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別視点。

いたい話その1。



私は羽山(ハネヤマ) 美琴(ミコト)

才色兼備のお嬢様──って言いたいところだけど父はただのサラリーマン。

母は家系図を辿れば遠縁に華族がいるお嬢様なんだけどね。

世が世なら私もお姫様だったのに残念。

そこそこいい会社の部長で給料はいい──っていっても私の親だったら社長か大病院の院長レベルじゃないと似合わないわ。

私のために会社のひとつも立ち上げてくれればいいんだけど商業の才能ないのよね。

万が一調子にのって失敗して借金まみれで貧乏生活とか絶対嫌だから渋々諦めてる。


色々不満だらけだけど将来は明るいわ。

だって私の美貌があれば玉の輿確定だもの。

わざわざ狙わなくても向こうから是非にと寄ってくるの。

年上過ぎるのはパスだけど貢いでくれるなら話は別。

愛想笑いは得意なの。

私のお陰で今の生活があるといってもいいと思うわ。

私が娘で良かったわね?


私ね、母の実家で産まれたの。

二月後に出産だからと里帰りした母が居間で突然産気付いてそのまま出産。

親戚からあの時は大変だったと今でも聞かされるけどだから何?って感じよね。

私はただ産まれただけ。

母に居間で産めなんて言っていない。

それなのに顔を合わせる度に大変だった大変だったって私を責めるの。

自分達の武勇伝を話したいがために私を貶めるのよ。

ホント信じられないわ。


田舎なんて虫が多いし遊ぶところもないし退屈なだけだから行きたくないけど年より連中はお金を持ってるからね。

貰えるものはきっちりもらわなきゃ損でしょ?

親戚の子がもらってるのに私がもらえないなんてあり得ないもの。

でもね、最近あいつら知恵をつけてきたのよね。

もらうものをもらったら即日帰るを繰り返してたら出し渋るようになったの。


この私が貴重な時間を割いて来たのよ?

それだけで満足すべきでしょ?

なのに私が帰った後でいとこ達に好きなものを買ってあげたんですって。

欲しかったブランドのネックレスを従妹がこれ見よがしに自慢しに来たときは思わず手が出たわ。

私の引き立て役のくせに何調子のってんの?

あんたが着飾っても無駄。

ちっとも似合ってないってわからない?

そんな事をこんこんと説いてあげたら面の皮が厚い従妹もようやく自分の愚かさに気づいたようで汚い涙を流しながら土下座してくれたわ。


当然ネックレスは私のものに。

休み明けに着けていったら皆が似合うって褒めてくれた。

やっぱりそうよね?

私にこそ相応しいもの。

皆の目が節穴じゃなくて安心したわ。


私は特別なの。

選ばれた人間なのよ。

みんな私のために何でもしてくれる。

いいえ、違うわね。

してくれるんじゃなくて、させてあげてるの。

私の役に立てるなんて嬉しいでしょ?


幼馴染みの茜もそう。

茜の親は私の父の部下なの。

だから茜は私の召し使い。

とっても便利よ。

頭はいいし運動神経もいいし気もきくし聞き上手。

男だったら遊んであげても良いんだけど女だからね。

邪魔になったら排除しなくちゃいけないの。

だって引き立て役が主役より目立つなんて許されないわ。


でも最近調子に乗ってるのよね。

私が押し付けた委員長なのにまるで自分が選ばれたような振る舞いをしているの。

茜は根っからの世話焼きだから多目に見てあげてるけど、この私を差し置いて茜を優先する馬鹿が増えてるのよ。

茜を手伝うくらいなら私の荷物を持ちなさいよね。


茜が美人で気が利く?

何を言ってるの?

私の方が美人で気が利くじゃない。

本来なら私が委員長だったのよ?

その地位は私が譲ってあげたものなのよ?

私を有り難がるならともかく何で茜ばっかり持ち上げるの?

ホント頭がどうかしてるわ。


茜に感謝しろ?

感謝なんて必要ないわ。

だって茜は私の召し使い。

当然の事をしてるだけよ。

ああ本当に馬鹿ばっかり。

早く私の王子様に会えないかしら?

こんなつまらない世界から連れ出して欲しいわ。


そう、例えばオタク趣味の茜が読んでた漫画のような素敵な出会い。

突然異世界に召喚された私は世界を救う特別な存在であると言われるの。

たくさんのイケメンと出会い、やがて彼らと恋に落ちる。


漫画の主人公は王子と騎士に言い寄られて悩んだ末に騎士を選んでたけど馬鹿よね。

そこは王子を選ぶべきでしょ。

騎士なんて王族に目をつけられたら一巻の終わり。

王子の女を横取りして輝かしい未来が待ってるはずない。

いくら最終回が幸せに見えても待ってるのは絶望よ。


騎士の両親も家のためならあっさり騎士を切り捨てるわ。

貴族なら尚更ね。

結果仕事を干されたあげく退職に追い込まれて貧乏生活。

夫はイケメンだった頃の面影もなくなり、こんなはずじゃなかったと自棄になって酒に溺れるかもしれないし、お前のせいだと暴力を振るってくるかもしれない。


そんな両親の元に産まれた子供はかわいそうよね。

主人公達は自分の事で精一杯だから子供を愛する余裕はないだろうし貧乏だからろくな教育も受けさせてもらえない。

将来もきっと大した職に就けないでしょうし、結婚するにも王子の顔色を伺わなければいけないから玉の輿は無理。


主人公のせいで不幸な一生が運命付けられたとしったらどう思うかしらね?

ハッピーエンドが確約されていると思ったらまさかの急転直下。

主人公はどうしてこんなことに?ああ、あのとき王子を選んでおけば──と後悔しながら死んでいくの。

あり得ない話じゃないでしょ?


私だったらそうね、イケメン全員を選ぶわ。

世界を救うんだもの。

それくらい許されるべきよ。

そしてイケメンを侍らしての酒池肉林!

ああ、なんて素敵なのかしら!


まぁどうしても一人を選べと言うなら王子一択ね。

やっぱり大事なのは権力とお金よ。

愛が冷めたら愛人をつくればいいし。

まぁ冷めてなくても作るけどね。

文句なんて言わせないわよ。

誰のお陰で今生きていると思ってるの?

救世主である私を無下にすると言うのかしら?

そう言ったらあら不思議。

皆なーんにも言い返せない。

一生私に傅けばいいの。


勘違いしないでね?

異世界なんてあるわけないってわかってる。

でも夢くらいは見たいじゃない。

あーあ。

全てが思い通りになる世界に行けるならトラック事故でも刺殺でも必要経費と割り切ってあげるのに。

私以外の誰かを生け贄に捧げたら行けたりしないかしら?

──なんてね、冗談よ。冗談。



調子に乗ってる茜を800メートル走と仮装借り物競争と男女混合ムカデ競争にエントリーさせて溜飲を下げつつ迎えた体育祭当日。

ちんたら前を歩く久遠沙夜にイライラしてたら急に足元に複雑な模様が浮かび上がったの。

そして消える地面。

すぐにわかったわ。

異世界に召喚されるんだって。

漫画の主人公みたいに事故に遭わなくても旅立てるなんて流石私よね。


どんな世界に呼び出されたのかしら?

やっぱり剣と魔法の世界?

それとも科学が発達した世界?

いいえ、イケメンがいるならどこでもいいわ!

待ってて私の王子様!


でも私を独り占めできるとは思わないでね?

結婚はしてあげる。

子供も産んであげるわ。

だから私のハーレムには寛大でいてね?

イケメンは全員私のものなの。

良いじゃない。

私を妻に出来るあなたは世界一の幸せ者なのよ?

文句は言わせないわ。


底の見えない穴を落ちながら髪を手櫛で整える。

私の美貌があればダサいジャージでも大丈夫。

とびきりの笑顔でカバーできるわ。

それにしてもまだ着かないのかしら?

私、焦らすのは得意だけど焦らされるのは嫌いなの。

早くイケメンに会わせてちょうだい!


思いが通じたのか光が見えてきた。

まぁ綺麗な光!

まるで私を祝福しているみたい!

──って何これ光じゃなくて虫!?

気持ち悪い!気持ち悪い!気持ち悪い!

手当たり次第に叩き落とすと、突然体が固まってそのまま急降下。


ちょっといきなりどうしたの!?

私、絶叫系ダメなのよ!

イヤ!こんなところで死にたくない!

助けて王子様!!


祈りむなしく私は固い床に叩きつけられた。


いったぁ!?

何で下にクッション置いてないのよ!?

怪我したらどうすんの!!

あームカつく!

絶対青あざになってるわ!

他の奴等が来てたら下敷きにしたのに!!


──は?

ちょっと待って。

何でクラスメイトがいるの?

召喚されたのは私でしょ?

まさか全員巻き込まれて来たわけ?

ホント最悪ね!

来てるなら間抜けな顔して立ってないで身をなげうってでも私を助けなさいよ!

この役立たずども!!



「──ようこそ異世界へ。私はこの国の王子。あなた方を歓迎するよ」



まぁ!

来たわ、私の王子様!

うちのクラスの宮原もなかなかのイケメンだと思ってたけど全然ダメ!

王子様とじゃ月とすっぽん!

ああ、赤紫の瞳がとっても素敵。

うふふ。

私、この人と結婚するのね。


ステータス?

それを貴方に伝えればいいのね?



「ステータスオープン」





名前:羽山 美琴 ミコト・ハネヤマ


年齢:17


性別:女


職業:聖女見習い


Lv:1


HP:180/185


MP:25/25


スキル:異世界言語Lv3、光魔法Lv1、 水魔法Lv1、 乙女の祈りLv1


称号:


加護:女神の守り


装備:体操服 上下、 スニーカー


所持金:0円





私が聖女?

うふふ。

やっぱりそうよね。

この世界でも私は特別なんだわ。


それにクラスメイトが来てる理由もわかった。

私の肉壁になるためよ。

この世界には魔法があって人以外にもエルフや獣人等の種族がいて、お約束のように魔王が魔族や魔物を率いているらしいわ。

茜の好きな剣と魔法のファンタジー世界ってやつね。

これまたお約束のように世界に危機が迫っていて、それをどうにかするために異世界の知識が必要だから私を召喚したみたい。

余計な奴等もついてきたけどね。


まぁ肉壁部隊と勇者の卵だと張り切ってる宮原を投入すれば世界の危機もなんとかなるでしょ。

というか何とかしなさい。

くれぐれも私に迷惑はかけないでね?


私は大切な聖女様。

この世界の宝なの。

野蛮な勇者とは全然違う。

安全なところでイケメン達を侍らせながら高みの見物。

私はそれが許されるし許されなきゃいけないわ。

だって聖女なんだもの。


そういえば聖女には当然護衛がつくわよね?

早めに騎士は自分で選ぶって言っておいた方がいいかしら?

女騎士が来たら最悪だもの。

私を護衛できるのはイケメンだけよ?


うふふ。

部屋も豪華な一人部屋がいいわね。

そしたら気がねなく連れ込めるでしょ?

あら、勘違いしないで?

お茶に誘うだけよ?

私がこの世界に来た目的はただ一つ。

自分の周囲をイケメンとイケメン予備軍で固めてお姫様扱いしてもらうため。

じゃないとやる気が出ないじゃない?


うふふ。

可愛い少年に起こされて、麗しい執事に紅茶を淹れてもらって、凛々しい護衛騎士を連れ歩きながらイケメンを探すの。

とーっても素敵でしょ?

メインをいただく前に前菜をつまみ食いしちゃうのもアリよね?

ああ、ホント楽しみ!

思いっきり異世界ライフを満喫してやるわ!


先ずは何を貢がせようかしら?

無難だけど宝石あたり?

ドレスも欲しいし美味しいものも食べたいわ。

そうだ、こんな遊びはどう?

私に相応しい高価で美しい宝石をプレゼントしてくれたイケメンにご褒美のキスをあげるの。

もちろん頬によ?

私はそんなに安くないわ。

まぁどうしてもって言うなら考えてあげてもいいけどね。



「はじめまして。まず名前を聞かせてもらえるかな?」



「いいわ、教えてあげる。私は羽山 美琴よ」



「ミコト・ハネヤマだね。では職業は何かな?」



「ねぇ王子様?私、そんなつれなくされたら悲しくなっちゃう。美琴って優しく呼んでちょうだい?特別に呼ばせてあげるから!」



「──職業は何かな?答えないなら無職になるけど?」



「まぁ!王子様ったら恥ずかしがり屋なのね!うふふ、これが茜の言ってたギャップ萌えかしら?なかなかいいわね!」



「──スキルはある?」



「ねぇ王子様、私あなたのことがもっと知りたいわ。まず年齢でしょ、趣味や好きな食べ物、女性の好みも聞きたいし──まさか結婚はしてないわよね?私、正妻じゃなきゃ嫌よ?」



「────称号や加護は?」



「まぁ!誤魔化すなんて悪い人!でもいいわ、質問を変えてあげる。王子様にはお兄様か弟さんはいらして?もちろん未婚の方よ?」



「ミコト・ハネヤマ、回答は明確に」



ハイ。

了解シマした。

ワタシ達の間にカクし事なんて必要ナいもの。

何デも聞いて頂戴。



「──聖女見習い?君が?──いや、何でもない。ではこれが君の身分証だ。呼ばれるまで待機」



あら?

私ったらどうしたのかしら?

まぁ!

何よこの写真!?

私の美しさが半減してるじゃないの!


はぁ!?

職業が聖女見習いになってるじゃない!?

何で聖女にしとかないのよ!

他の奴等の優位に立とうと思ったのに台無し!

ちっ。

ホントわかってないわね。

聖女はブランドなの。

見習いが付いたら有り難みが減っちゃうじゃない。

ホント融通がきかないわ。

未婚か既婚かも答えてくれないケチ王子!

他の王族を本命にしてやろうかしら。

私は一番じゃなきゃ嫌なの。

妾なんて冗談じゃないわ。

でもハーレムには入れてあげるから安心してね、王子様?


あら茜、あなたも来てたの?

挨拶に来ないからいないと思ったわ。

パーティー?

ああ、一緒に行動するってことね。

茜の職業は?

へぇ騎士見習いなんだ。

それならいいわよ。

精々私を守ってちょうだい。


久遠沙夜?

あの子がどうしたの?

仲間にいれてあげたい?

嫌よ。

私があの子を嫌いなの知ってるでしょ?


何よ?

優しいところを見せたらクラスメイトだけじゃなく王子様にも見直される?

そう、そこまで言うならいれてあげても良いわ。

ただし宮原くんのグループも一緒じゃなきゃ嫌。

あの子どんくさいんだもの。

世話役が必要でしょ?

佐藤っちあたりにやらせればいいわ。



「おう!これからよろしくな!聖女見習いと騎士見習いが加入でますます勇者パーティーだな!頑張って世界を救おうぜ!」



あー煩い。

絶対これ変なスイッチ入ってるでしょ。

しかもわざわざ見習いをつけて呼ぶことで優位に立とうとしているし。

ホント痛いヤツ。

それにしても宮原ってここまで馬鹿だったかしら?

生まれてもない卵ごときが聖女の私と対等なんてとんだ勘違いよ。


……は?

俺のハーレムですって?

宮原は要注意ね。

自慢じゃないけど私地獄耳なの。

身の危険を感じたら茜を差し出せばいいけどムカつくわね。


ねぇ茜。

何かね、宮原くん私と茜をハーレムにいれたいんだって。

ちょっと調子乗りすぎよね。

え?

違うわよ、そうじゃないわ。

私が言いたいのは逆ってこと。

私がハーレムに入るんじゃなくて宮原くんが私のハーレムに入るのよ。

茜って頭いいけどその辺わかってないわね。


それにしても久遠沙夜か。

正直大嫌いなのよね。

だってちっとも言うこと聞かないんだもの。

合コンがあるから代わりに掃除を任せたら「今日は掃除当番じゃないので無理です」って断ったのよ?

信じられる?

この私のお願いを断ったのよ?

あり得ないわ。

ムカついてそのまま合コンに行ったら翌日何故か私が掃除をサボったことになっていて担任のうざい説教を聞く羽目になったし。

チクるとかホント最低よね。


どちらが上かをはっきり思い知らせてやろうと私のお気に入りのペンをわざわざ壊してその犯人に仕立てあげたのにあっさり完璧なアリバイを提示するし挙げ句私の扱いが悪いせいで壊れたとか冤罪を着せる非道っぷり。

怒りで思わずペンをへし折っちゃったわ。

あの子平凡な顔してるくせにとんだ腹黒なのよ。


まぁ異世界に来て目が覚めたでしょ。

聖女の私と無職の久遠。

どちらが上かなんて一目瞭然。

精々こき使ってやる。

きっと喜ぶわ。

泣いて感謝するんじゃないかしら?


────は?

何こいつ。

自分の立場わかってるの?

私が誘っているのに断るとか頭おかしいんじゃない?

どんだけ自己評価高いのよ。

あんたなんて良くて中の中、荷物持ちくらいにしか役立たないくせに。

ホントやだ。


ま、一度は誘ったんだもの。

王子への優しさアピールは十分ね。

それに茜もわかったでしょ。

久遠なんて助ける価値ないってこと。

精々一人で野垂れ死ねばいいのよ。

ね、私に喧嘩を売った無職のお馬鹿さん?



「──さて、そろそろいいかな?これから皆のために用意した部屋に案内するよ。さ、扉の前に集まって」



ああ、眼福だわ。

やっぱり私の旦那様は最高ね。

性格がいまいちでも大目に見てあげる。

癒しは他のイケメンに求めたらいいしね。

でも私のエスコートを忘れているのは減点よ?


うふふ。

ホント可愛いわ。

聖女であり未来の妻である私の美しさに目も合わせられないなんてね。

あなたの初さに免じて今回は許してあげる。

だから早く私の美しさに慣れてね王子様?


それにしても私の護衛はまだかしら?

そろそろ姿を見せていい頃なのに。

もしかして護衛役をめぐって争っているの?

うふふ。

争わなくてもイケメンなら全員採用するのに。

私に選ばれるのを扉の向こうで待っている可能性もあるわね。


騎士かしら?

魔術師かしら?

お金持ちなら執事もいいわね。

うふふ。

みんな私にかしずけばいいの。

だって私は聖女。

この世界を救ってあげる特別な存在なんだから!





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