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「職業...錬成師」
え、ちょ待って
「スモールワールドに転送開始。ゲームスタート」
「お、おい、待て、待ってくれ」
アンドロイドに声も届かず周りが光に包まれた。
その直後中世ヨーロッパ風のレンガ造りの街にいた。
「お、おい錬成師ってまじかよ。作り直すか...?」
「お兄さん。錬成師ってほんと?」
大人の甘美な女の声がし振り返ると俺は電気に打たれたようなショックを覚えた。
顔は美人。体はボンキュボン。露出の高い服。もう頭は真っ白だった。
「私に杖を作ってくれないかしら?」
「はい♡」