フロンティア・フロントライン

　──子供の頃に感じたことはなかっただろうか。

　歩けるのはアスファルトの白線の上だけで、その下には無間の闇が広がっていたり、建物から生み出される影から足を踏み出してしまえばゲームオーバー。
　そんな子供特有の感性とルールを。

　子どもと大人の境界線はどこにあるのだろうか。

　学舎への道すがら手に入れた伝説の武器がただの棒切れであると気が付いたときであろうか。
　丸くてキラキラとした宝石がただのビー玉であると気が付いた時であろうか。
　

幻想大陸《フロンティア》への入り口は何処にでも有り、何処にも無い。





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　この作品『フロンティア・フロントライン』は作者である「三瀬川渡」が死亡した場合、掲載しているカクヨム様にご迷惑が掛からない範囲内で作品の利用を自由化いたします。
　自由に二次創作するも良し、気に入った部分があれば設定を拾って頂いて貴方の一次創作の設定に組み込むも良し、登場人物を名前だけ借りた別キャラにしてしまうも良しとします。

　──この作品は作者の死によって完結へと至る。