宴会前編
どもども作者のwisteriaでございます(-^〇^-)
今回から宴会!
前編中編後編で分けるので、出来上がり次第上げていく予定です
ではでは今回も
ゆっくりしていってね!
白玉楼で起こった異変よりはや2週間
その間一ノ瀬君は何をしていたかと言いますと
「うらぁ!」
ほぼ毎日修行に明け暮れていた
この男死ぬ前から何かしらひとつのことを決めると自身が納得するまで終わらすことがなく、友達からも心配されるほどであった
「はぁはぁ、つぎぃ!」
そんな彼の修行方法はいたってシンプルである
「ひぃー、きっつ!」
腕立て100回 腹筋100回 スクワット
100回 10キロマラソン 1周
これを2時間で終わらすことである
「うげっ、飯吐きそう」
ちなみにしっかりと朝食も取り走って、ほんとに食べれない日とかはバナナとかゆで卵などのタンパク質を取ってから走っている
「こっ、こう考えるとワンパ○マン
のサイタマって凄かったんだな...」
そう、この男
他人の修行をパクっているのだ
それでも効果はあるようで日に日に体力は付いてきている
2時間後...
「おっ、終わったぁ」
こいつ、ほんとにやり切りやがった
「さて、そろそろ宴会の準備をしておくか...幽々子の分も考えると大変だなぁ...」
二次創作通りなら彼女は白玉楼のエンゲル係数、つまり食費だけで家計を圧迫させるほどの大食いキャラだったはずだ
「さてさて、とりあえず頑張って料理を作りますかねぇ」
少年レッツクッキング(^ー^;)
夜6時頃
「...もー無理、疲れた」
彼は昼頃からずっと料理を作り続け
そんなこんなで夜6時頃まで必死に作り続けていた
「さっ、流石にこの量を食い切られたら流石に心が折れるよ...」
彼の視線の先を見てみるとそこには
部屋一面を埋め尽くす程の料理達だった。
彼の能力の「見読み扱う程度の能力」はいかんせん万能だと思われがちだがちゃんと弱点もあり、それは真似した能力などはコピー元より劣化することである、そのため料理を作るために使用した「創造する程度の能力」も
1日に3回しか創造出来ないなどのデメリットもあるため、これを食い切られたらまた作らなければならないので
それはデメリットを増やすという意味でもあまり良くはない
「さてっと、あと30分で誰かが迎えに来てくれるって話だったよな」
事前に霊夢から札みたいなものが飛ばされていた、流石に頭に直撃してくるとは思ってなかったわ
札には「○月○日7時に誰かを向かわせる」とだけ書いていた
「...っとと、考えてる暇があるならさっさと用意をしようっと」
30分後...
ピンポーン
「おっ、インターホンを鳴らすってことはかなりの常識人が来たと見ていいな」
少し期待をしながら扉を開けるとそこには
「お迎えにあがりました翔太さん」
「こんばんわ妖夢」
先の異変で少しの間共に行動した妖夢が立っていた
「ごめんね〜、俺あんまり外には出ないタイプだからここら辺の地理まだ分かってなくて」
「いえいえ、元々うちの主人が起こした異変ですので、それに翔太さんには恩も有りますから」
少し笑いながら言う妖夢
「んまぁ、お疲れ様」
「それじゃ、行きましょうか」
そう言うと2人は宴会会場に向けて飛行し始めた
少年少女移動中...
博麗神社
スタッ
「今回の会場は博麗神社なんだ」
「はい、白玉楼だと遠いので
他の人達のちょうど中間点にある博麗神社がいいと参加する意思がある人達が満場一致で決まったそうです」
「あっ、あははは...」
何か霊夢が苦労してるなぁ...
「おっ、そうだ
せっかく神社に来たんだからお賽銭を入れておくか」
そう言うと一ノ瀬は賽銭箱に近ずき
おもむろに懐に手を突っ込むと
その中から5円を取り出した
カラン
シャンシャン
パンパン
すると奥の社屋からドタドタと
足音が聞こえてきて
「お〜さ〜い〜せ〜〜〜〜ん〜!!」
賽銭箱の後ろにある襖が開け放たれ
中から霊夢が飛び出てきた
「あら、翔太がお賽銭をいれてくれたの!?」
「おっ、おう
そうだから少し離れような、なっ?」
「あっ、ごめん」
そう、霊夢は飛び出てきた直後
流れるように俺の方に詰め寄ってきていたのである
「それでそれで、いくら入れてくれたの!?」
「5円」
「...へっ?」
「だからァ、5円!」
そう言った瞬間
パタン
「キュー(・・)」
真顔で倒れてしまった
次回に続く
あらぁ、霊夢さん倒れちゃった
...まぁ、ギャグ補正で次の回では復活してるでしょ
ではでは次回まで
のんびりしててねぇ〜(_´Д`)ノ~~オツカレー