第二章 『俺と君の・・・』 (1)
えっと・・・とうとう私の学校は夏休みが終わってしまいます
なので、更新も週二回できるかどうかになってしまいますが・・・それでも、よろしければこれからも読んでやってください
『返事送れてワリイ。明日は無理だから明後日でどうだ?』
そう返信して、携帯を閉じた
横のいつも俺の寝ているベッドには、つい数時間前に知り合った女の子が寝ている
「はあ・・・なんていうか、なんであんなこと言ったんだろう俺」
行った行動については、間違ったつもりはない
疑問に思っているのはその行動を行えた自分についてだ
前にも言ったと思うけど、俺は特別モテるわけでもなく女子と話すなんて機会、春を抜けばほとんどない
・・・なのに今回は、初めて会った女の子に『自分の家に来い』・・・なんて
いつもの俺にできるはずがない
散々考えてみたが、答えはでなかった
・・・・・この答えがわかるのは、これからずっと先のことになる
「・・・ん」
ちいさくそう言うと、女の子は寝返りをした
会った時とは違う格好だ
俺たちはマンションに着いた後、なんとなく気まずくて黙っていた俺に
「・・・・お風呂、貸してくれないかな?」
そういう彼女に、風呂の場所を案内した後、彼女に着せる服がないということで近くの深夜まで開いているような店で服を買ってきたのだ
『風呂から出たらこれ、着てもいいから』
そう書いた紙と一緒に服を、風呂の近くに置いてきた
その時に渡した服を今の彼女は着ている
その後、何か食べるものを買ってこようと思いコンビニに行っていた
帰ってきたときには彼女はもう、寝てしまっていたので彼女の分まで多くある食べ物をひとりのんびりと食べていた
「・・・・まあ、これからのことは明日考えよう」
そう思い、ソファーに寝そべる
これからは夏休みだ