睦言
「雨、か・・・」
カーテンを開ければ、窓の外が見えた。
夜は未だ明けず、外ではしとしとと雨が降っている。
雨は嫌いだ。
ただでさえ陰鬱な気分を更に暗くさせる。
地に降り、下水へと流れ行く雨を見ていると大事な何かも流れていくような、そんな錯覚を覚える。
俺の醜い心も剥き出しになり、露見する。そんな気がしてたまらなく嫌だ。
窓の外を眺めながら愛飲しているタバコに火を点ける。
夜明け前の部屋では、ライターのカチリという音がやけに響いて聞こえた。
「ふぅ・・・」
煙を吸い込み、軽く一息付く。
吸い込んだ煙はどこか甘く感じ、喉を通り、肺に染み渡る。
苦手だったはずのタバコもいつの間にか美味く思うようになり、この一服のために生きていると言っても過言ではないほどの楽しみになってしまった。
むしろ今ではタバコほどしか楽しみはないのではないかと疑り、、なんとも物悲しい気持ちになる。
寝て起きて働いて、帰ってきては寝て起きて働く。そしてたまの休みには女を抱く。
立派な社畜、もはやお決まりの生活サイクルだ。
「ん、んぅ・・・」
ライターの音に気づいたのか、隣の少女が煩わしそうに声を上げ、枕に顔を埋める。
惜しげもなく晒された裸のうなじや肩が女の色気を醸し出し、妙に扇情的だった。
少女-名前は愛美と言ったか。愛らしく、美しい。
その名にふさわしい、可愛さと美しさを両立した、十代半ばの少女。それでも、十分に成熟した女の色気を持ち合わせた、妙に達観した少女。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。
腰まで伸びた真っ黒い髪におしとやかそうな貞淑な佇まい、今では滅多に見られない大和撫子。
今は下着も付けず、全裸だが会うときは必ず近所の女子高の制服を着ている。
この界隈では有名なお嬢様学校。そして彼女はその学校では生徒会に籍を置き、そこそこ名の知れた生徒なのだそうだ。下級生には「お姉さま」とも呼び慕われているとか。
しかしてその実態は、俺に援助交際を持ちかけた不良少女。とんだ偽大和撫子・仮面優等生ときたもんだ。
「起きたか」
「ん・・・何吸ってるの?」
「タバコ。お前も吸うか?」
「そうじゃなくて、銘柄。いらない」
「そうか、キャスターだよ」
「キャスター・・・親父臭いね」
「ほっとけ、甘党なんだよ」
「意外。もっときついの吸ってると思ってた。それに甘党ならタバコ、やめたらいいのに」
愛美は顔を半分ほど枕に埋めてもごもごと喋っている。
最初は聞き取り難いものだったが、彼女は寝起きの際には必ずしもこの体勢だった。
何でも、すっぴんは見られたくないという複雑な乙女心との事だ。
彼女のすっぴんなど見慣れたものだし、なんならそれ以上の痴態も何度も目にした。
にもかかわらず、寝起きのすっぴんだけは必ず隠す。
乙女心というものは男の俺には理解しがたいものだ。
「ふぅ・・・。そういやタバコ吸わないんだったな」
「うん。私、優等生だから」
「優等生が売りやってたり、タバコの銘柄詳しいってどうなんだよ」
「詳しくはないよ。キャスターはお父さんが吸ってたから。それに売りはお兄さんが初めてなの知ってるでしょ」
「そういやそうだっけか」
タバコを咥えながら、初めて彼女と出会った時を思い返していた。
人が多数行きかう道の片隅でボーっと行きかう人々をただ見つめていた。
別段珍しくもないのだが、彼女の整った様子がなまじ目を引いた。
ただその時は、彼女が何をしているのかも知らなかったし、仕事の帰り道で早く帰りたいの一心で見向きもしなかった。
それでも毎日毎日、俺の帰宅時間には必ず彼女は居た。
一日、二日、一週間・・・。ずーっと彼女はただただ人を見ていた。
幾度かナンパ目的のチャラい男や援交を持ちかけた親父が声をかけているのも目撃した。
だが、彼女は決してそこから動かなかった。
ある日、そう、あれは今日のような雨の日だった。
傘を忘れた俺は突如見舞われた土砂降りの雨に打たれ、ひどい有様だった。
俺はもはや雨に濡れることを諦め、とぼとぼといつものように帰っていた。
その日ばかりはいつもは人でごった返すその場所も、人はまばらにしかおらず、閑散としていた。
だからこそ、より彼女に目が向いたのだと思う。
彼女はいつもより少し横にずれた場所で雨宿りをしていたのか、傘は持っていなかった。
気が付けば俺は彼女の横に立ち、タバコに火をつけて、声をかけていた。
シュボッというライターの着火音が気になったのか、彼女は俺を横目で一瞥だけして、すぐに前を向いた。
「なぁ、何してんだ?」
「神待ち」
「カミマチ?なんだそれ」
「知らないの・・・?売りのことだよ」
「売り・・・あぁ、援助交際のことか」
「本当に知らなかったの・・・?」
「最近の若いもんはあれ略称だ、あれ隠語だとわかりゃあしねぇ。古き良き日本語ってもんや侘び寂びってもんがあるだろうになぁ」
「なにそれ。ジジくさい」
「おじさん、お爺ちゃんに片足突っ込んでっから」
俺はハードボイルを気取り、タバコの煙をプハーと一息吐き出す。
「お兄さん、いくつなの?」
「おじさんだよ。今年で・・・二十五だったか、二十六だったかな、忘れたよ」
「若いのに、自分の歳ぐらい覚えてなよ」
「おじさん、もう独りぼっちだから年を重ねても寂しいんだよ、言わせんな、恥ずかしい。
二十五、六だって若いと思うんだが、自虐や自嘲やら、戒めみたいなもんなんだよ」
「変なの」
少女はこの時、初めて笑って見せた。
今までずっと、無表情でボーっと前だけを見ていた彼女が初めて俺に顔をむけ、笑って見せた。
俺は年甲斐もなく、十近く年の離れた女性、少女にドキリと胸を弾ませたのを忘れていない。
おそらく、一目ぼれ、って奴なのだと思う。
大人になり、おっさんだと自嘲し、本当に年甲斐もなく何をやってんだと呆れたものだ。
俺が呆けているうちに、彼女は言った。
「ねぇ、お兄さん。私を買ってくれない・・・?」
「おっさん、金は大して持ってないんだよね」
「お金じゃなくていいよ。ただ、一晩、一晩だけ泊めてくれたらいいよ」
「わかった。ただ、買うつもりはないぞ、おっさん手は出すつもりはないから。犯罪者はご免だ」
「お兄さん、変わってるね」
「小心者なんだよ、チキンなんだよ、ほっとけ」
それから俺は彼女を自宅に連れ帰った。
当然、傘もないままで二人でグショグショに濡れまくり、どちらが先にシャワーを浴びるかで一悶着。
「お兄さんの家なんだから、お兄さんが先入んなよ」
「おじさんは後でいいわ。それより婦女子が風邪を引くほうがいただけないわ」
「私は後でいいよ」
「いいから、先入れ・・・下着、透けてんぞ」
「・・・変態」
「援交やってるJKに言われてもなぁ」
「紳士だと思ったのに、見損なった」
少女はそう言いながら、自らの体を庇うようにし、俺をジト目で睨みつける。
「はいはい、おじさんはどうせ変態ですよ。見られたくなけりゃあとっとと風呂入れ、冷えるぞ」
「・・・ねぇ、お兄さん。一緒に入らない・・・?」
下心がなかったと言えば嘘になる。
援助交際なんて初めてだったし、仕事が忙しく、長らく女を抱いていなかった。
ぬくもりが欲しかったんだと思う。
唯一の肉親だった両親も数年前に他界し、人と触れ合うのは久々だった。
人使いの荒く、無能な上司にいびられる仕事の毎日。趣味と呼べるものもなく、休みの日はただ沈むように眠るだけのつまらない日々。
学生の頃は部活動に没頭し、そこそこいい成績を残し、友人や部活仲間とアホなことを言い合う毎日。
今では楽しかったと言える。
しかし、大人になるとそれぞれが家庭を持ち、仕事をし、以前は密な連絡を取りあっていた友人ともどんどんと希薄な関係になっていった。
今では友人と呼べる存在も片手の指で事足りる程度に落ち着いた。
そんな彼らともろくに遊ぶことのなかった時期。
心は荒みきっていた。
毎日毎日無能な上司に顎で使われ、貶され、馬車馬の如く働く日々。
とんだブラック企業だと悪態をつきながら、自らを社会の歯車だと社畜だと自覚した。
学生の頃は虹色に輝いて見えた世界。未来には様々な思いを馳せ、眩い世界があるのだと思っていた。
しかし、社会人になればあれほど輝いていた世界はすっかり色褪せて見え、ずっと変わらぬ灰色の世界があるだけだった。
少年は大人になり、夢を見るだけではいられなくなった。つまらない現実をひたすら歩み続けた。
つまらない。ままならない。そんな苛立ちをぶつけるように、愛美を抱いた。
「驚いた。お前、初めてだったのか」
一人暮らしのアパートの狭い風呂でイチャつき、互いに拙い前戯で慰めあって、いざ。
ベッドには血だまりができていた。
「もっと遊んでると思った?」
額に脂汗を浮かべ、絹のような髪を貼り付け、強がる愛美。
そんな彼女を愛おしいと思った。
一宿一飯の恩に、体で返す少女。それだけの行きずりの関係だった。
それでも、彼女を愛おしく感じた。
「強がるなよ。いいから、力抜け。落ち着いて呼吸しろよ」
もちろん童貞ではなかったが、処女を抱くのは初めてだった。
精々知りえた知識で彼女を悦ばすだけで精一杯だったのが、その甲斐あってか、最初は苦悶の声を上げていた少女は最後の方では嬌声を上げてるようになっていた。
無事に女の悦びを教え込むことができたらしい。
これで俺も晴れて犯罪者の仲間入り。
「お疲れ様。どうだった、痛かったか?」
俺は息を荒げる愛美に声をかける。
「ん・・・最初は痛かったけど、最後のほうは気持ちよかった・・・」
愛美は恍惚とした表情で告げる。
「そうか、そりゃあよかった」
どうやら、そういうことらしい。
ベッドの上では女の言葉を信じるな、とは友人の誰かが言った言葉だったか。
それでも、そのときばかりは余韻に浸り、未だに紅潮している彼女をただ横目で見ていた。
「ねぇ、お兄さん。明日もあそこ、通る?」
「ん、通るんじゃねぇかな」
「そっか。いつもの時間?」
「驚いた。俺のこと気づいてたのか」
「まぁね。お兄さんよくちらちら私のこと見てたの知ってるし。女は男の視線に敏感なんだよ、知ってた?」
寡黙だと思っていた少女は他愛ないおしゃべりをする。破瓜の痛みの後にも関わらず、随分余裕だ。
「そりゃあ知らなんだ。まぁ、多分明日も同じ時間だと思うぞ」
「うん、わかった・・・。もしよかったら、明日も、いいかな・・・?」
「一泊ぐらいならいいぞ。別に、支払いもいらん」
「お兄さん、優しいね。ありがとう」
「とか言って襲うかもしれんがな。ただ、あんま家族に心配かけるようなことすんなよ?」
「・・・うん、わかった。お兄さんがヤりたくなったらいいよ」
彼女のわかったとはどちらに対しての承諾なのだろうか、と思ったが頷いた以上は良しとした。
一泊といいつつも、それからは毎日のように彼女と夜を共にした。
体を重ねた夜があれば、重ねなかった夜もある。
ただ、決まって体を重ねる日は彼女から迫ってきた。
未成年を抱く後ろめたさというのもあったのかもしれない、それでも俺は確実に彼女に溺れていった。
毎日、仕事の帰路で彼女と待ち合わせ、家に連れ込み、他愛ない話をしたり、しなかったり。
互いに干渉しあうこともなく、煩わしく感じることもない、互いに好きな距離感で寄り添う。
幾度と夜を共にし、幾度と体を重ね、いつしか俺は彼女を本格的に好いていた。
「ねぇ、お兄さんはさ、家族とか彼女とか、いないの?」
「いねぇって知ってんだろ。親父やお袋はとっくに死んでるし、彼女なんて論外だわ」
「だよね、知ってる。お兄さんはさ、どうして一人暮らしなの?」
「どした、今日は随分踏み込んでくるじゃねぇか」
「いいから」
「別に。ただ一緒に暮らす奴がいないだけだし・・・面倒なのは嫌いなんだよ」
「そっか。・・・私は、めんどくさい?」
「本当に、今日はどうした?」
「別に。なんでもないよ」
「いんや、別に。お前は黙ってりゃあ絵になるけど、それだと人形みてぇだし。それに、お前と喋るのはそう嫌いじゃねぇよ」
「そっか・・・」
愛美は先ほどまではぶっきらぼうだったが、今では仄かに安堵したように見受けられる。
確かにこの少女は美しい。しかし、ただ美しいだけなのだ。
目を引く。しかし、心を射止めるまでの、引き込むような魅力は佇むだけの彼女にはない。
佇むだけではただの人形のようなのだ。冷たく、無機質な人形。
彼女の本当の魅力は笑ってこそ、愛らしく美しくあるのだと。彼女を見ていてそう思った。
「私は、好きだよ」
ドキリとした。不意に聞こえた好きという言葉に。
ガキじゃあるまいしと自嘲しながらも、好きという言葉に過剰反応をしてしまった。
「何が、だ?」
突如告げられた言葉に緊張し、返し際、妙な間を置いてしまい、不自然極まりないが平静を装った。
「お兄さんと、話すの」
「そうか」
「お兄さんは、好き?嫌い?」
「さっき言ったろ。嫌いじゃねぇって」
「どっち?」
「言わせんなよ、恥ずかしい」
「お兄さん、照れてる?」
「照れてねぇよ。おじさんは好きとか嫌いとかそういう浮ついたセリフ言いたくないの」
「私は、好きだよ。お兄さんが」
年甲斐もなく、嬉しかった。
自分と十も年の離れた少女に、告白されて。
違う、年など関係なく、今隣にいる少女に、愛美に好きだと言われて。
彼女も自分と同じ気持ちだったのだと、両手を挙げて喜びたくなった。
しかし、俺は平静を装い、彼女を茶化す。
「はいはい、おじさんも好きだよー」
「ねぇ、お兄さん、聞いてくれる?」
「タバコが切れねぇうちなら聞いてやるよ」
彼女が起きる前から吸っていたタバコは、会話のおかげで未だ半分程を残していた。
「私は、前言ったよね?学校では生徒会で、結構優秀なんだって」
「言ってたな」
「それに、家も結構いいとこで格式ばった家なんだよね。昔からあれしなさい、これしなさいばっかで」
確かに、彼女の姿、所作といい大和撫子と呼ぶに遜色なく、育ちのよさを窺えた。
どうやら本当にお嬢様だったらしい。
「ずっと親の言うとおりにしてきたし、学校でも周りの期待とかあって、私なりに応えてたつもりなんだよ。だから、疲れちゃった。
でも、お兄さんは私にアレしろとかコレしろとか言わないし、何にも聞かないんだよね。
それがすごく嬉しかったんだ。私が私でいられたんだ。
お兄さんは最初は私に興味ないのかと思ったんだけど、違うんだよね。
お兄さんはさ・・・嫌いなんだよね、他の人が」
図星だ。
別に嫌な過去があったとか、壮絶なトラウマなんて重たい話があるわけじゃない。
ただ、自分は自分。他の人間は他の人間。所詮、他人はどこまでいっても他人なのだと認識している。
自分に何かあればケツを拭くのは自分だ。もしかしたら家族が拭いてくれるのかもしれない。
しかし、家族の居ない俺には誰からの手もさし伸ばされない。
別に恨んでいるだけではない。きっと俺だってそうだ。見て見ぬふりをする。
愛美に声をかけたのは、単なる気まぐれなのだ。
「最初、お兄さんを見たときはいつもみたいにナンパだと思ったんだけど、話しててなんとなく思ったんだ。あぁ、この人は私と同じなんだ、この人も他の人が嫌いなんだなぁって」
片や期待という重圧に耐えられなくなった少女。
片や誰にも期待されることのなかったおっさん。
互いにたまたま他人を煩わしく思っていた時期に、たまたまパーソナルスペースの距離感が似たり寄ったりだった二人が出会い、互いの距離感を心地よく思った。
それだけだった。
ただそれだけで互いに好き合った。
「・・・おじさんはさ、人間嫌いだから」
他人は、どこまで行っても他人だから。
「知ってる」
「おじさんはさ、自分も嫌いだから」
情けなく、無力だと思うから。
「知ってる」
「じゃあ、私のことは嫌い?」
「・・・いんや」
「知ってる。むしろ好きだよね。私は、好きだよ。
私も、お兄さんのことも」
「知ってる」
彼女は、堂々としている。
他人に期待され、応え続けた彼女は、自分ならばできると信じている、知っている。
威風堂々とし、自分ならばできると。
羨ましかった。
「ねぇ、お兄さん、私達、付き合おっか」
彼女は、自分ならできると知っている。
「まさか、年下にピロートークで告白されるとはなぁ・・・」
「ピロートーク?
「睦言のことだよ。ほら、ドラマとかで見たことないか?
女を抱いたホストが事後に良かったよ、とかって甘ったるい言葉かけてるの」
「知らない」
「そうか・・・。これもジェネレーションギャップってやつかねぇ」
「ねぇ、お兄さん、タバコ」
愛美はスッと俺の右手を指差し、タバコを見るように促す。
彼女の話を聞きながら咥えていたタバコは、燃え尽きようとしていた。
「あぁ、もう終わりか」
俺はベッドの脇から灰皿を取り、タバコの火を消す。
すると、不意に下から愛美の顔が覗かせ、唇と唇が触れ合う、啄ばむようなキスを交わした。
「・・・えへへ。タバコの味がする、苦いね」
愛美はすぐに離れ、はにかむ。
その姿は年相応の少女だった。愛らしく、美しい。
俺にとって、初めての彼女とのキスはとても甘かった。
「私、ご飯作ってくるね」
「ん。もうそんな時間か。できるのか?」
「もっちろん。任せて!」
余韻もそこそこに、少女はベッドから立ち上がり、薄いシーツを体に巻きつけてからドンと胸を張る。
そしてすぐに狭い台所へと消えてゆく。
時計を見れば時刻は既に六時を回っていた。
窓の外を見れば、空には大きな虹が描かれていた。
「綺麗だな・・・」
色褪せていた世界が、再び輝きを取り戻す。そんな気がした。
援助交際ダメ、ゼッタイ。
何気なく、現実逃避にえんこうJKとおじさんのあまったるいピロートークを妄想して死にたくなったので、やってみました。
甘ったるーい話を書きたかったはずなのに、いつもどおり長々とくらい文章になるのはなんでや・・・