らわれた身。ゆえに敵対的なものでもあるのだぞ」そういったスヨンに対して黒由利は言う。「言っていたでしょ……貴方の夢を叶える代わりに、こちらの要求も多少はのむと……」





「また始める気か?」突然現れたら男が言った。

トムだ。「トム君……やはり君はニールから受け継いだな……記憶を…」そういったスヨンは天に手をかざし、何やら呪文を唱え始め、終わったかと思えば突然笑い始めた。「トム君……知っていても止めることは出来ないんだろう?今地球に月を引き込んだ。これで全てが終わるよ……いや、始まるよ」



そのとき凌馬とカザールが戦っていた。「凌馬君、君は……君は黒由利の為に戦っていたはずだ!何故、彼女の過ちを指摘できない!?」凌馬は黙ったままカザールを攻撃し続けている。カザールは凌馬の猛攻に反撃できず、終には吹っ飛ばされた。凌馬の後ろには黒由利がいた。「凌馬……貴方にこれをあげましょう……」差し出されたのは黒い果実だった。

凌馬は今まで使っていた果実は吐き出すと、その果実を食べ始めた。凌馬の背中には花弁でできた翼がはえ、神々しい姿になった。「カザール、終わりにしよう……」凌馬はカザールに花弁よ剣を振りかざそうとした。カザールは凌馬の隙をつき、しがみついた、凌馬は浮遊し、凪ぎ払おうとしたが、全く離れない。「凌馬君……僕は遠距離型の爆発タイプの技だ……これを近距離で打ち込んだら……」カザールを殺そうとしたが、腕を誰かに捕まれた。七奈美だ。

「何処までもついていきますよぉ」七奈美にむかって笑顔を見せたカザールはその武器から最大限のエネルギーを放った。



   爆音        沈黙





しかし、凌馬は平然としていた。新たなる果実の力はほかの物とは全く違うものだった。夏目は何かブツブツ言って倒れている隼斗をはねのけ、凌馬が吐き出した果実を手に取った。「……戦わなければ……死ぬだけ……カザールさん……私も…」夏目は果実を食べると、輝かしい光を放った。




「トム君!どうやって止める気だ?さぁ、やってみたまえ!」自分の理想が叶いそうな人間、つまりスヨンは狂ったように嘲笑の表情を浮かべている。

「スヨン……僕は確かに記憶しかない。でもそれが魔法の記憶だったら?」トムは呪文を唱えた。月の進行を止めているらしい。「僕にとってのタカ、ニールさんから教わったものだよ……ねぇ?スヨン、貴方に勝ち目はないよ……記憶が正しければね……」




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