宴会中編?
どうも、作者のwisteriaです
えーと今回の一ノ瀬君は最後らへん大変真面目になります、そして原作キャラのキャラ崩壊が
激しいです
それでは今回も
ゆっくりしていってね!
いきなり倒れるからびっくりしたお
「大丈夫か?霊夢」
「えっ、えぇ大丈夫よ」
「でも何でいきなり倒れたんだ?」
「だって、そんな大金初めてだったから...」
あっ、そうだ
こっちのお金って明治か大正辺りで止まってるから一銭二銭とかその辺の通過あたりなんだっけ?
「すまんすまん、俺って外から来たばっかりだからこっちの金銭感覚を分からないんだよ」
「えっ、翔太さんって外来人だったんですか?」
あっ、そう言えば言ってなかったな
「そうだよ妖夢」
「まぁ、いいわ
とりあえずお賽銭ありがとね」
そう言うと霊夢は社屋に戻っていった
30分後...
辺りに人が来るようになってきたのでそろそろかなぁ
「おっ、翔太じゃないか」
そう言って話しかけてきたのは
「こんばんわ魔理沙」
「おう、こんばんわ」
魔理沙だった
「しっかし、霊夢も大変だなぁ
少し気の毒だぜ」
「なんか宴会参加する人達は全員
博麗神社がいいって言ったらしいけど?ねぇ魔理沙?」
「...ちょっと何言ってるか分からないぜ」
あっ、こいつはぐらかしやがった
「んじゃ、また後でな〜」
「おう」
そう言うと魔理沙はどこかへとそそくさと行ってしまった
さらに数分立ちまして
「そろそろ始めるわよ」
社屋から霊夢が出てきて宴会参加者全員を呼んだ
「それじゃ、今回の異変の宴会を始めまーす」
すっげー適当な言い方で霊夢が乾杯の音頭をとる
「はいカンパーイ」
全員「カンパーイ!」
霊夢はそれだけ言うとそそくさと自身の席を見つけたのか境内のどこかへと行ってしまった
「さてと、俺はどこかでのんびりと呑むかねぇ」
流石に初めての酒なので少しずつ慣らしていく意味でも1人呑みが好ましいなぁとか考えていると
「翔太さん〜」
後ろから妖夢に呼ばれてそちらの方に行くことにした
「はいはい、どした妖夢〜」
「席ないならこちらに来てくださいよ、幽々子様も来てくれたら嬉しいって言ってますし」
「んー、ならいいかな?」
お言葉に甘えて相席させてもらう事にした
「あら〜、いらっしゃい
よく来たわねぇ♪」
「ご無沙汰してます幽々子さん」
「異変の時はありがとねぇ、あれは私でもどうすることも出来なかったから」
「そんなら異変なんて起こさなければ良かったのに」
「まぁ、楽しかったから反省はしてるけど後悔はしてないわよ 」
「ダメだこりゃ」
まぁいっか、何か起こるわけでも無いだろうし(フラグです)
数時間後...
「しらす(°∀。)しらす(°∀。)しらす(°∀。)しらす(°∀。)しらす(°∀。)しらす(°∀。)しらす(°∀。)」
「ウェェェェェェェェイイ!」
「ウィィィィィッッッッス!
どうも、sy○muでーす!」
「( ^ω^)おっおっおっ」
「まだまだ呑み明かすぞ!!」
「「「「「「「「おおおおおお!!!」」」」」」」」
「どうしてこうなった」
何ともカオスな空間と成り果てた博麗神社
そんな博麗神社はほっといて一ノ瀬君はと言うと
「だからいつもいつも幽々子様はでしゅねぇ...」
「チ─(´. .̫ .`)─ン」
酔った妖夢の愚痴を延々数時間聞かされて
燃え尽きていた
「って、きいてましゅか!?」
「あっ、うん聞いてるよ」
呂律が回らないくらい酔った妖夢の愚痴が続くのでいい加減疲れた一ノ瀬
だから...いいよね?
「スペルカード発動
安眠「子守唄」」
「ふぇっ?なんか眠くなって...」
このスペカは一ノ瀬が自身の安眠のために作ったものだが一応他の人にも使えるようになっていて、これで妖夢を眠らせることにした、その目論見は
一応成功はしたものの...
「zzz...」
「うそん」
一ノ瀬の膝の上に妖夢の頭が倒れ込んできた
「こんな役得なんて僕の柄じゃぁねぇな」
そう言うと一ノ瀬は懐のポケットから枕と布団を取り出し妖夢をそこに寝かしつけた
「しかしあんまり酔いとかは回らないものなんだなぁ」
一応補足として言っておきますが
一ノ瀬君が異常なだけです。
幻想郷の住人の呑む量に合わせていれば一般人は1時間もしないうちに酔いつぶれています
「しかしそうは言ったものの
周りを見てもカオスしかいないから
呑む相手がいないなぁ」
「あらっ、なら私と呑みませんか?」
「ッツ!?」
だれだっ!?近づかれる気配なんて無かったぞ!?
そう驚愕に包まれながら後ろを振り向くとそこには
「初めまして、私八雲 紫と申します」
道士服風の前がけをフリルエプロン
に付けた金髪の女性が立っていた
「初めまして一ノ瀬翔太です」
とりあえず、挨拶をしてみる
原作ではとても重要なキャラだが
二次創作では胡散臭さといつも何かしらを考えている様子などなどが描写されている事が多い、相手にすると厄介極まりない存在だ
「まぁ、自己紹介も何ですし向こうで呑みませんか?」
ここはとりあえず当たり障りの無いように神社の裏で呑むことを促してみる
「あら、そうですわね
それじゃそうしましょう」
うっっさんくせぇぇぇえ!!!
そう思いながら一緒に神社の裏の縁側に共に座った
「それじゃ、駆けつけ1杯」
そう言いながら紫のお猪口に日本酒を注ぐ
「あら、ありがとうございます」
そう言うと紫はお猪口のお酒をグイッと飲み干した
「ふぅ...美味しいですね」
「そうですか?それは良かった」
このままめんどくさい事が無いまま終わればいいのに
そう願った一ノ瀬だったが現実は厳しかった
「実はあなたにお話があってですね」
「ほう、お話とは何でしょうか?」
「あなたは一体全体何者なんですか?」
「...なぜそのようなご質問を?」
「あらっ、薄々勘づいてはいません事?」
そう言うと紫は険しい表情になり
「あの化け物桜、西行妖は元々私の全力を持って封印したもの
それをただの人間、しかも外来人が容易くたったの、たったの1枚のスペルカードで封印してしまうなんて常識の範疇を超えています」
「あれっ?幻想郷は非常識の集まりだと聞いていますが?」
「それでもあなたの存在は危うすぎます、それにあなたあれでも本気を出していないでしょう?」
「あれま、バレてますか?」
「一応私の能力であなたの力は良く見えています、本当にとんでもないですね?霊力は霊夢の2倍近く
さらに人間が普通は持てないはずの
妖力,魔力,神力の3つも保持してなお霊力と同等の保有量を誇っている」
「ありゃま、そこまでバレてますか」
「あなたの存在は幻想郷のパワーバランスを破壊しかねないものそこで」
そこで紫は一息を置きこう言った
「私にその力、試させてはくれませんか?」
「...具体的にはどのようなもので?」
「それは至極簡単、私との弾幕ごっこで私を負かす事が出来たらOKですが ...」
「が?」
「負ければこれからの異変解決には一切手を出さないで頂きたい」
うそーん、それじゃ僕の楽しみが無くなっちゃう!
そう思い一ノ瀬は
「仕方ない、やりましょう」
「あらっ、お早い返事で」
「ただし、一つだけお願いがあります」
「?」
「...この弾幕ごっこはご内密に、力がバレると色々めんどいんで」
「ふふっ、それ位ならいいですよ」
そう言うと紫は自前のスキマを開いた
「それがあなたの能力ですか?」
「えぇ、そうですよ
それではこちらにどうぞ」
そう言われてスキマに案内された
近くで見るとおぞましなぁ
「それでは1名様ご案内です」
そう言うと一ノ瀬と紫は消えた
STAGE Phantasm
START
どうでしたでしょうか?
実は今回の話、完全に予定外の回です
(ほんとだったら宴会はカットする気だった)
まぁ、元々Phantasmはやる予定だったので
いいかなと、それよりもちょっと嬉しいことに
200PVを超えました!
いつもご愛読ありがとうございます
まぁ、のんびりと続けていきますのでよろしくです!
ではでは次回も〜
ヨロシクね〜⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝♪