3話 授業
戦闘シーン?って書くの難しいですね。
「よし、今日の座学はここまでだ!次は実技なので第2演習場に集合だ。よし解散。」
そういって担任は教室を出て行った。
「ジークベルト君、第2演習場の場所は知ってる?」
そう言って、茶髪の男子が近づいてきた。
「僕の名前はマートン・ホルバーム。呼び捨てで構わないよ。一応このクラスの委員長をやってるんだ。」
お!話しかけてもらえた。誰かに話しかけるのはちょっと緊張するんだよね。
「よろしく、マートン。俺のことはジークでいいよ。第2演習場の場所は知らないから教えてくれると助かるよ。」
「よろしく、ジーク。案内は任せてよ!おっと、演習場は遠いからもう行かないと間に合わないかも。」
俺はマートンの後ろにくっついて演習場に向かった。
「実技演習のときは制服から訓練服に着替えないといけないから、それを含めて移動しないといけないんだ。」
「俺、服とか持ってきてないんだけど...」
「大丈夫!訓練服は更衣室でレンタル制だから僕も持ってきてないよ。」
「へ~それは便利だなぁ~」
話しながら歩いていると更衣室に着いた。
着替え終わってから演習場に着くと担任が待っていた。
「前回は個人ごとの能力を計ったので、今日から実技に入って行きたいと思う。まずは準備運動がてらトラックを5周走ってこい。」
「なあなあ、前回までの授業ではどんなことを計ったんだ?」
「計測したのは魔力量と自身が撃てる最大の魔法とかかな?」
「ふんふん、それは楽しそうだな~俺も参加したかったな。」
俺たちは話しながら5周走り終わった。
「では、これから実技演習になる。最初は二人一組で組み手だ!魔法は禁止なー」
「マートン、組む人いなかったら俺と組んでくれないか?」
「うん、僕はジークと組もうと思ってたよ。見せてもらおうか編入生の力を。」
俺ら以外の周りも組み手をはじめ始めた。
マートンは俺より少し身長が低く余り筋肉がついてるようには見えなかった...
が、「マートン、意外とやるなぁ。」
俺は、左手で殴りかかる。しかしマートンは軽くいなし、カウンターを返してきた。俺はそれを右手で受け止める。
「ジークもやるじゃん。」
マートンはニヤッと笑いながら話しかけてくる。
「そこまで!!」
担任はそう声を掛け、皆は手を止めた。
「では、ペアを変えるぞ。近くの相手と交換しろー」
そういって、三回ほどペアを変えて授業は終わった。
「マートン、次はお昼休みか?」
「そうだね。お昼休みは50分で、そのあとに各分野に分かれて授業、そのあとは研究会っていって自分の興味のあることに打ち込む時間になってるよ。」
「へえ、各分野の授業っていうのはどう決めるの?」
「それは入学したときに各分野の見学をして興味がある分野に希望を出す感じなんだけど、ジークは見学してないからね...担任の先生に聞いてみるといいんじゃないかな?」
「そうだな、先生に聞いてみるよ。」
「とりあえずは、おなか空いたからお昼食べようよ。」
そうして、俺たちは食堂に向かって行った。
なかなか話進まなくてすいません
次の話ぐらいから出せていければいいなと思っています。