いきごみ

ああ、私に文章なんて書けない。

そもそも最近長い文章を記す機会がない。

むしろ長いと面倒だと思われる気がする。

形式張ったお礼や、業務連絡はコピペしているので創造性の欠片もない。

本だって高校生の頃がピークでもうほとんど読んでいない。

もっと想像力があったり頭が良かったりセンスがあったり色んな経験をしてきた人が書くものだ、小説なんて。

そう考え、深夜に登録した小説投稿サイトを閉じること、記憶の限り3回。

何かに寄りかからないと生きていけない人間の、1つの依存先として、ダメ元で文章を書いてみる。

どうせ才能も無いのだから誰も見ない、ただの壁打ちだ。

人と上手く会話ができないから、語彙が少ないから、誰も聞いてくれる人がいないから、平凡な話を少しずつ。