閑話 レーナちゃん再び
皆様ご機嫌よう、レーナ再びです。
キッシュ君とキルシュナーさんの閑話を期待していた人達、ごめんなさいね...って、あら、これ作者のメモだったわ、読み間違えた。
もう、作者も私に謝罪させるなんて、駄目なお人。え、何、メタ発言?なぁに、それ。
まあ、そんなお話はいいとして。
私にはしっかりとした問題があるの、気楽じゃないんだから!!
「...ナウット...」
...のことが、好きになってくるの!!考えれば考えるほどそうなっちゃうの!!どうして!?
も、もう、どうしたら良いのぉ!?
***
「サトミ、この面積の問題分からないよ!」
「レ、レーナちゃん、今他の子を教えているから...あっ、ナウット君!レーナちゃんに教えてあげて!」
「...ん、まあ暇だったし別に良いけど」
「!?!?!?!?!?!?!?」
ナ、ナウットが教えてくれるの!?私に??
ナウットはこっちに近づくと、「何処、分かんないの?」と言った。何かを話そうとしたが、緊張のしすぎで音が出ず、枝で分からない問題を何回も叩いた。それも高速で。
「...すげぇ、残像が見えてる...」
キッシュ、他子供達がそう呟きながら、レーナを見つめるのであった。
「えーっと...此処?面積のやつ?」
「そっ、そうよ、そう、それ」
やっと声が出たと思えば、こんな上ずった声だなんて、恥ずかしいにも程がありすぎる。顔を赤らめる自分とは裏腹に、ナウットは微笑んで、枝を掴んで地面に何かを書き始めた。
「まず、この面積の名前は、『三角形』だよね?」
「うっ、うん。式は分かるんだけど...でも、何でそうなるのか分からないのよ」
そう、式は分かる。
サトミが教えてくれた、『下辺×高さ÷2』である。
でも、なんでそうなるの?『÷2』とか、どこから出てくるのよぉ!?
「うーんとね...この『三角形』の元の形は、こんな『四角形』なんだよ」
そう言って、何もない所に『三角形』をもう一つ書く。『四角形』と言われる、4つの角がある形が出来た。
「でも、これって『三角形』の面積じゃなくて、『四角形』の形を求めていることになるだろう?」
...あっ!
「だから、『三角形』の形にする為に、『÷2』をする、ってこと!?」
「そう、レーナは閃きが鋭いな!」
やったぁ、解けた!!
うふふ、やったぁ、やったぁ!!
...?あれ?
なんか、頭に、誰かの手が置かれている、気が...?
「流石だな!」
「!?!?!?!?」
ナウット、の、手、が、私の、頭、に...!!!
ぼぉっ、と頬が燃え上がって、私は枝を持ったままその場に寝転がった。
***
「...レーナちゃん!気付いた?大丈夫?」
心配そうに覗き込んでくる、サトミ。
ああ、私...もしかして、気絶したのかな?
「びっくりしたよぉ、具合が悪いのなら言ってね」
微笑んで、忠告をする。
違うの、サトミ。
私、今も具合が悪いの。でも、そのせいは...別に、悪いものではないのだけれど。
「レーナちゃん、言いたいことがあったら、次から言うのよ」
...サトミ。
そうだよね、言いたいことは言わないと。
「ありがとう、サトミ!!」
「...う、うん」
明日、私ナウットに告白する!!
更新が最近遅れてごめんなさいね、最近忙しい作者です。
書く時間が減っていく...買えるのなら時間が買いたいものです。
...あら、レーナちゃん、青春してますね。
次の閑話は、レーナちゃんかナウット君、どっち視点でいきましょうか?




