真守と絵本と破壊植物
カザールとトムの宝物についての物語
今エターナリティのスピンオフ、『ガーベラ オブパスト』を書いています。そちらを読むとエターナリティをよりよく理解し、楽しめると思いますのでよろしくお願いいたします。
夏目はカザールの家に行き、軍人やスヨンのこと、ピュトンが人を取り込んでいること、そしてトムの行き先について詳しく話した。『しかし君が無事でよかったよ……』そう言ったカザールはなにかを思い出したように夏目に言った。『あぁ、そうだ、これから香さんがこっちにくるよ 君はエリンジウムの人達とはあまり会いたくないのではと思ってね。帰るかね?』そう言ったすぐ後にインターホンが鳴った。香が入ってきて夏目と目があったが無視をしてカザールになにかを手渡した。『はいこれ、借りてた本』その本の表紙には鷹がオリーブをくわえている絵と、一人の魔法使いが描いてあった。
香は夏目のことは勿論、七奈美のことも嫌いだったため、すぐに帰ろうとした。『香さん、お茶ぐらい飲んでいきたまえ。最近のエリンジウムの事についても聞きたいしね』香は言い訳のように、しかし事実も含めてこう言った。『これから真守くんのところにお見舞いに行くので……その本、とっても面白かったです』香は帰った……
『カ、カザールさん……その本はなんの本ですか?』
夏目は本について聞きた。『あぁ、これは昔、兄さんと一緒に読んでいた絵本だよ。ボタン一族はアメリカから来ているんだが、そこのとある古本屋で買ったんだよ』夏目は香が何故絵本などを借りたのかが理解出来なかった。カザールは言う『この本は兄さんと私の宝物だ。まぁ内容は全て覚えているから香さんに貸したがね。彼女は意識不明の真守が寝ている病室で読んでいるらしい。』夏目は本の内容を聞いた。『あぁ、とある魔法使いがたくさんの兵士を従えた悪い王様をやっつける物語で、行き詰まったときにオリーブをくわえた鷹がたくさんの魔法や今までに起こった出来事、これからの進むべき道を教えてくれるんだ』夏目も昔のことを思い出そうとした。しかし何故か何一つ思い出せなくなっていた。そのとき激しい頭痛がおきた。夏目がよろけたところ、七奈美が夏目を支えてからカザールに言った。『想い出にふけるのもええと思いますけどぉ、アメリカに隕石が落ちたそうですよぉ~。ななな~~んと!そこから植物がわいてきて大変だそうですよぉ~』それを聞いたカザールは凌馬と連絡をとり、会うこととなった。
夏目はいったい世界で何が起こっているのか、何故過去を思い出せなくなったのか……彼女はまだガーベラの華による永遠に……まだ関わることはない……
前書きでもお伝えしましたように、現在スピンオフを書いていますので、作者のところからお願いいたします。




