第1話
こんにちはそら豆です。
初めて小説というものを書いて見ました至らない点も多いと思いますが何卒よろしくお願いします。アドバイスや感想など下さると大変嬉しいです。よろしくお願いします。
とあるアパートの一室……
顔は整っているものの目付きが悪くやる気も何も感じられない死んだ魚のような目をした20歳くらいの男性と少し緊張気味に当たりをチラチラ見渡しながら黒く長い髪の毛を手先でちまちま弄ってるどっかの高校の制服を着た少女がテーブルを挟んで向かい合いながら鎮座していた。
しばらくして男性の方が少女を見つめながら頭の中
「なんであの時声をかけちまったんだ…」などと少し後悔をしながらも「あ、あのお茶でも飲む?」と少し緊張気味に聞いてみる、すると少女は声を発せずにコクリと頷く。
どうしてこんな事になっているかと遡る事数十分前
……男性がいつものように大学とバイトが終わって帰宅途中、人通りの少ない路地に差し掛かった所で電柱の下にポツリと座る一見地味な見た目だが綺麗な長い黒髪に整った美少女と言うに相応しい顔つきをした女の子がうつらうつらうたた寝をしていたのだ……
最初男はそれを気にも止めないかのように無視して通り過ぎたのだ少しばかり不思議に思います立ち止まる、それはそうだろうこれが夕方とかならまだしも
時刻は日付が変わろうとしているこんな時間に高校の制服を着た女の子が1人で電柱の下でうたた寝をしているのだ普通に考えておかしい。
そう思い男性はその子の方へ向き直って近くに歩み寄り肩を叩きながら「あの、えっと……そんな所で寝ると風邪ひくよ?家には帰らないの?」と聞いてみる、
すると少女は少し驚いた顔をしながらも首を横に振ってまた目をつむる、すると男性は少し焦りながら
「いやいやいや、ちょっと待てって!ダメだって女の子が1人こんな所で寝てちゃ!」と少女を起こし少し空を見て考えたあと「家にはどうしても帰りたくないの?」と聞いてみる、すると首を縦に振る少女「じゃぁ誰か頼れる友達とかは?」と聞いてみると今度は首を横に振る、すると男性がため息をつき何かを覚悟したかのように「じゃあ家に来るか?俺一人暮しだから……」と言ってみると少女は綺麗な目を丸くして驚きながらも頷いた、そして時間が少し流れ……
今に至る男性は声をかけて連れて帰ってきたは良いもののどうすればいいのか分からずとりあえずお茶の準備をする、少女もまた付いてきたは良いもののどうしたらいいか分からずそれを大人しく待つ、「はい、どうぞ…」お茶の入ったらコップを1つ少女の前に差し出しもう1つを啜りながら会話を試みる「えっと、俺の名前は黒川維弦なんだけど君、名前は?」と聞くと「は、はい!白井 華です!」と
声を裏返し驚きながら答える「えっと……じゃあ、華ちゃん……年は?」「16です!」「次、家はどこ?」
「えっと家は……」答えなくないのか家は……の後が出てこない、はぁ……とため息をつきながら「じゃあどうしてあんな所にあんな時間に1人でうたた寝してたの?」と聞いてみると華は自分に何が起きたのかを語り始めた。
「実は、お母さんが病気で中学三年の頃に死んじゃって……そのあと少ししてからお父さんがおかしくなっちゃって……お酒飲んでは私に怒鳴りながら、殴ったり、蹴ったり……まぁ、家庭内暴力ってのをし始めて…それでも父親ですし、仕事もして必要な事はしてくれてたから耐えてたんですけど、3ヶ月前くらいですかね帰って来なくなっちゃったんですよね…それで…とうとう家賃も払えなくって家追い出されちゃって…」と困ったようえへへっと笑ったあと肩を落とす。先程家を聞かれた時に答え無かったのは嫌だったとかそういうのじゃなく答えられなかったの方が正しいようだ、ただ維弦は少し疑問に思ったそれだけであんな時間にあんな所でうたた寝するほど路頭に迷うものなのか……と親戚し連絡してみたり友達や学校なんかに相談してみれば良かったのでは無いかと思ったからだなのでもう少し踏み込んで聞いてみる「誰か頼れる人居なかったのか?」すると華は少し何かを迷ったあと「私、学校でも嫌われてるんですよね……ほら、たまに居るじゃ無いですか、無愛想で笑わないような影みたいな感じの子……学校ではそんな感じの子なんですよね、そのせいで友達作るどころか少しいじめられたりもしてて…」維弦は少し驚いた仮にも自分と話してる時は少なくとも無愛想とは思えないほどしゃべるからだ、それを華に言ってみる「無愛想って……俺と話してる時は普通の子としか……」すると華はこう答えた「なんていうか……中学の頃は悩んで誰かに話そうか迷って話したんですよ……けど結局みんな分からないんですよね、華ちゃんは大変だね辛かったねって言ってくれる人は沢山いました……だけどなんにも解決しないしなんにも進まないそんな感じで慰められながら暮らしてくうちに私気づいちゃったんですよね……あぁ、きっと周りの人は私の事可哀想だとは思うけどそれだけなのかなって、話聞いて慰めてはい、おしまいってそれだったら話しても話さなくても同じだし私の気持ち分かってくれる人なんて居ないんだなって結局みんなめんどくさくなるような事はしないし手を差し伸べてくれる人も居ないんだってそしたら急に周りに興味が無くなって自分の悩み話すの馬鹿らしくなって、1人で本でも読んでた方が楽だったんですよ」華はどこか遠くを見ながらそう語ったすると維弦はこんな疑問をぶつけてみた「なら、なんで今はこうやって俺に話してくれてるの?」とすると華はこう答えた「さっきの話じゃ無いですけどね……みんなめんどくさく事には首突っ込みたくないんですよ、それが見ず知らずの他人なら余計に、だからあの電柱の下でどうしようか考えてる時に人は通るんですけど声掛けてくれたの維弦さんだけなんですよ?だからたとえ目が死んでるような人でも嬉しかったですし、結構見かけに寄らずお人好しなのかな?と、それにこういうのって案外全く知らない人の方がサラッと話せる物なんですよ、だから、聞いたからには私の事助けて下さいね?」と首を傾けながらニコリと笑った。
それを聞いた維弦は少し、思い当たる節があったようで理解したようだ、あぁきっとこの子も昔の自分と同じ同じなのだ、と周りに頼る人が居なくてまた話したとしてもその苦しみが理解される訳もなくましてや解決する事なんて無いことに気づいてるのだと……
そして同時にたまたまそれに自分が手を差し伸べた事に気づいた。
そうなるともう見て見ぬふりはする訳にはいかと思ったのか維弦はとりあえず居候する事は了承をした、
次に維弦が学校とかはどうするのかと思い聞いてみた所なんと自分のやりたいことは学校なんかに行かなくてもどうにでもなるからこの際辞めてバイトでもしようと言い出したまぁ、そこは親でもない自分が無理強いする義理もないし本人がバイトして稼いでくれるなら負担が減るので反対する理由もないのでそれもあるOKを出した。
すると華が「不束者ですがよろしくお願いします。」と頭を下げてきたので維弦も「こちらこそ。」と頭を下げた。
こうして行き場のない元女子高生とどこか人生に諦めを感じてる20歳男性の共同生活が始まった。
読んでくださってありがとうございます。
すごく読みずらかったし伝わりずらかったと思いますがこれから勉強しながらこの作品を1話書く事に上手くなってくつもりで勉強して精進したいと思っております。
前書きにも書きましたがアドバイス、感想など言ってくれるととても嬉しいです