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ペットはこの世界の子供事情を知った。

不定期更新です。

リリー(シロ)ふと、疑問に思ってたことを聞いて見た。


「ライン様、王様、どうして私卵で子供生んだの?」


言いたくない様でしたが、溜息を吐いた後悲しそうな顔でライン様が話してくれました。


「……私は魔力が多く子供が出来にくい。子供の望めない私は結婚も諦めていた。子供は魔力の相性が合うか同等の魔力持ちかしか生まれない。」


この世界の子供事情は大変だね〜。力があってもダメなんだ。私、魔力ないけどどうして生まれたんだろう?


「私、魔力持ってないと思うよ。」


前の所で持ってなかったないはずだけど。不思議だね〜。私の世界では、人間は卵では生まれてこないので聞いて生んでびっくりしたよね。


「そうだ!だからハヤテが卵で生まれた話しを聞いた時驚いたんだ。もしかしたら自分の卵を生んでもらう事が出来るかもしれないと思って。」


全然そんな気配なかったけど?びっくりしてたんだ!


「え?ライン様、驚いてなかったけど?」


聞くと気まずそうな顔したよ。本当に驚いてたんだ!気付かれない様にしていたんだね。


「人生に絶望していたときリリーを見つけた。なぜか気になって買ったが、まさか卵を生むとは思ってなかった。そして、気付かれないようにしていただけだ、運が良ければ私の子供を産ませる事ができると思ったから、ばれると拒否されたら困るからだ。」


そうか、産んでもらえないと思ったんだ!本当の人間ように生むことも出来るけど魔力が強い一族は、卵の方が優秀な子が生まれるらしい話をあれからしてくれました。普通に生むと痛いらしいけど卵ならそれほどでもないから良いけど。ご飯は美味しかったし。おやつも美味しいのを食べさせてくれたしね。


「私、ライン様の側が楽でご飯美味しいからこのままいるよ。」


楽しいし旅してると色んな物見れて、何と言ってもご飯が美味い!ハヤテもレオンも可愛いし、ライン様の側は居心地いいからこのままいても構わないよね。


「リリー!美味しいごはんとおやつは忘れないから側にずっと子供達と一緒にいてくれ!」


笑顔で言ってくれるライン様です。美味しいごはんとおやつはが約束されました。ラッキー!やったね。


「じゃ早速おやつください!」


「お話終わったなら僕もライン様おやつ〜ください!」


「パパ〜!僕もおやつ〜ください!」


「私だって美味しい物ぐらい用意できるぞ!シロ!ハヤテ!帰ろう!」


王様の気持ちは嬉しいけど美味しいご飯は諦められない!


「王様ごめんね。旅は楽しいし、色んなご飯が食べれるからお城には帰らないよ。」


あそこも快適だったけど色んな町や村のご飯も美味しいよね。


「パパ〜ごめんね。ママと一緒に美味しい物いっぱい食べたいから!」


ハヤテも私と同じ意見の様です。うんうん美味しい物には変えられないよね。


「王様ごめんちゃい!」


代わりに一番小さいレオンが謝ってくれました。どんな話を聞いても、美味しいご飯がもらえれば幸せなリリー(シロ)達なのでした。

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