1、14歳になったところで何かが狂い始めました。
初投稿です。生暖かい目で見てやって下さい。
私、早乙女美衣!至って普通の中学生!
ただし今日までな!多分....
改めまして、私、早乙女美衣は普通の新中学2年生です。全寮制の双葉中学に通う14歳乙女真っ盛りな人間です。
そして現在地、ただただ白い道が続く謎の場所に迷い込んでおります。何が起こっているのでしょう。ただ単に部屋のベッドで寝てたはずなんだけどな。
え、どここれなんかやばくない?やばいね、どうしよう。なんか神の声とか聞こえてきてない?これ神の声だよね?
『早乙女美衣...貴女に種族とその能力を伝えます......貴女の種族は〈精霊〉。そして能力は....』
うんうん、精霊って何だ?
『時が来たら教えます』
うん.....え?教えてくれないの?そこは教えて欲しいな?
ってかどんどん眩しくなってる...!?
「....ッ!」
がばり、と身を起こすといつもと変わらない景色が広がっている。ピンクの布団、枕元のスマホ、隣の抱き枕、膝立ちでも多分頭をぶつける低い天井。いつもの私の見てる景色だ。
「なーにさ美衣ー...朝から1人でうるさいぞ今日の主役....」
気の抜けた声がする。私と同じ部屋に入っている浜崎愛海の声だ。
「ごめんごめん。変な夢見たんだわ。気にしたら負けだから突っ込まんといて?」
「うーん.....寝る.....」
突っ込むなとは言ったけどこいつは多分人の話を聞いてない。昔からなのでもう慣れた。
朝から出来事が色々起きすぎて分からないので整理しつつ自己紹介をしてみよう。脳内で。
・名前は早乙女美衣
・4月19日、即ち今日が誕生日の14歳
・双葉中学校に通う中学2年生
・寮の部屋は4人部屋だけど私含め3人しかいない。
・部屋のメンバーは浜崎 愛海と伊藤 芽衣芽衣は爆睡中。
・つい先程の夢で恐らく神より種族を告げられる。
・能力は時が来たら教えますとのこと
最後2つがおかしい。まず種族ってのは去年図書館の本で読んだから分かる。
〈種族〉
同一の人種に属すもの。この世の人のおよそ6割は人間に属する。人間以外の種族は能力を何かしら使うことが出来る。例えば種族:魔女の場合は魔法を使える、など。
こーゆーことだ。私の種族はさっき神様が精霊、と言っていた。精霊って何が出来る?念じたらなんか出るかな?
それっ。
なんかステータスみたいなのでた.....
早乙女美衣(14)
種族:精霊
能力:???
称号:???
戦闘力:42/100
防御力:28/100
知力:89/100
魔力:120/100
スキルポイント:5
スキル:念話・鑑定
現在新規獲得できるスキルはありません
な に か が お か し い
ご閲覧ありがとうございました!
前書きにも書きましたが初投稿なので至らぬ点も多々あるとは思いますが、優しい心で見ていただけると嬉しいです!
次回もお楽しみに!