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閑話 レーナちゃん

皆様こんにちは、おめめくりくり少女、ことレーナって言います。


最近は異世界転生者様、じゃなかった、サトミが来てくれて、毎日が楽しいです。特に、自分達で山菜採取して、料理をするの、楽しかったし美味しかったなぁ。


しかも、ナウットも最近では、家に引き籠もらず、広場に遊びに来てくれるし、嬉しいな、って思うんだもん。やっぱり、毎日皆で遊ぶのが一番楽しいよね。


あと、ナウット...ちょっとカッコいいし。


別に、そういうつもりじゃないんだけどね!!!!


あの、ただ、そう、友達として!!...のはず?



***



「...あっ、レーナ」

「ナウット?ど、どうかしたの?」


ちょっと意表を突かれて、驚きつつも、私は冷静にそう返す。まさか、広場に行ったら、ナウット以外まだ誰もいないとか思ってもみなかった。


「いや、何でもない。呼んだだけだ」

「そうなの」


しーん。


あああッ、どうしよう、会話が長続きしないよぉ!

何で、私ってこういう時程無口になるの!?いや、何時もは滑舌だってまあまあ良いほうなのに、何でこういう時に限って!?


取り敢えず、会話、会話を...。


「ほッ、本日はお日柄も良く...!」

「え?今日は何かあったか?」


しまった、結婚式で使う言葉を...。

でも、私ナウットと喋れるだけで、もう今日のお日柄が良くなるよ。


「あわあわしてやんの、落ち着けよ」


ふわり、と笑う彼の顔。


やばい、かも、しれない。この顔は、反則だと思う。だって、こんなにカッコよくって、乱暴な口調だけど何処か優しい口調だし...!


ああん、もう、これってサトミが何時か言っていた、天然たらし、ってやつじゃないのぉ!?


「駄目だよ、卑怯だよ!!」

「お、おう?ご、ごめんな?」


あっ、心の声がーーーーー!!!!!


自制しろ、私の心!粛清、静まれ私の心!!


「...レーナ、何か無理はしていないか?」

「はっ、はぇ?私が?何を?いやそんな!」


「...そうか、なら良かった」


あっ、この笑顔...。


これって、もしかして、恋心...??


嫁入り前なのに、はしたないかもしれないけど。でも、もしかして、これって、私...。


ナウットのことが、す、す、好き?


「静まれ、私の心」


ごん、と頭を打ちつける。ナウットが、「おい、レーナ!?」と驚いて叫んでいる声が聞こえた。いや、大丈夫だよ、ナウット。


これは、不純なことを考える自分への粛清なので。


でも、折角だし、ちょっと...恋心、発展させても良い...のかな。


「ナウット、何時か絶対に、(好きって)言わせてみせるよ!」

「お、おう...?」


(心鍛えてんなぁ〜...)


レーナのこの言葉を、ナウットは別の意味で捉えていたのは言うまでもない。



***



「レ、レーナ...!?」


広場が見える建物の壁から、へばりついたようにして二人を観察する人が一人。


「な、なんでナウットと...!?まさか、二人...?」


これをきっかけに、キッシュ君が自分の恋心を自覚するのは、まだちょっと先の話。

はい、レーナちゃんはナウット君がどうやら...のようです。

あと、キッシュ君、BL展開回避おめでとう。書きたいまま、好きなことを書いているので、キッシュ君が、『閑話 キッシュ君』でそっち方向に行きかけた時は「ストップ!」と思いました。


続く閑話もお楽しみに。


閑話書いてて楽しいです。閑話ばっかり溜まっています。

でも本編も頑張ります。

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